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【この記事のエキスパート】
インテリアコーディネーター、WEBライター、ブロガー:ホリカワ ダット
WEBライター、ブロガー、元注文住宅の営業マン。高気密高断熱を得意とする建築会社の勤務経験を活かし「家探し」や「家づくり」のノウハウをわかりやすく解説。「インテリアコーディネーター」や「1級カラーコーディネーター(商品色彩)」などの資格保有。京都と滋賀の地酒をこよなく愛し、毎晩日本酒で晩酌するのが趣味。
日除けや目隠しの役割があるシェードカーテン。本記事では、シェードカーテンの選び方とおすすめ商品を紹介。取り付け簡単ですぐに設置できる商品や、オーダー可能商品、おしゃれな北欧風デザインなど厳選しました。人気のニトリやサンゲツの商品もピックアップしています。
シェードカーテンとは
シェードカーテンとは、上下に開閉するカーテンです。通常のカーテンは左右にスライドして開閉しますが、シェードカーテンの場合は、縦方向に動かすので、上からの光の量をコントロールすることができます。
通常のカーテンは、ヒダが大きくエレガントに見えますが、シェードカーテンは窓際のスペースをスッキリとした見た目にできるのが一番の魅力です。リビングの窓やキッチンにある小窓などには、通常のカーテンより凹凸のないシェードカーテンのほうがスッキリと似合う場合も多いですよ。
シェードカーテンの選び方
それでは、シェードカーテンの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】サイズ
【2】操作方式
【3】巻き上げのデザイン
【4】レースが必要か
【5】デザイン
上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】サイズをチェック
シェードカーテンを付ける窓を決めたら、カーテンのサイズを決めるために、まずはレールの取付位置をきめましょう。取りつける場所と方法によって必要なカーテンのサイズが異なってくるからです。取付場所は窓のある壁か、窓枠の内側かの2通りです。壁につける場合は、窓の横幅より大きなサイズのカーテンを、窓の内側につける場合は、窓枠におさまるサイズのカーテンを選ぶことになります。
【2】操作方式をチェック
シェードカーテンには、大きく分けて2種類の開閉操作の方式があります。
コード式は、カーテンを操作するためのコードがついていて、コードを下にひくとカーテンが上に巻き上がる仕組み。カーテンを下ろしたい位置でコードをとめると、その位置にとどまります。コード式は機構がより単純で安価ですが操作性が低く、小さな小窓の操作程度なら問題なく扱えます。
ドラム式は、シェードカーテンに操作をするためのチェーンがついています。チェーンの一方を引くとカーテンが上がります。チェーンを少しだけ引くとカーテンがすべて下がります。ギアが組み込まれていて、より大きな上下幅のあるカーテンを操作するのに向いています。
【3】巻き上げのデザインをチェック
シェードカーテンには、いろんなタイプの巻き上げのデザインがあります。それぞれのタイプで雰囲気が異なるので、どんなタイプが合っているかを考えておくことは大切です。
▼プレーンなシェードカーテン
カーテンにヒダをつけずに巻き上がるようになっているデザインのシェードカーテンです。巻き上げたときは、カーテンの下部にフワッと折りたたまれた状態で巻き上がっていくので、柄の見た目を崩すこともなく、とてもスッキリとした雰囲気を持っています。
プレーンシェードカーテンは基本的なタイプの巻き上げ方式デザインなので、柄のデザインも豊富で、お気に入りの柄も見つけやすいことでしょう。
▼ヒダつきのシャープシェードカーテン
シャープシェードカーテンは、生地の裏側に水平にバーを縫い込んで取り付けられています。これにより、巻き上げの際に、ヒダがきちんと折りたたまれながらカーテンを上げていくことができるようになります。
裏側部分が透けて見えてしまいますが、このシルエットが障子のデザインに似ており、和テイストの部屋にも合うデザインです。
▼エレガントなバルーンシェードカーテン
バルーンシェードカーテンは、カーテンの生地を巻き上げていく際に、丸みを帯びたバルーンのような形をつくり出しながら動かすタイプのシェードカーテンです。
とても美しくロマンチックな雰囲気をつくり出してくれる、強く印象に残りやすいデザインです。華やかさがとてもかわいらしいので、女の子の部屋の小窓に取りつけるのもおすすめ。カーテンひとつでお部屋全体をフェミニンな雰囲気に演出できます。
【4】レースが必要かチェック
通常のカーテンと同様に、シェードカーテンを開けてしまうと、外から窓の内側が見えてしまうので、目隠しとしてレースのシェードカーテンをつけるという方法もあります。シェードとレースの2枚の生地を昇降できるのがダブルシェードカーテンです。日光を取り入れながら目隠しができるのでとっても便利です。プレーンシェードより価格は高いので、必要に応じて検討するようにしましょう。
【5】デザインをチェック
シェードカーテンは、お部屋を彩る役割も担うことができます。お気に入りのカラーや柄のデザインのものを選ぶとよいでしょう。
通常のカーテンとは違い、下ろしたときにドレープ状にならないので、生地の柄を楽しむことができます。生地の質感や遮光や防災などの機能性にも注目して選ぶとよいでしょう。
ポイント:取り付け方法も確認しておこう!
気に入ったデザインのシェードカーテンが見つかったら、取り付け方法を確認しましょう。取り付け方法は、主に3つです。専用ブラケットをビスで壁付けするタイプ、既存にあるカーテンレールを使えるタイプ、つっぱり棒を使うタイプです。特に賃貸住宅に住んでいる方は、壁に穴をあけることができない場合が多いので、特に注意して確認をするようにしましょう。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
シェードカーテンで窓まわりをすっきり軽やかに
シェードカーテン(ローマンシェード)は、窓をすっきり軽やかに演出できます。細身の窓だけでなく、大きな掃き出し窓にも使えます。ただし、バルコニーなど人が頻繁に出入りする窓には向きません。
厚手のシェードと左右に開くボイルカーテンを組み合わせるのも、軽やかさを損なわずオシャレに見えるのでおすすめです。操作方式や巻き上げスタイルは、設置する窓に合わせて選んでください。