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【この記事のエキスパート】
芸術大学教員/DIYアドバイザー:野口 僚

芸術大学教員/DIYアドバイザー:野口 僚

徳島県の家具メーカーにて木製家具の製造に携わり、機械加工、仕上げ、組み立て、塗装など木工全般と家具製造ノウハウを培いました。

その後東京では業界新業態の体験型DIYショップで店長として勤務。店頭ではお客様の相談に乗りつつ、一人一人にぴったりのDIY用品を提案してきました。

同時にDIYレッスンの企画と講師を行い、日本のDIY文化発展のために努めてきました。

現在は大学のデザイン学部の助手として大学内工房に在中し、
学生に対しデザインやモノづくりの手法などを主に教えています。


金属などの加工に使う電動工具「ディスクグラインダー」。高性能な高額商品もありますが、DIY初心者が使うなら「1万円以下」で買えるアイテムでも充分製作を楽しめます。本記事では、DIY初心者におすすめの1万円以下で買えるディスクグラインダーをご紹介!

ディスクグラインダーとは

ディスクグラインダーとは、先端に円盤状の砥石(といし)がついた電動工具のこと。砥石を高速回転させることで切断・研削・研磨などの加工を行ないます。

ディスクグラインダーを使えば、金属やレンガ、コンクリートなどのかたい素材も電気の力でパワフルに加工できます。砥石を付け替えることで、素材のカットだけでなく、金属のバリ取りやサビ落とし、塗装はがしを行なうことも。金属や石材の鏡面仕上げにも活用できます。

表面の仕上げに使うサンダーと違い木材を大きく削って加工できるため、イスの座面に座りやすいようヘコみをつけたりなどもできます。

ディスクグラインダーの選び方

それでは、ディスクグラインダーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。

【1】タイプ
【2】サイズ
【3】電源の種類
【4】価格

上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】タイプをチェック

ディスクグラインダーは回転数と砥石を回転させるモーターのパワーであるトルクの違いによって、「高速型」「低速型」「変速型」の3タイプに分けることができます。

それぞれ適した使い道が異なるため、用途に合ったタイプを選びましょう。

高速型|金属の切断・研磨に

出典:Amazon

金属の切断・研磨に使うなら回転数が高い「高速型」がおすすめです。ディスクグラインダーの回転のスピードは1分間に何回転するかで表されます。たとえば、「12000min-1」と表示があれば、1分間で12,000回転するという意味。

この回転数が高いものを選べば、砥石が高速で回転し金属をスムーズに加工できます。

低速型|石材やコンクリートの切断・研磨に

出典:Amazon

石材やコンクリートの切断に使うなら「低速型」がおすすめ。回転数は低めですが、その分パワーがあるのが特徴です。高速型でコンクリートなどを切断しようとすると負荷が大きくモーターが故障してしまうことも。速度を下げてトルクを上げたほうがスムーズに加工することができます。

また、研磨作業にも低速型が適していますよ。目安としては回転速度が9,000min-1程度で、「W(ワット)」で表示される最大出力が大きいものを選ぶといいでしょう。

変速(万能)型|低速も高速も自由自在。マルチに使える!

出典:Amazon

マルチに作業をこなしたいなら、用途に合わせて回転数がコントロールできるタイプがおすすめです。低速と高速の2段階にスピードを調整できるものから、無段変速のものまであります。

多用途に使えるのは便利ですが、高額なアイテムが多くなるため予算と相談して選びましょう。

【2】サイズをチェック

出典:Amazon

砥石にはいくつかサイズがありますが、ディスクグラインダーごとに取りつけられる砥石のサイズが決まっています。たとえば、砥石の直径100mm用のディスクグラインダーに125mmの砥石を取りつけることはできません。100mmと125mmが主流ですが、DIY初心者が使うなら100mmサイズがおすすめ。

サイズが大きいほうが広範囲を一気に研磨できるなどのメリットはありますが、大きすぎると重さで手が疲れて安定した作業がしにくくなります。100mmサイズなら扱いやすく、砥石の種類も豊富に手にはいりますよ。

【3】電源の種類をチェック

ディスクグラインダーには充電式とコード式の2種類があります。充電式はコード式に比べてパワーが不足していると言われることもありますが、DIY用途であれば充分快適に作業をこなすことができますよ。それぞれメリット・デメリットを考慮して自分に合ったタイプを選びましょう。

充電式

出典:Amazon

充電式の魅力は、なんといってもその使い勝手のよさ。コードが作業の邪魔にならず、コンセントがない場所でも使うことができます。

充電式を選ぶときは電圧の高さにも着目しましょう。一般的に電池の電圧が高いほうがパワーがあります。18Vがスタンダードですが、DIY向けなら比較的リーズナブルな14.4Vのものもおすすめ。軽量・コンパクトで扱いやすく、持ち運びにも便利です。

コード式

出典:Amazon

種類も豊富でリーズナブルな価格で手にはいるのはコード式です。電源コンセントに挿せばすぐに使えるため、事前準備が不要で手軽に使えるのもメリットです。充電切れの心配もなく、つねに安定したパワーで作業ができます。

【4】価格をチェック

出典:Amazon

ディスクグラインダーにはハイスペックな高額機種もありますが、DIY初心者なら1万円以下で購入できるものを選ぶのがおすすめです。リーズナブルな価格の機種でも、金属の切削・研磨、木材の加工などDIYの用途は充分果たせます。

高額機種の性能はDIY用途には過剰な場合も多いため、まずは1万円以下で手にはいるアイテムでスタートするといいでしょう。マキタやリョービ、ボッシュなどの名の知れたメーカーのなかにも、低価格商品のラインナップがあるので探してみるといいですよ。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

初心者は「安全性」「持ちやすさ」を重視して。

ディスクグラインダーはパワフルに素材の切削ができる非常に便利な電動工具です。一方で、切削用ディスクが高速で回転する危険な工具でもあります。

選ぶ際は安全性を第一に考えて、持ちやすさや安定性、スイッチの切り替えが安全にできるものを選ぶといいでしょう。適切な回転速度も安全に加工するうえで大切なポイント。

素材にあった回転速度の機種か、速度調整ができるタイプを選ぶことで、加工ミスや事故を減らすことができます。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)