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【この記事のエキスパート】
助産師・看護師・保育士:河井 恵美
看護師・助産師の免許取得後、大学病院、市民病院、個人病院等に勤務していました。助産師の仕事が大好きで、25年以上この仕事をしています。
青年海外協力隊でアフリカに赴任した後、国際保健医療を学ぶために大学院に進学し、修了しました。親御さん方へのアドバイスを充実させたいと思い、保育士資格も取得して役立てています。
現在、シンガポールに住み2人の子どもを育てつつ、現地の産婦人科に勤務して日本人の妊産婦さん方に関わっています。
インターネットでエミリオット助産院を開設し、妊娠や出産、産後の様々な相談に応じています。
哺乳瓶につけて使用する哺乳瓶ちくび(ニップル)は、商品によって大きさ、穴の形、吸う力への対応など特徴が異なります。保育士・河井恵美さんと編集部で哺乳瓶ちくびの選び方とおすすめ商品を紹介します。使いやすい人気の商品を厳選しました。
保育士・河井恵美さんに聞いた
哺乳瓶ちくびの選び方
保育士・河井恵美さんに取材をして、哺乳瓶ちくび(乳首、ニップル)の選び方のポイントを教えていただきました。サイズや穴の形をよくチェックすることが大切です。ぜひ哺乳瓶ちくび選びの参考にしてください。
手持ちの哺乳瓶に使えるかチェック
哺乳瓶に付属しているものから買い替えるときや、ほかのちくびを使ってみたいときには、手持ちの哺乳瓶に合うものかどうかも確認しましょう。
広口・細口を合わせれば、メーカー・ブランドが違っても大体の哺乳瓶とちくびは組み合わせ可能です。一方で、Sサイズの哺乳瓶とスリーカットのLサイズちくびなど、大きさが異なれば同メーカーでも使用できません。大きさや形状を確認して、哺乳瓶に使えるものを選びましょう。
月齢に合ったサイズを選ぼう
哺乳瓶ちくびにはSS~Lまでの5サイズあります。赤ちゃんの発育状況に応じたサイズのものを選びましょう。
赤ちゃんが成長すると口の大きさやミルクを飲む力、一度に飲めるミルクの量なども変わってきます。まだミルクを飲む力や量が少ない新生児のときはSSサイズ、それから成長に応じてSサイズ、Mサイズなどサイズの大きさを選択しましょう。
ミルクを飲む量、吸う力で穴の形を選ぶ
哺乳瓶ちくびは穴の形が丸形、Y型のスリーカット、X型のクロスカットがあります。赤ちゃんがミルクを吸う力に合ったものを選びましょう。
吸う力が弱いときには丸穴
丸型の哺乳瓶ちくびは、哺乳瓶を傾ければミルクが出るのが特徴です。少しの力でもミルクが飲めるため、吸う力がまだ弱い新生児や低月齢の赤ちゃんに向いています。
丸形のなかには、母乳育児が軌道に乗るまではミルクも飲ませたいときにおすすめの、赤ちゃんの吸う力をきたえるための哺乳瓶ちくびもあります。
卒乳までならスリーカットやクロスカット
赤ちゃんの吸う力が強くなると、出る量が一定の丸型ではミルクを飲むのに時間がかかってしまいます。ミルクを飲む量が増え、吸う力がだんだんと強くなっていけば、Y型のスリーカットやX型のクロスカットの哺乳瓶ちくびを選びましょう。
スリーカットやクロスカットは吸えば吸うほどミルクが出るため、卒乳までミルク育児を継続したいときに向いています。
消毒方法をチェックしよう
哺乳瓶と同じく、哺乳瓶ちくびも毎日消毒して使用します。消毒方法には消毒液につけるタイプや、電子レンジで加熱するタイプなどがあります。
哺乳瓶ちくびは商品によって、対応している消毒方法が異なります。ふだん使用している哺乳瓶の消毒方法に合っているものを選ぶと一緒に消毒ができて楽チンです。
保育士がアドバイス
赤ちゃんがいやがるならいろいろなちくびを試してみる
【エキスパートのコメント】
哺乳瓶のちくびは、どれも赤ちゃんのためにいろいろと工夫されています。赤ちゃんにも個人差があるため、好みもさまざまです。飲む速度が遅い、早い、いやがって吸い付かないということがあれば、ほかのちくびにかえてみましょう。
一部の商品以外は、広口・細口を合わせればブランドが違っても大体の哺乳瓶とちくびは組み合わせ可能です。ちくびの先は、汚れがたまりやすいため専用ブラシで洗うとよいでしょう。