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【この記事のエキスパート】
料理ライター:相田 すみ子
管理栄養士兼ライター。食と体の関係をもっと分かりやすく、幅広い人に伝えたいと思い、ライターとして活動しています。2児の母です。食べること、料理を作ることへの興味から管理栄養士を目指しました。学生寮、老健併設の病院での勤務経験があります。管理栄養士として培った経験をもとに、ユーザー目線に立った分かりやすく価値ある情報をお届けします。
この記事では手入れが簡単で、木製とプラスチック製のいいとこ取りだと言われているゴム製まな板の選び方とおすすめ商品、使うメリットなどを紹介します。サイズや形状などはさまざまで、抗菌性がある製品もあるので、好みに合わせて選びましょう。
ゴム製まな板のメリット
ゴム製まな板には、木製やプラスチック製とはちがってどのようなメリットがあるのでしょうか。
ひとつめは、お手入れがらくだということが挙げられます。木製まな板は使用後ちゃんと乾燥させないとカビや雑菌の原因へとつながります。ゴムは水を吸わないので、洗ったら立てかけておくだけでよく、しかも早く乾いてくれます。
ふたつめは、弾力性のあるエラストマーという素材を使っているため、包丁の衝撃を吸収してくれます。刃あたりがソフトなので、長時間作業をしても刃こぼれしにくいでしょう。
ゴム製まな板の選び方
つぎに、ゴム製まな板の選び方をチェックしていきましょう。管理栄養士・相田すみ子さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりのゴム製まな板を選ぶために参考にしてみてくださいね。
ポイントは下記の通り。
【1】自分に合ったサイズを選ぶ
【2】耐熱130℃なら熱湯消毒ができる
【3】清潔にこだわるなら機能を確認して
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】自分に合ったサイズを選ぶ
ゴム製まな板も、普通のまな板とおなじようにさまざまなサイズを取り扱っています。使いやすいサイズを選べるはずです。ただしゴム製だと、重量が1kgを超えるものもあるため、人によっては重いと感じることもあるようです。
まな板は毎日使うものですので、重すぎるとかえって使いにくいことも。自分に合ったサイズを見つけましょう。
【2】耐熱130℃なら熱湯消毒ができる
ゴム製まな板の耐熱温度は130℃と高いので、作り立ての料理をそのまままな板に乗せることができます。また、熱湯消毒も可能なため、より清潔なまな板を使いたいという方はゴム製まな板を選びましょう。
ただし、ゴム製まな板のなかには耐熱温度が100℃未満の商品もあります。選ぶときは、必ず表示を確認してください。
【3】清潔にこだわるなら機能を確認して
ゴム製まな板は、商品によってさまざまな機能がついているものがあります。
たとえば、吊り下げるための穴があいているまな板であれば、立てかけるよりもしっかりと乾燥させることが可能です。素材に抗菌剤が練り込まれているものなら、包丁によるこまかいキズがついても菌の増殖を防いでくれるでしょう。
それ以外にも、食洗機で使えるものなどいろいろとありますので、自分にあったものを見つけてください。
管理栄養士からのアドバイス
【エキスパートのコメント】
切り心地がよく衛生管理がらくなゴム製まな板
ゴム製まな板は、木製とプラスチック製のいいとこどりをしています。プラスチック製よりも刃あたりが柔らかく、木製よりも衛生管理がらくです。
ただし、唯一の欠点がほかの素材のまな板より重いところ。あまり重すぎるとまな板ごと食材を鍋に移したり、洗ったりするときがたいへんかもしれません。毎日使うものなので、なるべく1kg以下のものを選んだほうが使い勝手がよいでしょう。