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【この記事のエキスパート】
シューズ、グラフィックデザイナー:能登 恵子
婦人靴メーカーのデザイナー。商品企画、制作をはじめ、グラフィック、パッケージ、ロゴ、ネーミング、と幅広く手がける。
プライベートではドラムをしており音楽活動を通じて、関西を中心に時には海外でもライブを行っている。旅することも大好き。
舞踏家のメキシコ人が夫。
近畿小売商認定シューフィッター。
この記事では、革靴やスニーカーのシワや型崩れを防ぐシューキーパー(シューツリー)の選び方とおすすめ商品を紹介します。コロニルやリーガルといったシューズメーカーだけでなく、無印やニトリからも販売されています。メンズ・レディース向けの安い製品もピックアップ!
なぜ使う必要があるのか
シューキーパーの役割とは?
シューキーパーとは、靴の内部に入れ、形を綺麗に保つためのアイテムのこと。
そもそも革靴は、使い込むほどに足になじんで味が出ますが、ケアをしないとすぐに型崩れを起こしてしまいます。そのため、脱いだ革靴にはシューキーパーを入れることで靴の型崩れを防いで長持ちさせることができます。
また、お手入れでクリームを塗る際にも、シューキーパーがあれば、シワを伸ばしてこまかいところまで塗ることが可能です。大切な靴を長持ちさせるためにはぜひ持っておきたいアイテムです。
効果を最大限発揮するためには
シューキーパーの選び方
まずはシューキーパーの選び方をチェックしていきましょう。ポイントは下記。
【1】材質の特徴
【2】構造
【3】つま先のスプリット
【4】チューブの本数
【5】サイズ
【6】製造国による特徴
上記のポイントを押さえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。シューズデザイナー・能登恵子さんのアドバイスもご紹介しますので、参考にしてみてください。
木製は湿気防止、プラスチック製は持ち運びがラク
【1】材質の特徴をチェック
シューキーパーにはおもに木製とプラスチック製があります。それぞれの特性を押さえ、使うシチュエーションやコストなどを考えて選びましょう。
木製|湿気を防ぎ、カビや雑菌の繁殖を防ぐ
木製はもっともメジャーで種類が多く、ブナやシダーなどさまざまな素材のものがあります。木製のメリットは吸湿性があること。靴のなかは湿気がこもりやすいので、脱いだまま放置しておくと雑菌が繁殖する原因に。
木製のシューズキーパーなら、型崩れの防止と、靴のなかを除湿してくれる効果があります。丈夫でしっかりとしたつくりは、自宅でのケア用に向いています。見た目に高級感があることも魅力です。
木材の種類によって特徴が異なるので、下記を参考にしてください。
シダー:個性的な香りで、防臭や殺菌力に優れている。耐久性も高い
ブナ :硬く曲がりにくい。何十年も使われることも
カバ :硬質で耐衝撃性に優れる。比較的安価でコスパがいい
ライム:耐久性がありながら、比較的軽量で持ち運びやすい
プラスチック製|安価で軽量、持ち運びに便利
プラスチック製のシューキーパーは軽量なので持ち運びに便利なので、出張や旅行先に持っていっても、荷物の邪魔になりません。また、コスパにすぐれているので購入しやすく、汚れたらかんたんに洗えるのもポイントです。
ただし、プラスチック製のシューキーパーに吸湿性はないので、使用前にしっかりと靴を乾かしておく必要があります。また、木製と異なりソールの反りを抑える力は弱いため、注意が必要です。
テンションのかかり方で靴の型崩れに大きく左右
【2】シューキーパーの構造をチェック
シューキーパーの構造にもいくつか種類があり、テンションのかかり具合などに違いがあります。特徴を押さえた上で、靴に合うものを選びましょう。
スプリング式|ほどよいテンションで形崩れを防止!
スプリング式はバネ式とも呼ばれ、つま先部分とかかと部分が金属でつながっている形状です。バネが伸縮する力でほどよく全体にテンション(張力)がかかり、シワや型崩れを防ぎます。
かんたんにセットできることから初心者に選ばれる一方、こまかいサイズ調整はできないので、購入する前にしっかりとサイズ確認をしておくことが大切¥text_strong">つま先部分とかかと部分が金属でつながっている形状です。バネが伸縮する力でほどよく全体にテンション(張力)がかかり、シワや型崩れを防ぎます。
かんたんにセットできることから初心者に選ばれる一方、こまかいサイズ調整はできないので、購入する前にしっかりとサイズ確認をしておくことが大切。また、やわらかい靴やローファーに長時間使ってしまうと、靴が伸びてしまう可能性がある点には注意が必要です。
ネジ式|靴に合わせて微調整できる
ネジ式は、自分でテンションのかかり具合を変更できるのが魅力。靴の素材に合わせて、やわらかいものにはソフトに、ハードなものはしっかりとテンションをかけるなどの調整ができます。力はやや弱いですが、テンションのかけ過ぎによって靴を傷める心配が少ないのはメリット。
とくにやわらかくてデリケートな素材の革靴にぴったりです。
ヒンジ式|特定の靴専用
ヒンジ式は、つま先部分とかかと部分がヒンジだけでつながっている形状のもの。セットするだけでほどよくテンションをかけられるのが魅力です。ただし、その靴にぴったり合うものを選ばなければならないのが難しいところ。
事前に試した方がいいので、できれば靴を買ったのと同じブランド店でその靴専用に作られているものを探してみましょう。
【3】つま先のスプリットをチェック
シワがつきやすいつま先部分をしっかりと伸ばしたいなら、スプリットの形も確認してみましょう。おもに真ん中で分かれている「ハーフラスト」、写真のようにアウトサイドに向かって斜めに割れている「サイドスプリット」、スプリットが入っていない「フルラスト」の3タイプがあります。
ハーフラストとサイドスプリットは、左右にしっかりとテンションをかけられるのが特徴です。サイドスプリットは甲の部分までシワを伸ばせます。フルラストは、靴にぴったり合っていることが大切なので、甲幅をよく確認してから購入しましょう。
シングルかダブルか
【4】チューブの本数をチェック
つま先部分とかかと部分をつなぐ金属(チューブ)は、シングルとダブルがあります。ダブルチューブはねじれにくいため、全体に均等にテンションをかけやすいのが特徴。ですが、全体的なフォルムが太くなる傾向にあり、細身の靴には入らないことも。
やわらかめの素材の靴や細身の靴には、シングルチューブが向いています。
甲幅とアッパーも忘れずに
【5】サイズをチェック
シルエットに合うものを選ぶのは大切ですが、サイズ確認も忘れないようにしましょう。長さに加えて、つま先の形状や、甲幅とアッパー(甲高)もチェックしたいポイントです。甲幅とアッパーに関してはメーカーによって異なるので、できれば靴と同じブランドで選ぶのがおすすめ。
もしくはサイズが合わなかった場合に、返品や交換を受け付けてくれるお店で選ぶといいでしょう。
【6】製造国による特徴も
メーカーや商品にもよるので一概には言えませんが、革靴には製造国によって特徴があります。たとえば、イギリス製の革靴は横幅が広いものが多く、イタリア製の革靴は細身のものが多い傾向にあります。
シューキーパーもそれに合わせて作られていることが多いので、購入の際は注意しましょう。日本製のシューキーパーは、日本のシューズメーカー製の靴と合うことが多いので、チェックしてみてください。
シューズデザイナーからのアドバイス
「入れっぱなし」に注意!
【エキスパートのコメント】
お気に入りの靴はついヘビロテで履いてしまいがちですが、お気に入りの靴だからこそ長持ちさせたいところ。長持ちさせるためには、1日靴を履いたら2日休ませるのが効果的です。
そこでシューキーパーの出番! まず靴のサイズに適したものを選ぶことが大前提です。靴の材質によっては圧迫しすぎるシューキーパーは、靴の形状を変えてしまうこともありますので、入れっぱなしには注意しましょう。







