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【この記事のエキスパート】
日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート:石関 華子
埼玉県出身、高知県在住。一児の母。慶應義塾大学文学部仏文科卒。三越日本橋本店の洋酒担当を経てワインやビール、ウィスキーなどの洋酒全般の知識を培い、2016年、J.S.Aワインエキスパートの資格を取得。
現在はOffice Le Lionの代表として、高知県内のワイナリーのアドバイザーやワイン検定の講師を務める一方、ワインに関連する記事やコラム等の執筆も多数手がけています。2019年、日本ソムリエ協会高知支部副支部長に就任。
数あるシャンパンの中でも最高峰とさえ讃えられる「クリュッグ」。伝統的な製法を現代まで受け継ぎ、世界で広く支持されています。この記事では、クリュッグシャンパンの特徴やぶどうの品種ごとの違い、おすすめ商品、そして選び方などをご紹介。ぜひ一度味わってみてください。
クリュッグの魅力とは
シャンパンの帝王ともいわれる「クリュッグ」は、1843年にヨーゼフ・クリュッグという人が創業したメーカーの名称です。
畑それぞれの区画の特徴を活かし、区画ごとに収穫されたブドウを異なる樽で熟成。その後、150種類以上ものワインをブレンドし、さらに7年もの長きにわたる熟成を経て、クリュッグならではの深みのある複雑な味わいが生みだされているのです。
このような製法が創業以来ずっと変わらずに受け継がれており、一切の妥協をも許さない姿勢が貫かれています。世界中のワイン愛好家が認めるクリュッグの品質の高さは、このようなシャンパン造りへの徹底的なこだわりの賜物とも言えるでしょう。
代表的なぶどうの品種の特徴・違い
クリュッグシャンパンに使用されているおもなブドウ品種は「ピノ・ノワール」「シャルドネ」「ムニエ」の3種類です。その年のブドウの出来具合などのさまざまな要因によってブドウのブレンド割合が変わってくるので、ブドウ品種の配合率に目を向けて選ぶというのもいいでしょう。
なお、ピノ・ノワールとムニエは黒ブドウの品種ですが、シャンパンを造るときは、やさしくブドウを潰して出た果汁だけを使用しているので、白ワインにほんのりピンクがかったような色になります。
深い味わいのピノ・ノワール
ピノ・ノワールはフランスのブルゴーニュ地方が原産の赤ワイン用のブドウ品種。赤い果実やバラなどを思わせる華やかな香りと、やや酸味が強く渋みが控えめなエレガントな味わいが特徴です。
ピノ・ノワールの割合が高いシャンパーニュは、豊かなコクのある、豊潤で深みのある味わいに仕上がります。そのため、鶏肉や豚肉などを使った肉料理とも相性良好です。
なお、ピノ・ノワール100%もしくはピノ・ノワールとムニエだけで造られたシャンパーニュのことを「ブラン・ド・ノワール」と言います。これは、直訳すると「黒の白」という意味ですが、ピノ・ノワールとムニエが赤ワイン用のブドウ品種(黒ブドウ)であることから、「黒ブドウから造られた白(シャンパーニュ)」ということを表しています。
ピュアですっきりした味わいのシャルドネ
シャルドネはピノ・ノワールと同じくフランスのブルゴーニュ地方が原産の白ワイン用のブドウ品種。産地や製法により、特徴の異なるワインを生み出す品種です。シャンパーニュ地方のような冷涼な気候のもとでは、柑橘類のような香りのある、酸味の豊かなすっきりとしたワインを生み出します。
そのため、シャルドネの割合が高いシャンパーニュは、ピュアですっきりとした味わいに仕上がり、レモンを絞った牡蠣や、スモークサーモン、ムニエルなどの魚介料理とは抜群の相性です。
なお、シャルドネ100%で造られたシャンパーニュのことを「ブラン・ド・ブラン」と言います。直訳すると「白の白」、つまり「白ワイン用の品種(白ブドウ)から造られた白(シャンパーニュ)」ということを表しています。
マイルドなフルーティーさが魅力のムニエ
フルーティーな香りが特徴の赤ワイン用のブドウ品種です。ムニエはフランス語で「粉屋」という意味があり、これはムニエの葉の裏側の白い産毛が粉のように見えることから呼ばれるようになったとか。
寒さに強い品種のため冷涼なシャンパーニュ地方でも育てやすく、味わいにも高級感を与えると評価されています。ムニエが多く配合されているシャンパンは、マイルドなフルーティーさと、さわやかでフレッシュな印象を感じられるでしょう。
ブレンドなら品種の割合を確認してみよう
多くのシャンパーニュは、生産者の理想とする味わいに近づけるため「ピノ・ノワール」「シャルドネ」「ムニエ」をブレンドして造られています。たとえば、コクのあるシャンパーニュがお好みの方は「ピノ・ノワール」と「ムニエ」の割合が高いものを選ぶと好みに合いやすいでしょう。
ブレンドの割合からある程度の味わいの傾向を見出すことができるので、ぜひ注目して選んでみてください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)




