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【この記事のエキスパート】
保育士・社会福祉士:武田 優希
施設保育士として、被虐待児や発達障害児を含む0〜18歳の幅広い年齢の子どもと多く関わる。またその保護者へ、育児相談だけではない実践的な養育支援を含む生活基盤確立のためのあらゆる支援を行い、後に社会福祉士を取得。
全国転勤族で、帯同に伴う転職で企業主導型保育園や小規模保育園での勤務経験もあり。
保育士人材紹介会社のコラムを執筆担当中。
また転勤族の妻向けのブログを運営し、育児情報を中心に赴任地の様子を発信している。三児の母。
赤ちゃんの活発な動きにフィットするパンツタイプのおむつ。比較検討する際に参考にしていただきたいこの記事では、保育士の武田優希さんへの取材をもとにパンツタイプのおむつの選び方とおすすめ商品を紹介します。パンツタイプの交換方法や丸め方もチェックしてくださいね。
パンツタイプのおむつはいつから?
切替タイミングはおよそ6カ月~8カ月
テープタイプからパンツタイプ(パンツ型)のおむつに切り替えるタイミングは、決められているわけではありません。しかし、赤ちゃんが成長するにつれて、足をバタつかせたりハイハイをしだしたりと、テープタイプのおむつ替えが大変になってきます。
そのため、赤ちゃんの腰がすわる頃~ハイハイしだす頃(およそ6カ月~8カ月)にパンツタイプへと切り替える方が多いのです。
ただし個人差があるので、もっと長くテープタイプを使うママもいますし、もっと早くにパンツタイプに切り替えるママもいます。テープタイプのおむつを使いきったタイミングや、SサイズからMサイズにサイズアップするキリがよいタイミングで変更するのもアリです!
【エキスパートのコメント】
>>>保育士からのワンポイントアドバイス
なお、パンツタイプとテープタイプを併用するのも問題ありません。赤ちゃんが活発に活動する昼間はパンツタイプ、寝ている間はテープタイプというように、上手に使い分けて徐々に切り替えていく方法もあります。
パンツタイプおむつの選び方
ここからは、パンツタイプのおむつの選び方のポイントを解説します。サイズや素材をよくチェックしていきましょう。
子どもの発育と体型に合ったサイズを選ぶ
パンツタイプのおむつにはSサイズ、Mサイズ、Lサイズと同じ商品でもいろいろなサイズがあります。目安体重が書かれていますので、発育状況に応じたサイズを選びましょう。
また、同じサイズでも商品によって大きさが異なります。たとえば同じSサイズのパンツタイプおむつでもメーカーによって小さめ、大きめがあります。そういった場合には、商品レビューや口コミを参考にするのもいいと思いますよ。
さらに同じ体重でも身長が違うなど赤ちゃんや子どもの体型はそれぞれで異なるので、ウエストまわりや足回りのフィット感をチェックしましょう。「漏れやすくないか」「窮屈ではないか」など子供の体型に合わせて選ぶようにしてみてください。
肌にやさしい仕様を選ぶ
パンツタイプのおむつは、赤ちゃんにとっては下着と同じく長時間着用します。肌にやさしい工夫や仕様がほどこされているかもチェックしましょう。
オーガニックコットンなら肌が荒れやすい赤ちゃんも安心
パンツタイプのおむつは、おもに不織布を使用していることが多いです。一方で、オーガニックコットンなどの肌当たりのやさしい素材を使っているものもあります。
おむつかぶれをしやすい、ギャザーのあとがつきやすくかゆがるなど、デリケートな肌の赤ちゃんには、肌にやさしい素材を使っているものを選びましょう。
おむつ表面がふんわり丸みがあると肌あたりがいい
パンツタイプのおむつには、赤ちゃんが快適に履ける、肌当たりをやさしくするための仕様や工夫がほどこされている商品もたくさんあります。
たとえば、おむつの表面がふんわりと丸みのある形状なら、肌を包み込むようなやさしい肌触りが得られます。ほかにも、お腹の部分がのびるためしめつけず、ほどよいフィット感が続くものもあります。
香料・パラベンなど刺激となる成分は無添加を選ぶ
なかには、香料・パラベン・ラテックスが不使用のおむつも販売しています。低刺激にこだわっており、大事な赤ちゃんの肌に極力刺激を与えない素材になっています。
肌が敏感ですぐに荒れてしまう赤ちゃんは試してみてください。
横漏れ・背中漏れ防止仕様のものを選ぶ
おしっこやうんちをしたときに、横漏れや背中漏れを防止するための機能も商品によって異なります。吸収体の仕様や連続使用時間、おしっこサインなど漏れ防止のためにどんな機能があるのかを確認しましょう。
また、おむつのなかの熱や蒸気を逃す構造など、通気性の高い機能があればムレにくくなります。ムレ防止のための機能も見ておきましょう。吸収スピードが速い吸収体を採用している場合、おしっこをしても表面はサラサラ快適な状態が続きます。濡れた感覚がないため、快適に過ごせるでしょう。
動きやすいかギャザーを確認
パンツタイプのおむつへ切り替えるのは、赤ちゃんや子どもがよく動くようになったから、という人が多いです。赤ちゃんや子どもの活発な動きをさまたげないような、フィット感のある商品を選びましょう。
たとえば、足まわりやお腹にあるギャザーがほどよくフィットするタイプなら、おむつがごわつかずに快適に動けます。ギャザーに伸びがあればおむつ替えもラクになるでしょう。
おむつ替えサインが分かるものを選ぶ
パンツタイプのおむつには、おしっこしたら教えてくれるお知らせサインがあるものが多いです。濡れるとおむつにあるサインの色が変わるので、ぱっと見ただけで分かりやすくなっています。
赤ちゃんの様子やにおいで判断するのも大事ですが、お知らせサインがあるおむつを選ぶと便利です。
トイトレ中は濡れた感触が分かりやすいものを選んで
トイレトレーニングを視野に入れたパンツタイプのおむつは、濡れた感覚がわかるようになっています。
不快感によって子どもが自発的におしっこをしたことに気づかせるのが目的だからです。トイトレ中の場合は、このタイプを使用するといいでしょう。
子どもがよろこぶデザインで選ぶのも◎
パンツタイプのおむつは、おむつの表側にデザインがほどこされているものが多いです。なかには、赤ちゃんや子どもの好きなキャラクターを採用しているものもあります。
イヤイヤ期などでおむつを履くのをいやがる場合でも、子どもの好きなキャラクターのものだとすんなり履いてくれることがあります。デザインにも注目してみましょう。
保育士からの購入アドバイス
【エキスパートのコメント】
年齢や目的で重視したいポイントは変わる
たとえば、ハイハイや寝返りが活発になりパンツタイプに切り替えようと考えている人は、ギャザーの伸びを重視するといいでしょう。
ほかにも、背中からうんちが漏れてしまいやすい低月齢児の赤ちゃんに、お腹まわりのギャザーが漏れを防ぐパンツタイプを使う場合は、ギャザーとの摩擦で肌荒れしないようオーガニックコットンが配合されているものなど、できるだけ肌にやさしいもので選びましょう。