BIGLOBEは6月4日、新型コロナウイルス流行で発出された緊急事態宣言の解除後に実施した「withコロナに関する意識調査」第1弾を発表した。調査期間は2020年5月26~27日、調査対象は20~60代の有職者で、有効回答は1,000人。
解除後、7割弱が「リモートワークはしていない」
新型コロナの流行前と比較して自宅の外に出ることに抵抗を感じるか尋ねると、「感じる」が25.4%、「やや感じる」が47.0%と、抵抗を感じている人が72.4%に上った。また、電車・バス、職場、教室、エレベーターなど満員になりうる場所に抵抗を感じるか聞くと、「感じる」が48.2%、「やや感じる」が38.5%と、9割弱の86.7%が抵抗を感じていることがわかった。
緊急事態宣言の解除後、リモートワークをしているかとの問いには、「現在実施している」が32.1%、「現在実施していない」が61.0%、「現在実施していないが今後実施予定がある」が6.9%と、緊急事態宣言の解除後、リモートワークをしていない人が67.9%を占めた。
新型コロナの流行により、自身の価値観に変化はあったか質問すると、「あった」が25.9%、「ややあった」が45.1%と、計71.0%が「あった」と回答。「あった・ややあった」と答えた割合を男女別にみると、男性65.8%、女性76.2%と、女性の方がより価値観の変化を感じていることが明らかになった。
さらに価値観が変化したと答えた人に、新型コロナ終息後に価値観は戻ると思うか尋ねたところ、「戻らない」が14.6%、「あまり戻らない」が51.1%と、元には戻らないと答えた人が65.7%に上った。