◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
雑貨アーティスト・暮らしのリネン研究家:上島 佳代子
雑貨アーティスト・暮らしのリネン研究家・コピーライター。そして時にカメラマンやスタイリスト、ライターとして、広告や雑誌、テレビやWebなど様々なメディアのニーズに応えるクリエイター。世界のリネンを巡る旅をライフワークに、リネンの歴史や現在のリネン産業についても造詣を深める。NHK『美の壷』のテーマ「麻」に出演。雑貨アーティストとして企業との商品開発や保育士・幼稚園教諭のための雑誌にも携わり、小学生の雑貨教室、母親のための雑貨教室、リネンの教室など、雑貨を通して暮らしを楽しむ活動も行っている。またワイヤーワークや木工、ソーイングなど様々な素材の作品をメディアやワークショップを通して発表するなど、多岐に渡って活動中。『アトリエ ペルメル』主宰。
商売繁盛や千客万来などの願いを込めて飾られる縁起物である招き猫。招き猫の手・色・持っているモノによって込められた意味が異なります。本記事では、まねきねこの選び方とおすすめ商品を紹介。金運アップの意味を持つ招き猫や九谷焼の商品など厳選しました。
まねきねこの選び方
それでは、まねきねこの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】どちらの手を挙げているか
【2】手の高さ
【3】カラーとご利益の関係
【4】手にしているモノの意味
上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】どちらの手を挙げているかチェック
まねきねこには「右手」「左手」「両手」を挙げているものがありますが、それぞれ挙げている手の違いで招きたいご利益の意味が異なるといわれています。どんなご利益があるのか、それぞれの意味をみていきましょう。
▼右手は金運を招き、左手は人を招く
右手を挙げているまねきねこは、金運・お金を招くといわれています。反対に左手を挙げているまねきねこは、人を招くといわれています。人を招くというところから商売繁盛になると考えられ、お店などに設置するために左手を挙げているまねきねこを購入する方も多いようです。宝くじなどを当てたい場合は、右手を挙げたまねきねこがよさそうですね!
また、右手は昼のお客さま、左手は夜のお客さまを呼ぶともいわれ、夕方になるとまねきねこをチェンジするお店もあるのだとか。ペアで飾ることもありますが、その場合はどちらの手も外側になるように飾るといいといわれています。
▼両手のまねきねこは2通りの意味があるので注意が必要
両手を挙げているまねきねこは、金運も人もどちらも招くといわれています。ただし「お手上げ」というようにマイナスの意味にとらえられることもあるので、会社やお店には敬遠されることも。プレゼントとして選ぶ場合は注意しましょう。
【2】手の高さをチェック
せっかくならまねきねこのご利益を存分に得たいですよね。まねきねこの手の位置にはそれぞれ意味があります。耳より高い位置から手招きするねこは、遠くからも福を招く。顔のすぐ横に手があるねこは近くの福を呼ぶ。そしてその中間、耳の横に手があるねこなどもあります。
【3】カラーとご利益の関係をチェック
まねきねこといえば白が一般的ですが、赤やピンクなどさまざまな色のまねきねこが販売されています。色によってもご利益が異なるといわれているので、どんな福を招きたいのかをイメージしながら、色ごとにどんなご利益があるのかみていきましょう。
▼白地&三毛:幅広く福を招く「開運招福」「商売繁盛」
まねきねこといえば白の三毛猫! というぐらいポピュラーですよね。全体的な「運気上昇」「開運」とされているので、お金も恋愛も仕事も、まるごと運気を上げたい場合は白いまねきねこがいいでしょう。白い色はインテリアなどの邪魔になりにくいので、自宅の玄関先や店先だけではなく、どこでも好きなところに飾れるのも利点ですね。
▼黒:「魔除け」「厄除け」「家内安全」
黒猫が「横切る」と悪いことが起こるなどともいわれますが、黒猫自体は縁起が悪いものではありません。黒いまねきねこは「魔除け」「厄除け」などのご利益があるといわれています。
また黒い色には「金運を引き寄せ、安定させる」という意味もあるといわれているので、抵抗がなければ金運アップのために飾るのもいいですね。風水では、黒いものは北の位置に飾るといいといわれています。
▼赤:「病除け」「健康長寿」「無病息災」
神社の鳥居にも使用されている赤色(朱赤)は「健康」「無病息災」などのご利益があるといわれています。赤い色は生命力の色ともいわれ、健康面のご利益を得たい場合や、妊婦の方・ご高齢の方へのプレゼントとしてもいいですね。風水では、南の位置に飾るとより効果が期待できるといわれています。
▼金・黄:「金運」
キラキラと輝く金色は見た目で想像がつくと思いますが、「金運」「財運」などのご利益があるといわれています。さまざまなお店で見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。金色のまねきねこを飾るとお金持ちになれそうな気がしますね。まねきねこは貯金箱型でお金をいれる穴が開いているタイプも多いので、そのご利益にあやかってみてはいかがでしょう。風水では、西の位置に飾るとより効果が期待できるといわれています。
▼ピンク:「恋愛成就」
ピンク色のまねきねこは「恋愛成就」などのご利益があるといわれています。そして左手を挙げているまねきねこは「人を招く」といわれているので、「好きな人と結ばれたい」「結婚したい」などの恋愛にまつわることを期待する場合は、ピンクで左手を挙げているまねきねこを選ぶといいですね。風水では、南西の位置に飾るとより効果が期待できるといわれています。
▼緑:「平穏無事」
もともと緑には自然に近い色ということから「平穏」という意味をもっています。そのため家内安全や交通安全など、平穏無事を招いてくれると言われています。
そのほかにも、学力向上や学業成就の祈願にも向いているため、受験をする子供たちまでご利益のある
家族全体にご利益をもたらす縁起のよい、まねきねこです。風水では、部屋の南に飾るとよいとされています。
▼青:「学業・就職成就」
学業成就や就職成就などの成功を招くとされている青のまねきねこ。青は風水では、浄化の色、才能の色とされており、才能を伸ばす力があると考えられています。
また、青色は知的な色ともされていて、インテリアとしても色映えするので、お洒落に飾りたい方にもおすすめ。風数では、東に飾るのがよいとされています。
▼紫:「長寿」
紫のまねきねこはあまり多くなく、珍しいとおもいますが、そのご利益は長寿。紫には高位をあらわす色とされたところが由来です。長寿祝いのテーマカラーですので、ぜひ敬老の日などの贈り物などにしてみてはいかがでしょうか。
【4】手にしているモノの意味をチェック
まねきねこはなにも持っていない場合もありますが、「金運」「健康」「商売繁盛」などの願いによって持ちものが変わります。挙げている手やからだの色だけでなく、持ちものの意味にも注目して、より福を招きたいですね。
▼お金(日本では小判など)は金運上昇を願う方に
まねきねこが手にしているもので定番の「小判」は、金運や財運を期待する方におすすめです。また人を招くといわれる左手を挙げているまねきねこの場合、商売繁盛にも期待できるので、お花以外のギフトとしてオフィスやお店にプレゼントしてもよろこばれそうですね。
▼小槌は多くの福で富をもたらす
小槌といえば「打ち出の小槌」ですが、昔ばなしにもあるように振ればほしいものが出てくるとされるもの。日本では富の神様として知られる大黒天の持ちものであることから、まねきねこの持ちものにもなったといわれています。金運はもちろん、福を招き入れたい場合にもいいですね。
▼鯛はめでたいできごとをもたらす
昔から「めでたいときには鯛」で祝うことも多いので、鯛は縁起ものというイメージがありますよね。福の神であり、関西地方では商売繁盛の神としても親しまれている恵比寿さまの持ちものなので、商売をしている人、福を招き入れたい人にぴったりですね。
▼大入り額はお客さまを呼んで商売繁盛
「大入り」と額縁に入ったものは、お客さまを招くといわれています。千客万来の賑わいを望むお店におすすめです。店先などで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。お店をしていない方も、縁起ものとして自宅に置いておくとよさそうですね。
▼だるまは困難を乗り越えられる
だるまは不屈の根性を表す縁起物。何度転んでも立ち上がるという、「何度転んでも(失敗しても)くじけずに、立ち上がろうと奮起する」ことを意味しています。
だるまをもっているまねきねこには、困難や苦労にもくじけないという思いが込められています。
目標に対する強い気持ちをもっている人に、ぜひ飾ってもらいたい、まねきねこです。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
「手」「色」の持つ意味を知ったうえで選びましょう
現在のまねきねこには、「手」「色」などにさまざまな意味があります。自分用でもプレゼント用でも、それぞれの意味を知って上手に選びたいですね。親しい方なら、あらかじめ好みや大きさを聞いてみるのもいいかもしれません。きっとよろこばれるまねきねこ選びができますよ。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)