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【この記事のエキスパート】
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家:荒井 裕介
ブッシュクラフト、狩猟、ULスタイル、沢登りなど様々なアウトドアに取り組む。海外生活の経験もあり銃器やトイガンにも造詣が深い。
アウトドア料理やビンテージアウトドアアイテムのレストア、道具作りにも造詣が深く自作アイテムのみでの山行も行う。
フェールラーベンのアンバサダーとしても活動している。
雨風に強く耐久性にすぐれているハリケーンランタンはキャンプの夜を過ごすのに大切なアイテム。オイルランタン独特の明かりやビンテージ調のおしゃれなデザインもサイト全体の雰囲気をよくしてくれます。この記事ではハリケーンランタンの選び方とおすすめ商品を紹介します。
ハリケーンランタンとは
嵐が来ても消えないというハリケーンランタン。灯油を燃料とした非加圧式のランタンで、特殊な構造から火が消えにくくなっています。
金属製のオイルタンクのボディにガラス製のホヤがついていて、ホヤのなかの芯に灯油を染み込ませて火をつける仕組みです。ほかのランタンより光量は少なめですが、静かにゆらゆら揺れる炎は、眺めている人の心を落ち着かせてくれます。
アンティーク調でレトロなたたずまいも存在感があります。部屋に置いておくだけでインテリアになるのも魅力のひとつでしょう。
明るさ・燃焼時間・デザイン・燃料
ハリケーンランタンの選び方
ハリケーンランタンの選ぶ際のポイントを紹介します。
【1】使用シーンを想定した明るさ
【2】燃焼時間
【3】素材
【4】燃料
それぞれについて具体的に解説していきます。
【1】使用シーンを想定して明るさを選ぶ
ハリケーンランタンの明るさは芯の幅が広いほど、炎が大きくなって明るくなります。芯は大きさによって2~7分芯まであり、2分芯で幅6mm、7分芯で幅21mmです。
芯の幅が広くなるほど明るくなりますが、その分ランタン自体も大きくなって消費する燃料も多くなります。どのような用途に使うのか、そのとき必要な明るさがどのぐらいなのかを想定して芯の太さを決めましょう。
【2】必要な燃焼時間を考えてタンク容量を決める
連続での燃焼時間は、芯の幅とタンク容量によって決まります。340mlであれば燃焼時間は20時間なので、1泊のキャンプであればじゅうぶんでしょう。2泊のキャンプであれば、燃焼時間約24時間ある500mlのタンクがおすすめです。もちろん小さなタンク容量を選んだ場合も、燃料を継ぎ足せば何泊も使用できます。
継ぎ足しを面倒と感じるかどうか、何泊のキャンプで使用するのかやコンパクトさを重視するかなどで決めるといいでしょう。
【3】ランタンの素材を好みで
ハリケーンランタンの素材には、特殊鉄板製、ブロンズ製、真鍮製などがあります。特殊鉄板製は強度があり耐久性が高いという特徴があります。お手入れもかんたんなので実用性を重視するなら特殊鉄板製がいいでしょう。
ハリケーンランタンを使う目的が雰囲気やデザインをより楽しむということであれば、ブロンズ製や真鍮製がおすすめです。ブロンズ製や真鍮製は、特殊鉄板製に比べるとお手入れに手間がかかる場合があります。しかし、長く使うほどに味わいが増すので愛着も沸き、お手入れの時間が楽しみのひとつになるかもしれません。
【4】機能性かコスパで選べる燃料!
燃料はおもに灯油ですが、パラフィン系オイルが使用できるものもあります。灯油のメリットは値段が安いこと。デメリットはススが発生することと、においがあることです。ススが発生するためお手入れも必要になります。
パラフィンオイルは灯油に比べると値段は高くなりますが、においやススの発生が抑えられるのがメリットです。ほかにも燃費消費が少なく、好みの色の炎がつけられたり、虫よけ効果のあるタイプが選べるレインボーオイルも使用できます。
コスパを重視するなら灯油を、機能性を重視するならパラフィン系オイルを選ぶようにしましょう。
山岳写真家からのアドバイス
燃料補充は適度に行なう
【エキスパートのコメント】
ハリケーンランタンの優しい光は魅力的ですね。光量にさほど差はありませんが、デザインや風貌、タンク容量が異なるものがあります。
燃料補充を適度に行なうことが、ランタン芯の寿命を長くすることにも繋がります。タンク容量が多いものを選ぶのもポイントになりますね。