JR東日本東京支社は24日、四ツ谷駅に周辺の史跡案内や江戸城外堀と鉄道の歴史などを紹介する「江戸城外堀史跡展示広場 -外堀と鉄道-」を6月29日の初電から開設すると発表した。

  • 江戸城外堀史跡展示広場(イメージ)

四ツ谷駅は史跡「江戸城外堀跡」の範囲に建築されており、JR東日本では史跡に配慮して駅の工事を行うとともに、史跡を紹介する取組みを実施している。「江戸城外堀史跡展示広場 -外堀と鉄道-」も取組みの一環として開設される。

「江戸城外堀史跡展示広場 -外堀と鉄道-」は、史跡の写真や解説文を載せたパネル展示を行う広場として整備され、四ツ谷駅周辺の史跡案内、江戸城外堀と鉄道の歴史として外堀の構築(江戸時代)、甲武鉄道開業(明治時代・大正時代)、復興と発展(昭和時代から現代)を紹介。甲武鉄道のシンボル「甲(かぶと)」のレプリカも展示する。場所は四ツ谷駅の四ツ谷・麹町口改札外コンコースにあり、6月29日初電から開設される。

  • パネル展示(イメージ)

その他、麹町口出口周辺に「四谷門枡形石垣に用いられた石材」「現存する四谷門の枡形石垣」の解説板を6月29日から設置し、同日から約1カ月間、中央快速線などの車内のトレインチャンネルにて、「史跡および史跡広場」の紹介ムービーを配信する。