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【この記事のエキスパート】
プロの家電販売員 兼 家電・ITライター:たろっさ
家電量販店、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を運営するプロの現役家電販売員。
学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、アルバイトを経てそのまま家電量販店の道へと進んで15年弱。
個人で年間2億円を売り上げ、数々の法人内コンテスト等で表彰された経験を持っています。
家電アドバイザーの資格を有し、家電と名の付く物全てに精通しています。家電で分からないことはありません。
現在は家電ライターの業務も通して「全ての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力しています。
時計のなかでもエンターテイメント性をもった「からくり時計」。工夫を凝らした演出と美しいメロディで、癒しを与えてくれるアイテムです。本記事では、からくり時計の選び方とおすすめ商品をご紹介。人気の電波式の商品やジブリやディズニーの商品など厳選しました。
からくり時計の魅力
からくり時計は時刻を知るという機能性と、エンターテイメント性を兼ねそろえたアイテムです。病院の待合室などによく飾られていますが、からくり時計なら「もうこんな時間!」とイライラせずに、楽しい気持ちで時間の経過を知ることができるかもしれません。
心地よい音色と遊び心を刺激するからくりは、忙しい毎日のちょっとした癒しに。子どもたちには「この時計、すごい」と惹きつけることで、時計やものの仕組みへの興味をうながすきっかけにもなりますよ。
華やかな仕掛けのものから、シンプルな動きで卓上にさりげなく飾れるのものまで、さまざまな製品があります。時計を見るのがたのしみになるからくり時計。ぜひくらしに取り入れてみてくださいね!
からくり時計の選び方
それでは、からくり時計の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】タイプ
【2】材質
【3】からくりや仕掛け
【4】サイズ
【5】電波式かどうか
【6】機能性
上記の6つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】タイプをチェック
からくり時計を選ぶときに最初に考えたいのが設置場所。からくり時計というと壁掛けの大掛かりなものをイメージしがちですが、卓上で使える置き時計タイプもあります。設置タイプごとの特徴や注意点を見ていきましょう。
▼壁掛けタイプ|部屋のどこからでも見やすい
からくりを堪能したいなら壁掛けタイプがおすすめ。文字盤が回転したり、分割して人形が出てくるなど工夫を凝らしたものもあり、部屋のどこからでも見ることができます。種類が豊富で、デザインや大きさなど好みに合わせて選びやすいのも特徴です。
ただし、壁に設置する場合は掃除がしづらいというデメリットがあります。とくに人形や振り子がむき出しになったものは、ホコリが気になってしまう場合も。掃除が苦痛にならないかも考慮して選びましょう。
▼置き時計タイプ|賃貸や新築などで壁に穴を開けたくない
賃貸や新築住宅などで壁に穴を開けたくないというひとは置き時計タイプを選びましょう。小型でシンプルな機能のものが多く、価格も手ごろで購入しやすいです。
置き時計タイプはフックなどで固定しないため、形状や耐久性には注意が必要です。からくり時計は普通の時計に比べて重いものが多く、不安定な形のものだとちょっとした拍子に落下して壊れてしまうことも。とくに子どもやペットがいる家庭で使用する場合、高齢な方へのプレゼントには安定した形状で壊れにくいものを選ぶと安心ですよ。
【2】材質をチェック
からくり時計には主にプラスチック製と木製の商品があるので、その特徴と選び方を紹介します。
▼プラスチック製は子どもがいる家庭にぴったり
からくり時計はさまざまな動く仕掛けがあったりと精巧につくられているものも多いです。そのため、掃除をするのが大変だったり、壊れやすそうなイメージをもっているかたもいるかと思います。
からくり時計には、プラスチック製でカバーがついているタイプもあります。カバーがあれば、子どもが壊してけがをしてしまう心配もないですし、掃除をするのにも簡単です。
▼アンティーク調の木製時計は部屋をお洒落に魅せる
木製のからくり時計は、お洒落な雰囲気を出すことができます。木製もモチーフのからくり時計に人形や動物たちが動きさせば、おとぎの国の世界に迷い込んでしまうようなノスタルジックなムードを漂わせることができます。
木製のからくり時計はアンティーク調で高級感もありますので、お部屋のインテリアとしても合わせやすいのでおすすめです。
【3】からくりや仕掛けをチェック
からくり時計はからくりや音楽などの仕掛けを楽しむのが醍醐味です。飾ったときの見た目だけでなく、正時を告げる際のメロディやパフォーマンスが気に入るかどうかが重要なポイントになります。好みのものを探してみましょう。
▼仕掛けの楽しさ・動き・光や音の演出などをチェック
からくりのパフォーマンスも人形や振り子が動く程度の控えめなタイプから、文字盤が分かれたり回転するなど派手な演出を楽しめるものまでさまざまです。LEDライトなど光の演出を加えたものもあります。
店頭で実物を見たり、サイトなどの画像や動画を参考に、どんなパフォーマンスで楽しませてくれるかどうかもチェックしてみるといいでしょう。
▼メロディの仕様をチェック
からくり時計は音楽も楽しみのひとつ。内蔵されている楽曲は製品によって異なるので、気に入った曲が入っているかどうかも選ぶ際のポイントです。収録されている楽曲の数もさまざまで、多いものだと40曲以上内蔵しているものもあります。童謡・クラシック・クリスマスソングなど、パターン分けされていてスイッチで切り替えられるものも便利。季節や気分に合わせて変えられて、飽きることなく楽しめます。
なかには音楽が鳴らずパフォーマンスだけのもの、鳩時計のように時報を告げるタイプもあるので好みのものを選びましょう。
【4】サイズをチェック
からくり時計は製品によってサイズやデザインもさまざま。部屋全体のバランスを考えて選ぶことも重要です。広い部屋に対して小さすぎるものを選んでしまうと、よく見えなくてせっかくのからくりを楽しめません。
また、文字盤のサイズも重要です。からくり部分が大部分を占め文字盤が小さいと時間が分かりづらく感じることも。部屋のどこに設置するかをイメージしてバランスの取れたものを選びましょう。
【5】電波式かどうかチェック
時計は使っているうちに少しずつ時間がズレるものですが、できればその手間は減らしていきたいというのが本音でしょう。そんな悩みを解決してくれるのが電波式時計です。電波式時計なら正確な時刻情報を持っている電波局からの電波を受信し自動で時刻を修正してくれます。いつでも正確な時間を確認でき、時刻修正する手間もなくなります。
【6】機能性をチェック
からくり時計は見た目やメロディなどに注目して選びがちですが、機能性のチェックも忘れてはいけません。機能面の確認を怠ると、せっかくのからくり時計も使い勝手が悪いと感じてしまうことも。確認しておく項目について見ていきましょう。
▼音量調節機能|ちょうどいいボリュームに設定
部屋の広さや設置場所によって適した音量は異なります。また、同じ音量でも人によってはうるさく感じるなど音の感じ方には個人差があるもの。せっかくのメロディもうるさく感じると不快になってしまいますよね。音量調節機能があれば、ちょうどいいボリュームに調整できて便利です。
▼自動鳴止め機能|夜間は音が鳴らないようにする
楽しい音楽や仕掛けも、夜中は邪魔になってしまいます。そのため、夜間に自動で仕掛けをストップしてくれる自動停止機能があると便利です。わざわざ手動で停止に切り替える必要がなく、朝になるとまた自動で仕掛けを作動させてくれます。
天気や照明による誤作動が気になる場合は、光センサーを使用したタイプではなく時間で設定できるタイプを選ぶと安心です。
▼電池の種類や持ちを確認|光センサー付きやエコなゼンマイ式も選択肢に
からくり時計は仕掛けがある分、普通の時計に比べて電池の消耗が早くなります。電池の種類や寿命も確認しておくと慌てないで済みますよ。なかには光センサーで夜間になると自動で秒針を停止させ、電池寿命を長くする工夫がされたアイテムもあります。
また、伝統的なアイテムを探している人にはゼンマイ式もおすすめ。電池を使わずとってもエコ。ゼンマイを巻くというひと手間で、ますます時計に愛着が湧くはずです。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
からくり時計の設置場所や大きさも確認しよう!
まず、一番重要なのは部屋との調和。機能性や電池の持ちなども重要ですが、白いシンプルさを基調とした部屋にゴテゴテの時計があっても浮きますし、趣味に合わせた洋室に和風のものはあまりかっこいいとはいえません。部屋の雰囲気に合わせて選べば長くたのしめます。
また、設置する場所や大きさもしっかりと確認しましょう。限られた場所に収めたい場合などは寸法をしっかり測っておかないと「買ったはよいけど場所がなくてつけられない……」などということにも。