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【この記事のエキスパート】
フリーエディター&SUV生活研究家:山崎 友貴
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に。登山やクライミングが趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて連載中。悩みは増え続けるアウトドア用品などの遊び道具の収納場所で、愛車のJeepラングラーもすっかり倉庫代わりに。昨今は車中泊にもハマり、住居をキャンピングカーに変えるか真剣に悩み中。
クライミングやボルダリングに欠かせないチョークバッグ。チョークに限らず、小物などの持ち運びにも便利です。本記事では、チョークバッグの選び方とおすすめ商品を紹介します。腰付け・置き型をタイプ別に幅広く紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
使い方や用途を紹介
チョークバッグとは?
「チョークバッグ」とは、クライミングやボルダリングをする際、手の滑りを予防する「チョーク」を入れるためのバッグのこと。バッグの開口部が広いので、中身が見えやすく取り出しやすいのが特徴です。
アウトドアアクティビティには欠かせないものとなっていますが、ウエストポーチと似た役割も果たしてくれます。なので、携帯や小物を入れておくバッグとしても使えます。そんなチョークバッグの選び方をまずはご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
チョークバッグの選び方
それでは、チョークバッグの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】チョークバッグのタイプで選ぶ
【2】ナイロンやポリエステル素材がおすすめ
【3】巾着型が使いやすい
【4】ジップポケット付きなら小物を収納できる
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】チョークバッグのタイプで選ぶ
チョークバッグは、床において使用するタイプと、腰に付けて使用するタイプの2種類に分けられます。使用する際の用途によってどちらのタイプを購入するのかを決めましょう。
置き型タイプ|ボルダリング用に
置き型タイプのチョークバッグは、開口部が広いのが特徴です。両手がすっぽり入るので、ボルダリング前のチョークアップがしやすいのがポイント。また、一緒に登るチームメンバーと共有できるのもメリットです。ただし、大きさがあるのでクライミング中に身に着ける用としては向いていません。
腰付けタイプ|クライミング用に
腰付けタイプは体に身に着けたままクライミングでき、途中でチョークを付け足すことができます。長時間のクライミングには重宝するでしょう。取り付け方法としてはカラビナやベルトなどがありますが、ベルトの方が安定感があります。
【2】ナイロンやポリエステル素材がおすすめ
チョークバッグはすぐに汚れてしまうので、汚れても洗い落としやすいナイロン・ポリエステル素材をおすすめします。どちらの素材も衝撃性と引張性に強く、シワになりにくい特性を持っているので、チョークバッグにぴったりの素材です。
岩肌の土埃をはらうためのブラシ用ポケットがついたものもおすすめです。
【3】巾着型が使いやすい
チョークバッグは開口部が大きいほど、片手でも使用しやすいです。なかでもおすすめなのが巾着タイプ。簡単に開け閉めでき、スムーズにチョークを取り出せます。また、生地に厚みがあるものは型崩れしにくく、あけっぱなしでも中身が飛び出しにくい作りになっています。
【4】ジップポケット付きなら小物を収納できる
クライミングでチムニーやルンゼといわれる非常に狭い隙間などに入った際、バッグが引っかかってしまうととても危険です。そのため、外側に余計な突起がないシンプルなデザインのものだと安心です。
またジップポケット付きだと、スマホなどの小物を収納するのに便利です。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
サイズや素材に注目して選びましょう
チョークバッグは使用頻度が高いものではありませんが、片手で手を差し込んだときに拳が出し入れしやすいかがポイントです。手の大きな方が小さなバッグを買ってしまうと、チョークアップするのが大変だからです。
素材も重要。外岩を登るなら、岩との摩擦に強い素材を選ぶのもポイントです。堅牢性のある素材なら、粉で汚れたバッグをそのまま洗濯機で丸洗いすることもできます。
チョークバッグの人気ブランド
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス )
ザ・ノース・フェイスは、アウトドア用品や衣服、登山用具の製造・販売を手掛けるアメリカ合衆国で生まれたブランドです。日本でもアウトドアの「王道ブランド」として人気ですよね。街でもフィールドでも使えるウエアやカバンなど多く展開しているのも魅力の一つ。
ザ・ノース・フェイスが手掛けるチョークバッグは、大きなロゴが特徴でクライミングスポーツ用のチョークバッグとしてだけではなく、カジュアルなショルダーバッグとしても使える仕様になっています。ちょっとしたサブバッグをお探しの方にも検討していただきたい商品です。
マムート(MAMMUT)
マムートは、1862年創業のスイスを代表する登山用品ブランド。「MAMMUT」はドイツ語でマンモスを意味し、ブランドロゴに採用されています。高品質で安全性と機能性に特化した製品は、世界40カ国の国と地域で高い人気を誇っています。商品のラインナップが豊富なので、なにを選べばいいか分からないという方は、まずマムートの商品をチェックしてみてください。
ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
ブラックダイヤモンドは、アメリカ・ソルトレイクシティを拠点とする登山用品メーカー。名の知れたブランドでありながら、比較的安い価格で販売されており、コスパが高いのも魅力。シンプルかつ使いやすい設計なので、初心者の方にもおすすめです。
アークテリクス(ARC'TERYX)
カナダ・ノースバンクーバーで設立されたアークテリクス。社名とブランドロゴは、始祖鳥がモチーフになっています。チョークバッグは、強度の高いブリムが特徴。スムーズにチョークアップでき、開けっぱなしで使うことができます。ジッパー付きポケットやブラシホルダーも装備されており、スタイリッシュなデザインも人気があります。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)