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【この記事のエキスパート】
看護師兼ライター:ゆみ かおる

看護師兼ライター:ゆみ かおる

10年以上病院や施設、クリニック等で看護師として勤務。
現在は看護師をしながら兼業ライターをしています。なかでも小児科領域で働いた期間が長く、保育園勤務の経験や学校行事の引率などで子どもやその家族と接することが多いです。
看護師向けメディア以外でも、子育てに関するメディアなどで執筆・監修者としても活動中。


寝ている赤ちゃんの頭を支えてくれるベビー枕。赤ちゃんの絶壁など、頭の形や向き癖、吐き戻しなどが気になるママやパパに取り入れてほしいアイテムです。この記事では、選び方とおすすめ商品を紹介。通販の人気ランキングや口コミも掲載しています。

新生児の向き癖・絶壁・吐き戻し対策に!
ベビー枕って必要? いつからいつまで使える?

出典:Amazon

「赤ちゃんに枕は必要?」と思う方もいますよね。新生児は背骨がC型に曲がっているため、大人と違って枕を使わなくても負担なく眠ることができます。

ではどんなときにベビー枕が必要かというと、赤ちゃんの頭の形や向き癖が気になるとき、絶壁や吐き戻しの対策をしたいときなどです。枕を使用することで赤ちゃんの寝姿勢をサポートして向き癖を治したり、頭の高さをあげることでミルクの逆流を防いだりすることができます。

対象年齢は商品によりさまざまですが、基本的には新生児など低月齢から使えます。いつまで使うかについては、寝返りをし始める6カ月頃には使わなくなるママもいれば、子どもが2歳頃まで使っているママも。とくに明確な決まりはありません。

ただし、乳幼児突然死症候群(SIDS)を防ぐために、新生児や低月齢の赤ちゃんの周りには、枕などのやわらかいものを置かないことが推奨されています。枕を使用するときはそばで見守るようにしましょう。

頭の形を整える!
ベビー枕の選び方

ここからは、ベビー枕の選び方を紹介します。

枕の形状から選ぶ

ベビー枕の形状は、大きく分けてドーナツ型、くぼみ型、傾斜型があります。ベビー枕を使いたい目的に応じた形のものを選びましょう。

向き癖や絶壁防止に役立つのは「ドーナツ型・くぼみ型」

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生まれたばかりの赤ちゃんの頭はとてもやわらかく、同じ方向ばかり向いて寝ていると片方の頭が平らになってしまうことがあります。そんな「絶壁」が気になる方には、赤ちゃんの頭を支える形のドーナツ型やくぼみ型のベビー枕を取り入れるのがおすすめ。

ママやパパがこまめに赤ちゃんを確認できる時間に使いましょう。

ミルクの吐き戻し防止に役立つのは「傾斜型」

母乳やミルクを飲んだあと、赤ちゃんは吐き戻しをしやすいもの。飲ませたあとに横にさせると、胃から母乳やミルクが逆流してしまうためです。

そんな吐き戻しをしやすい赤ちゃんには、傾斜のついた形のベビー枕がおすすめ。赤ちゃんの上半身を起こした状態になるので、吐き戻しを防げます。

肌に優しいカバー素材を選ぶ

肌がデリケートな新生児や低月齢の赤ちゃんが使用するものなので、肌触りがよく肌に優しいカバーが使われている枕を選びましょう。

「綿100%」なら赤ちゃんの肌にやさしい

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赤ちゃんの肌着の素材にも多く採用されている綿は、ふんわりとした肌触りと吸水性の高さが特徴の天然素材です。赤ちゃんの寝汗を吸収し、やわらかい肌触りが続きます。

また、綿素材のなかでも今治タオルのようなとくに吸水性の高いものや、オーガニックコットンを使ったものもあります。できるだけ肌にやさしいものを選びたいときにも向いています。

「パイル地」なら吸水性抜群

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パイル地とは、一般的にタオル素材に使用される織り方です。綿の糸をループ状に織り上げているため、ふわふわとしたやわらかい肌触りが特徴。赤ちゃんのやわらかい頭もふんわりとやさしく包んでくれます。

また、ループ状で糸の面積が大きめのため、吸水性が高くなっています。寝汗が多い赤ちゃんも、寝ているときに枕でべたつくことがないでしょう。

「ガーゼ」なら洗濯に強く乾きやすい

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ガーゼとは、甘撚りの綿糸を縦、横ともに粗く織った素材です。速乾性にすぐれているため、吐き戻しなどでベビー枕が汚れてしまっても、洗濯してすぐに乾きます。

平織の素材のため肌当たりがやわらかく、赤ちゃんのデリケートな肌にもやさしいです。ガーゼ素材の場合、1枚では薄いためダブルガーゼなどで重ねて作られた素材が多くなっています。

「メッシュや竹繊維」ならいつでもサラサラに保ってくれる

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目の粗いメッシュ素材のベビー枕のカバーは、速乾性が高いのが魅力。夏場でなくても汗っかきな赤ちゃんの枕の寝汗が気になる人も多いでしょう。メッシュ素材ならいつでもサラサラ、汗によるむれも起きにくくなっています。

寝汗対策のほか、夏場に使用したいなら冷感枕カバーが採用されたものもあります。赤ちゃんが暑くなく快適に眠れる素材を選びましょう。

中の素材にも着目

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ベビー枕は、中身につめものとしていろいろな素材が使われています。ふかふかで赤ちゃんの頭が沈むような枕は赤ちゃんの口が塞がれてしまう恐れがあるので、注意するようにしましょう。

各素材の特徴は以下で説明するので参考にしてください。

●軟質ウレタンフォーム
軽くてやわらかく、クッション性が高い素材。しかし適度な反発力もあり自然な寝返りをサポートしてくれます。枕やクッション、椅子などに多く採用されています。

●ポリエステル綿
ふんわりとやわらかく、通気性が高くムレにくい素材。丸洗い可能で洗濯後も乾きやすいので、お手入れも簡単です。

●3Dポリゴンメッシュ
たて、横、ななめ、浮く、沈む動きなどにもフィットするポリエステル製の三次元構造体。首がまだすわらない、新生児や生後生後1カ月など低月齢の赤ちゃんの頭もぐらつかず、やさしくフィットします。

●ジェルトロン
体圧分散性や体のズレの吸収性、通気性、耐久性、衛生特性にすぐれた高級素材。頭を支えるサポート力が高く、絶壁頭の対策になるという声もあります。

丸洗いできる? お手入れのしやすさもチェック

吐き戻しやよだれなどにより、ベビー枕は汚れやすいものです。汚れたときでもお手入れしやすいベビー枕を選ぶと、衛生的に使用できます。

ベビー枕のカバーを外して丸洗いできるものなら、気軽にカバーだけを洗濯できます。また、ベビー枕本体も丸洗いできるものを選ぶと、カバーの下までしみ込んでしまった汚れもしっかり落とせます。洗ったあとにすぐ乾く素材のものなら、毎日洗うこともできますよ。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)