フォトグラファーのchihiroさん(@chrmtmt27)がツイッターに掲載した写真に注目が集まっています。内部が真っ赤に発光し、暗闇の中そそり立つ巨大な姿。これは熱線を放射する直前の『シン・ゴジラ』……!?
「スカイツリーのシン・ゴジラ感」のコメントと共に掲載された東京スカイツリーの写真。霧が出ていることも相まって、まるで高温の体温を持っているかのようにも見えて……。本当に巨大な生物のように思えてきます。
chihiroさんお話を聞いてみたところ、撮影した日の宿がたまたま東京スカイツリーの近くだったそう。「宿に向かう途中で、ほぼ真下から狙うことができて、結果的に迫力ある1枚が撮れました」と当時の様子を教えてくれました。
「実は撮影した時は雨上がりだったんです。写真を見てもらえば分かりますが、かなり霧が出ていました。真っ赤なライト、それに加えて霧がスカイツリーを包み込んでる。『これは撮るしかない』と思いシャッターを切りました。
恐らく霧がなければ撮っていなかった1枚です。霧がなければただのスカイツリーですからね」。
――嬉しい偶然が重なったことで生まれた写真だったんですね
「撮影時の設定に関しては、レンズは中望遠の85mm。夜だったことと、被写体との距離もあったので、絞りは開放(※注:レンズに光を取り込むための穴を最大限まで大きくすること)。ISOも手ブレしない程度、シャッタースピードが稼げるくらいには上げていました。
ツイッターに投稿した際のキャプションに『シン・ゴジラ感』ということを書きましたが、あれは撮影した時は特には思っておらず、ただ『かっこいい!』と思ったから撮っただけでした。 編集してるときに『何か既視感あるな~』と思ったらシン・ゴジラでした(笑)」。
投稿を見た読者の皆さんからは、「カッコよすぎ」「スゴイ!」「大迫力のベストアングル!」と写真を称賛する声が寄せられていました。
スカイツリーのシン・ゴジラ 感 pic.twitter.com/6wHIKXi8Wm
— chihiro (@chrmtmt27) May 8, 2020