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【この記事のエキスパート】
フードスタイリスト・料理家:江口 恵子

フードスタイリスト・料理家:江口 恵子

ナチュラルフード&スイーツカフェ ORIDO吉祥寺オーナー。

雑誌、広告、WEBサイトなどで、素材感、空気感のあるスタイリングと実生活に根付いた提案が人気。

講演会、料理教室、ケータリング、カフェとあらゆるシチュエーションで野菜たっぷりのおいしくて体に優しい料理を伝えるべく活動中。


お湯を注ぐだけで誰でも簡単に作れるインスタント味噌汁。この記事では、フードスタイリストの江口恵子さん監修のもと、インスタント味噌汁の選び方とおすすめ商品をご紹介! マルコメや永谷園などスーパーでも定番人気の商品から、生しじみが贅沢なお取り寄せ品まで厳選しています。

インスタント味噌汁のメリット

出典:Amazon

味噌汁は出汁を取ったり、具材を切って火を通して味噌を溶き入れたり……と意外と工程が多くてたいへん。とくに忙しい朝は作るのが面倒と感じている人も少なくないのでは?

インスタント味噌汁の最大のメリットは、お湯を注ぐだけで簡単に作れること。またフリーズドライタイプなら長期保存ができ、具材の種類が豊富なので毎日飽きずに食べられます。コンビニでも100円程度で購入でき、お弁当のお供にぴったり。一人暮らしの方にもおすすめです。

さらに、味噌は必須アミノ酸をはじめ栄養素も豊富に含まれている食材なので、インスタントの味噌汁で手軽に摂り入れることができます。

インスタント味噌汁の選び方

インスタント味噌汁といっても、さまざまなメーカーからたくさんの商品が出されているため、どんな味噌汁を選べばいいか迷ってしまう方も多いと思います。まず、インスタント味噌汁を選ぶときにチェックしたいポイントをご紹介します!

ポイントは下記。

【1】製法
【2】味噌の種類
【3】具材
【4】健康志向なら「減塩タイプ」を
【5】容量やパッケージ
【6】ギフト用には高級味噌汁を
【7】賞味期限

上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】製法で選ぶ

インスタント味噌汁には、大きく分けて「フリーズドライタイプ」と「生味噌タイプ」の2種類があります。どちらもそれぞれのよさがありますので、自分の使い方や好みに合わせて選ぶようにしましょう。

フリーズドライタイプ|長期保存できる

出典:Amazon

味噌も具もすべて凍結乾燥させたものがフリーズドライタイプです。栄養価も風味もほとんど損なわずに食べられ、賞味期限も長いので、大量に購入して家にストックしておくことができます。

生味噌タイプと比べるとやや割高ですが、味噌と具がまとめて個包装されているものが多く、持ち運びにも便利です。

生味噌タイプ|風味そのままに味わえる

出典:Amazon

生味噌タイプは、文字通り生の味噌を加熱処理して真空パックしているため、味噌の風味をそのまま楽しめます。具はフリーズドライであることも多いですが、コスパが抜群なのも魅力です。

ただし、フリーズドライより賞味期限は短いため、大量に購入して期限切れとならないように注意しましょう。

【2】味噌の種類で選ぶ

インスタント味噌汁は「赤味噌」や「白味噌」など、使っている味噌の種類が豊富。味噌の種類が変わるだけで風味や味わいがまったく異なるのも、味噌汁の奥深さといえます。

赤味噌

赤味噌は、その名のとおり見た目が赤っぽい濃い色の味噌全般を指します。赤くなるのは、熟成過程で大豆のアミノ酸と糖の反応によるもの。赤味噌は、甘味噌・甘口味噌・辛口味噌の3種類に分類されます。おもに甘味噌は東京、甘口味噌は徳島、辛口味噌は甲信越や東北地方で食べられています。

白味噌

赤味噌とは反対に、白味噌は白っぽい色味をした甘口の味噌です。塩分量が少なく、大豆よりも米麹の割合を多くしているため、甘めの味わいが特徴。京都の西京味噌や、香川の讃岐味噌は白味噌の代表です。

合わせ味噌

合わせ味噌とは、米味噌・麦味噌・豆味噌のうち2種類以上をまぜたもの、または米麹・麦麹・豆麹を2種類以上まぜて作った味噌のことです。複数の味噌を合わせることで、味噌独特のクセが抑えられ、マイルドな味わいになります。

赤味噌と間違われやすい「赤だし味噌」も実は合わせ味噌のひとつ。主に豆味噌を使い、米味噌と調味料を使って作られています。

【3】具材で選ぶ

インスタント味噌汁の醍醐味といえば、具材! そのときの気分で選べるのも魅力のひとつです。

定番の豆腐・わかめ・長ねぎ・なす

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お味噌汁の定番といえば、わかめや豆腐、長ネギ。シンプルで素朴な味わいだからこそ、毎日飽きずに食べられます。また、ストックに便利なバラエティパックには、この定番具材が多く入っています。最近では、揚げなすを具材にしたインスタント味噌汁も定番になっています。

具だくさんの野菜や豚汁も人気

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満足感のある味噌汁を食べたいときは、野菜がたっぷり入っているものがおすすめです。キャベツやニンジン、ねぎや小松菜などの野菜が入っているので、栄養不足の方にもぴったり。また、豚汁は豚肉やじゃがいもなども入っているので、ほかの具材に比べて満腹感を得られます。

出汁がおいしいあさり・しじみ

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インスタント味噌汁の具材でとくに人気なのが、しじみやあさり。なかなか自分で作ろうと思っても砂抜きなど手間がかかるため、インスタントでサッと食べられるのはとてもうれしいですよね。

しじみには、肝臓の働きをサポートするオルニチンが豊富に含まれています。お酒を飲みすぎて二日酔いのときに最適。また、あさりにもカルシウムや亜鉛、鉄などのミネラルがたっぷり含まれています。

【4】健康志向なら塩分控えめの「減塩タイプ」

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塩分の取りすぎなど、健康を気にしているという方でも安心して飲めるのが減塩タイプ。インスタントの味噌汁は塩味がやや強めに味つけされていますが、減塩タイプは塩分を20~40%ほどカットしているため、塩分を減らすことが可能です。

ふだんインスタント味噌汁の味が濃いと感じている方でも、さっぱり飲めるのも魅力ですね。

【5】容量やパッケージで選ぶ

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味噌汁は日本人の食生活に深く関わっているものなので、さまざまな場面で登場します。そのため、インスタント味噌汁も個包装のものやセット商品、贈答品とさまざまです。

次に、シーン別に選び方を紹介しますので、自分はどの場面でどんな味噌汁を飲みたいか考えながら選んでみてくださいね。

コスパ高めの業務用は毎日の食卓に

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保存性の高いインスタント味噌汁には、お徳用や業務用、バラエティパックなどのたくさんの量をまとめて購入できるものがあります。よくインスタント味噌汁を飲むという方でもこまめに買いなおす必要がなく、コスパも上がるのがポイント。

バラエティパックにすればその日の気分で味噌汁の種類を変えることもできるため、自宅のストック用として購入しましょう。

個包装やカップつきはお弁当に便利

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インスタント味噌汁のなかには1食分の具材と味噌がまとめられている個包装タイプもあります。かばんにも収納しやすく、持ち運びに便利です。カップつきであれば、外出先でも器が必要なく、洗いものが出ないのもうれしいところ。

どちらも外出先でかんたんに味噌汁を作れるため、お弁当のおともとして使いやすいタイプですね。

【6】ギフト用なら贅沢な高級味噌汁を

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ギフト用のインスタント味噌汁は、ふだんなかなか味わえないような贅沢な商品を楽しめるのが魅力。たくさんの種類の味噌汁が少量ずつ入っているものも多いので、自分用に購入して色んな味を試すこともできます。

価格帯もさまざまなものがそろっているため、プチギフトからお歳暮まで、幅広く使える使い勝手のよさもうれしいところです。

【7】賞味期限もチェック!

業務用の大容量タイプや、ギフト用のインスタント味噌汁を購入するときは、賞味期限を必ずチェックしておきましょう。

乾燥させてあるぶん、フリーズドライタイプは約3~5年とかなり長持ちします。一方、生味噌タイプは半年から1年未満のものがほとんど。期限内に食べきれるかどうかも考えて、量や個数を選ぶといいですよ。また、直射日光のあたらない冷暗所で保管しましょう。

インスタント味噌汁の人気メーカー

おすすめ商品の前に、インスタント味噌汁で人気のメーカーをご紹介しましょう。たくさん種類があって悩んでしまう人は、ぜひ参考にしてみてください。

マルコメ

出典:Amazon

味噌や大豆製品をメインに取り扱う食品会社のマルコメは、創業1854年の老舗。とくに「料亭の味」シリーズが人気。12食・24食・32食の3種類あり、自宅でストックしておきたい人におすすめです。

また、タニタ食堂監修の「減塩みそ汁」は、健康志向の方や塩分をひかえめにしたい方にぴったりです。めかぶやきんぴら風など、一風変わった具材が楽しめるのも魅力。

永谷園

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永谷園といえば、「あさげシリーズ」でおなじみ。あさげは2種類の米みそをブレンドした合わせ味噌、ひるげはコクのある豆味噌を、ゆうげはまろやかな味わいの白味噌が使用されています。また、「1杯でしじみ70個分のちからシリーズ」や「おみそ汁の大革命」など、バラエティに富んでいます。

アマノフーズ

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アサヒグループ食品が販売するアマノフーズは、インスタント味噌汁のまとめ買いセットが豊富。30食タイプや50食タイプなど、常にストックしておきたい人におすすめ。定番の長ネギや豆腐から、なめこやほうれん草、お揚げなど、種類も豊富。1個あたり130円程度で購入でき、いろいろな具材を食べ比べできます。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)