ラーニングエージェンシーは7月27日、「管理職の意識調査」を発表した。調査は2019年12月16日~2020年3月27日、同社が提供する管理職向け研修の受講者1,070人を対象に行われた。

調査結果は以下の通り。まず「管理職としてどのような悩みを持っているか」を尋ねたところ、「部下の育成」(50.5%)、「チーム・部門の運営」(24.9%)、「時間の不足」(21.7%)、「部門の成果達成」(21.4%)、「部下とのコミュニケーション」(19.6%)、「人事評価・フィードバック」(18.6%)、「会社の業績・将来」(18.1%)、「自分の専門的能力の向上」(18.0%)、「部門目標・個人目標の設定」(16.4%)、「自分の将来」(15.4%)、「上司とのコミュニケーション」(13.7%)、「自身のストレスマネジメント」(12.7%)、「特に悩みはない」(2.7%)、「その他」(1.9%)という結果に。

  • 管理職としてどのような悩みを持っているか

そして、「部下の成長度合いをどう感じているか」聞いたところ、「非常に成長している」(3.0%)、「成長している」(57.8%)、「あまり成長していない」(27.9%)、「成長していない」(3.1%)、「分からない」(8.2%)となっている。

  • 部下の成長度合いをどう感じているか

さらに、「部下との月間のコミュニケーション時間」を聞くと、「~1時間」(24.4%)、「2~5時間程度」(41.3%)、「6~10時間程度」(16.1%)、「11~15時間程度」(9.9%)、「16~20時間程度」(4.3%)、「21時間~」(3.9%)という結果となっている。

  • 部下との月間のコミュニケーション時間

そして、部下の成長度合い別に部下とのコミュニケーション時間を見ると、「部下が非常に成長している」と回答した管理職は、「部下とのコミュニケーション時間が6時間以上の割合」(45.8%)となり、その他の回答者よりもコミュニケーション時間を長く取っている傾向だった。

  • 部下の成長度合い別に部下とのコミュニケーション時間