今年注目は? トレンドシューズについて聞く

このコロナ禍で、新年度のスタートに合わせて買う予定だった新しい革靴を買いそびれてしまった方も多いのではないでしょうか。そこで最後に、今年注目のトレンドとなっている革靴を教えてもらいました。

「若い方にオススメしているのは、スワールトウ(両サイドの縫い目がつま先まで伸びるデザイン)です。スタイリッシュなスーツをお召しの方なら、履いて頂いたときに足元がシャープに見えます。紐靴のタイプ、あるいはモンクストラップもあります。スタンダードなブラックのほか、2足め、3足めとしてお考えなら、ワイン系、茶系でバリエーションを増やしていくのも良いですね」。

  • こちらがスワールトウ。つま先まで流れるようなモカ(糸飾り)が特徴です

もちろん業種や企業風土によっても、オススメの靴は変わってくるとのこと。「例えば、クールビズを推奨している企業ならスリッポンはいかがでしょうか。ベリーショートのソックスと合わせれば、見た目にも涼しさが感じられます。ジャケット・パンツスタイル、デニムやチノパンにも合いますね」。意外なところでは、秋冬のイメージが強いスエードも『春夏の商品』として人気なんだとか。「毛足が短いタイプなら、暑苦しいという印象はありません。好んでお召しになる方も増えています」(渡辺店長)と話していました。

  • 毛足が短いスエードなら、春夏のシーズンにも履ける、と渡辺店長

リーガルコーポレーションの店舗での新型コロナウイルス対策

ところで、新型コロナウイルスの感染拡大を予防するべく、リーガルコーポレーションでも『スタッフの衛生管理』『店内の消毒強化』『充分な距離の確保』を徹底するなどの取り組みを行っているようです。「お客様には事前にご案内する形になりますが、作業中にお客様に話しかけないようにしています。スタッフはこまめに検温し、手洗いと消毒を徹底しています。棚、靴べら、椅子なども消毒を強化しています」(渡辺店長)。

  • 新型コロナウイルスの感染拡大を予防する取り組み


前編・後編と2回に渡って、リーガルのパターンオーダーシューズについて紹介してきました。店舗スタッフが丁寧に応対してくれる安心感は、老舗ならではと感じた次第です。リーガルの専門店、リーガルシューズは30年~40年を超える店舗も多く、親子3代にわたって利用しているというお客さんも少なくないそうです。

後編の取材にともない、現場に同行したリーガルコーポレーション 販売促進部 広告宣伝課の深澤順一氏は「定期的にメンテナンスすれば、長く快適に履き続けられる、そんな靴を我々は販売しています。お客様の靴に関するお悩みなどがございましたら、ご遠慮なくご相談ください。解決策をご提案させていただきます。その安心感と信頼感をブランドとして大事にしています」と話していました。