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【この記事のエキスパート】
エステティシャン・美容ライター:寒川 あゆみ
大阪谷町九丁目エステサロンprivate salon Laule'a代表。
自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業のほか、美容ライター、講師、美容家として多岐に渡り活動中。
何かと肌荒れの起こりやすいマタニティ期。妊娠中はホルモンバランスが変化し、紫外線の影響を受けやすくなるといわれています。そのため紫外線対策はとても大事! この記事では妊婦さん向け日焼け止めの選び方と市販のおすすめ商品を紹介します。
妊婦は日焼け止めを使っていい? 胎児への影響は?
しっかり紫外線対策をしたいけれど、「妊娠中に日焼け止めを使ってもいいの?」「赤ちゃんへの影響は?」など心配になってしまいますよね。
実は、日焼け止めを塗ることで赤ちゃんに影響があるかどうかはまだきちんと分かっていません。しかし、日焼け止めは塗った方がいいとされています。理由は、妊娠中は紫外線の影響を受けやすくなり、日焼けもしやすくなるため。紫外線によるシミやそばかすをはじめ、色々な肌トラブルを引き起こす可能性があります。
ただし紫外線には、赤ちゃんの発育に必要な「ビタミンD」を生成する役割もあるので、肌の露出をなくすなど徹底しすぎた紫外線対策はあまりおすすめできません。妊婦さんのお肌に合った日焼け止めを使って毎日適切なケアをしましょう。
肌に優しい成分やUVカット効果をチェック!
妊婦さん向け日焼け止めの選び方
妊娠中はこれまでより肌が敏感になったり、刺激を感じやすくなったりします。ここからは、妊婦さんのお肌にも使いやすい日焼け止め選びのポイントを紹介します。
妊娠中の肌に優しい成分のものを選ぼう
妊婦さんは、肌荒れを避けるためにもできるだけ肌に優しい日焼け止めを選ぶことが大切。以下の項目をチェックしましょう。
紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル処方)がおすすめ
日焼け止めに含まれる紫外線をカットする成分には、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」があります。
「紫外線吸収剤」は白浮きしない、伸びがよい、紫外線カット力が高いなどのメリットがある一方、デリケートな肌には刺激になることがあります。対する「紫外線散乱剤」は肌のうえで紫外線をはね返す構造のため、肌への刺激が少ないのが特徴です。
そのため紫外線散乱剤を使ったものか、紫外線吸収剤不使用の「ノンケミカル処方」の日焼け止めを選びましょう。
香料、着色料などが無添加なものが安心
ホルモンバランスの影響により、妊娠前に使っていたスキンケアアイテムやコスメが肌に合わなくなることがあります。妊娠によって肌の状態が変化するため、自分の肌に合うものか成分を確認して選びましょう。
とくに、香料、着色料、アルコールなどの添加物は肌への刺激になってしまうことがあります。妊娠中で肌がデリケートになっているからこそ、化学物質などが少なめのものを選ぶのがベターです。
とくに「敏感肌向け」の日焼け止めは、デリケートな肌の人でも使用できる低刺激処方のものがそろっています。
シーンに合わせた「SPF」「PA」値を選ぶ
日焼け止めには、紫外線カット指数として「SPA」と「PA」があります。紫外線カット指数は商品によって異なるため、使用するシーンに応じた数値のものを選びましょう。以下が目安となります。
◆SPF30・PA++程度:ふだんのお出かけや仕事などのとき
◆SPF35~40・PA+++程度:公園遊びなど少しの間屋外で活動するとき
◆SPF50+・PA++++:炎天下やビーチで過ごすとき
香りが強すぎないかチェック
妊娠中は、ホルモンバランスなどの影響によって特定のニオイが苦手になる、ということがあります。とくにつわりのあるときには、ニオイをかいだだけで気分が悪くなってしまうことも……。
日焼け止めの香りが気になる場合は、無香料のものを選んでおきましょう。天然成分由来の香りがついている場合は、自分の苦手な香りでないかどうかもチェックすることが重要です。
落としやすさもチェック
妊娠中のデリケートな肌にできるだけ刺激とならないように、日焼け止めの落とし方もチェックしておきましょう。お湯や石けんでオフできるタイプなら、肌にも刺激にならずさっと落とせるため、妊娠中のふだん使いにも向いています。
一方、汗や皮脂に強いウォータープルーフ仕様のものはクレンジングで落とすものも多いです。ふだん使い用とレジャー用を使い分けるのも有効ですよ。
スプレータイプやミストタイプは避けよう
手軽にひとふきで紫外線対策ができる、スプレータイプやミストタイプの日焼け止めはとても便利です。ですが、日焼け止めがスプレーやミストになって飛び散るため、日焼け止めを吸い込んで体内に入ってしまう可能性があります。
妊娠中はできるだけ赤ちゃんに影響なく使えるアイテムを選びたい人も多いでしょう。塗る手間はかかりますが、ローションや乳液、クリームなどのテクスチャーのものなら、妊婦さんの体内に入る心配もありません。
迷ったときは赤ちゃん用の日焼け止めがおすすめ
「日焼け止めの種類が多すぎて、どれを選べばいいのか分かからない!」という方は、赤ちゃん用の日焼け止めを使うのもおすすめです。
赤ちゃんの肌は、大人の皮膚に比べて約1/3の厚みしかないため非常にデリケート。なので、日焼け止めをはじめとした赤ちゃん用のスキンケアアイテムは、低刺激性にこだわって作られているものが多くなっています。赤ちゃん用の日焼け止めなら、肌が敏感な状態のマタニティ期にも安心して使えるでしょう。
赤ちゃんが生まれたら、一緒に使えるので1つ持っておいても損はないでしょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)