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【この記事のエキスパート】
整理収納コンサルタント/暮らしコーディネーター:瀧本 真奈美
株式会社クラシングR 代表取締役
化粧品会社勤務、看護師を経て転職。
整理収納コンサルタント、住宅収納スペシャリスト、時短家事コーディネーター(R)expert他、資格有。
出版書籍6冊、掲載誌は130冊を超える。
専門家として「サタデープラス」「ZIP!」「ラヴィット!」などメディア出演も多数。
SNS総フォロワー19万人のインフルエンサーとして暮らしを提案、執筆、講演、SNSコンサル業務、ショップ経営など幅広く活動している。
テレワークなどで自宅で過ごす時間も増え、長時間座っていることが多くなりました。オフィスチェアやパソコンチェアのなかには、腰痛対策の工夫がされているものがあります。この記事では、腰痛対策ができる椅子の選び方とおすすめ商品をご紹介。腰に負担のかからない椅子をピックアップしています。
合わない椅子が腰痛悪化の原因に?
テレワークなどおうちで過ごす時間が増えるなかで、座っている時間も増えて腰痛に悩む人もいることでしょう。
合わない椅子に誤った姿勢のまま長時間座り続けることで腰に負担がかかり、もともと腰痛がある人は悪化してしまう可能性があります。腰の痛みのせいで仕事の効率がおちたり、プライベートの時間も「腰が痛い……」と気をとられてしまうことも。
オフィスチェアやゲーミングチェアのなかには、腰への負担が少なく自然と正しい姿勢にしてくれる設計の椅子があります。対策のひとつとして、腰痛対策ができる椅子を取り入れてみてはいかがでしょうか?
腰痛対策をしたい人向けの椅子の選び方
ここからは、腰痛対策ができる椅子の選び方をご紹介します。腰に優しい椅子を選ぶための参考にしてみてください。ポイントは下記の6つ。
【1】使い方や好みのタイプ
【2】椅子の高さ
【3】サイズ・重さ
【4】耐荷重・クッションの耐久性
【5】機能面
【6】使用感
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】使い方や好みに合わせてタイプを選ぶ
腰痛対策用の椅子のなかには、大きく分けて4つのタイプがあります。自然と正しい姿勢で座れる工夫がなされたものや、疲れにくさを重視したものなど、それぞれに特徴がありますので、自分の好みのタイプを探してみましょう。
オフィスチェア|在宅ワークなどでパソコン作業がメインの人に
在宅ワークなどでパソコン作業が多い人には、オフィスチェアがおすすめです。座面は適度なクッション性がありデスクワークにはぴったりのタイプ。基本的なリクライニング機能、座面の昇降調整がついています。まだ腰痛に困ってはいないけれど、今後の腰への影響を考え自分に合った調節ができるチェアが欲しいという人におすすめです。
ゲーミングチェア|ゲームなど長時間の作業におすすめ
ゲームなど長時間座った状態で作業をする人におすすめなのがゲーミングチェア。元々長時間座ることを目的に設計されているため、正しい姿勢を維持しやすく身体への負担やストレスが少ないことが特徴です。頭部、背部、腰部、座部など身体全体をサポートしてくれるので疲れにくく安心感があります。
バランスチェア|腰に負担をかけず正しい姿勢になれる
常に正しい姿勢を意識してできる限り腰への負担を減らしたい人におすすめなのがバランスチェアです。基本的には背もたれがなく、膝あてがついているタイプなどがあります。ただ腰がホールドされているわけでもなく、あくまで姿勢を意識するためのきっかけであり、長時間使用しているとどうしても自分の楽な姿勢になってしまいがちなので自分でも意識をすることが必要です。
座椅子|座卓で仕事や勉強をするときに
座椅子タイプは座卓で在宅ワークや勉強をする人、床座暮らしの人におすすめです。腰痛対策用の座椅子は一般的なものとは異なり、腰部に工夫を凝らしている商品が多く、自然と背筋がS字曲線になるような設計に作られています。座椅子は移動させる頻度が多いと思うので、持ち運びしやすい重さかどうかをチェックしておくといいでしょう。
【2】テーブルの高さに合わせて椅子の高さも確認
正しい姿勢を維持するためにも使うテーブルに合った椅子の高さを選ぶことは大切です。
テーブルと座面の高さの差は「(身長×0.55)÷3cm」の計算式で求めます。身長に0.55をかけるのは座高を求めるためで、座高cm÷3cmが好ましいテーブルと椅子の差になります。
また、座ったときに足の裏全体がむりなく地面につき、腰と両足裏で体重の分散がおこなえるとよいです。低い椅子ならいいというわけでもないので、高さをこまかく調節できる椅子を選びましょう。
【3】使う場所に合わせてサイズ・重さを選ぶ
腰痛対策用の椅子はさまざまな部位が可動するものが多く、背もたれを倒したときや座り心地の調節をしたときにスペースに余裕があるかなど、サイズ感もしっかりチェックしましょう。
座椅子タイプは、部屋を移動して使用することも考えて、なるべく軽量で持ち運びしやすいものを選ぶといいでしょう。
【4】耐荷重やクッションの耐久性にも注目
耐荷重を調べるのも大切なポイントです。腰痛対策用椅子のなかには、座面などがコンパクトに設計されているものもありますので、耐荷重や適応体重などを事前に調べておくといいですね。
また、本体やクッション部分の耐久性にも注目。クッションは、腰への負担を軽減するためにも重要なポイントです。長年使用しているとクッションが沈んでしまうなど、腰痛を悪化させる原因にもなり得ます。なるべく耐久性の高いものや、長期保証がついている商品を選びましょう。
【5】使いやすさを考えて機能をチョイス
体型や体格は人それぞれ。そのため多くの腰痛対策椅子には調節機能がついています。そこで、どのような調節機能がついているのか注目してみましょう。
リクライニングなどこまかい調節ができるもの
ハイバックタイプの商品はリクライニングの調節ができるものがほとんどですが、さらに腰をサポートする部分が調節できるもの、座面の位置や角度調節機能を備えているものもあります。なるべくこまかい調節機能があると自分の身体に合わせやすく、体型が変化したときにも対応できるので長く使えるでしょう。
疲労感の緩和にはアームレストもあるとよい
アームレスト(ひじ掛け)は新幹線や映画館などの椅子でも見かけますよね。
アームレストで腕の重さを支えることで体重の負荷を分散し、肩・背中・お尻にかかる負担をやわらげることができます。
アームレストに腕を置いたときにちょうどよい角度は90度なので、位置を調節できるものがよりよいです。また、机に収納するさいにたためると便利です。
【6】実際に座って自分の身体に合う椅子を選ぶ
椅子はいくつ持っていてもよいというものでもありませんので、購入してから自分の身体に合わなかった……となるのは避けたいですね。
インターネットで椅子を購入する前に、できればショールームなどで座り心地を試してみましょう。大型家具店なら、複数のメーカーの椅子を取り扱っているところもあります。どうしてもお目当ての商品が試せない場合には、通販サイトなどでユーザーの評判や口コミなどを確認するのもひとつの手です。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)