祐3さん(@yuyu30409)がツイッターに投稿した画像が話題です。写っているのは、祐3さんの右足。そのすぐ横に刺さっているのは……?
無宗教な私が『神様ありがとう』と何度も感謝した今日の一面。(@yuyu30409より引用)
床に刺さっているのは、細かな切り抜きなどで使われる「デザインナイフ」。祐3さんは“モデラー”というお仕事をされており、作業台から転がり落ちたデザインナイフが、間一髪、足のすぐ横の床に突き刺さったんだそうです。
一般の感覚からするととてつもなく恐ろしい出来事なのですが、モデラーさん界隈ではよくある出来事なんだとか。祐3さんにお話を伺いました。
――まず初めに、“モデラー”というお仕事について伺いたいのですが……
「一言でいえば、模型を作る仕事です。ただモデラーと言っても様々な仕事があります。プラモデルやガレージキットなどの原型製作をする『原型師』や、完成見本を塗装する『フィニッシャー』、模型雑誌にて作例と記事を作る『ライター』などがあります。
私の場合はライターをたまに請負いつつ、中心としているのは『製作代行』です。
製作代行とは、ガレージキットや模型などを組み立てる技術や環境がない購入者から依頼を受け『理想の模型』を技術と経験、道具を駆使し代わりに製作し完成させるというものです」。
――とても幻想的で、それでいて細かな造形がとてもリアルな作品で、とても迫力を感じます……。ちなみにツイートに付いたリプを見ていると、デザインナイフだけでなく「ピンセットが足に刺さった」などの報告がたくさん寄せられていました。モデラー界隈では「あるある」な出来事なんでしょうか?
「先の尖ったピンセットやニッパー、ピンバイスと呼ばれる細いドリルなどが足に刺さるのは、モデラー界隈ではあるあるな出来事ですね……。
デザインナイフに関しては、漫画家もトーンを切り出す作業に用いるそうで、デザインナイフ含めGペンが刺さることがあるらしいです。
作業に集中していると、どうしても道具を出しっぱなしにしてしまい、手に引っ掛けたり転がしてしまったりと、落としてしまうことがあります。本当に注意が必要ですね……。今回私は日頃から道具を大切にすることを心掛けているので、日頃の行いで道具に助けられたと思っています(笑)」。
この投稿に対して「危機一髪……」「がくぶる……よく床に刺さるよねこいつ」「これは怖いですね」「難を逃れて何よりです」と肝を冷やした読者の皆さんからの声が寄せられていました。
無宗教な私が『神様ありがとう』と何度も感謝した今日の一面。 pic.twitter.com/Ot7ZoaZELf
— 祐3 (@yuyu30409) June 9, 2020