フリーアナウンサーの小林麻耶が、11日に放送されたフジテレビ系バラエティ特番『愛情!マザーSHOW』(19:00~21:00)に母親とともに出演。2017年6月に乳がんで亡くなった妹・麻央さんの闘病中の後悔を涙ながらに告白した。
麻耶と母は、麻央さんと3人で食事に来たという思い出のレストランで、母と娘の本音トークを展開。母が「本当に麻耶ちゃんと麻央ちゃんって仲良かったよね」と話すと、麻耶は「大好きなんだもん。大好きすぎるから」と言い、麻央さんとの思い出を語った。
その後、麻耶は母への手紙を読み上げ、麻央さん闘病中の後悔を告白。「ずっと悔やんでいることがあって謝りたいことがあります。それは『バイキング』の生放送のときに倒れて病院に運ばれてしまったことです」と、過労による体調不良で救急搬送され11カ月の長期休養生活を送った当時を振り返り、「麻央ちゃんも家族もみんな苦しかったときに倒れてしまって、さらにママに心配をかけることになってしまったこと、本当にごめんなさい」と涙ながらに謝った。
「あのときママにどれほどの心配をかけてしまったかと思うと、今も申し訳ない気持ちでいっぱいです。悔やんでも悔やみきれません。もし、あのとき私が元気でいることができたら、ママの心労を減らすことが確実にできたよね。麻央ちゃんのヘルプもできたよね。本当にごめんなさい」と悔やむ麻耶。
「ベッドから全然起き上がれず、身体にも力が入らず、家の中を腰を曲げてゆっくりしか歩けなかった私に『大丈夫、大丈夫。自分のペースで大丈夫』といつも変わらない笑顔で言ってくれたこと。病院の先生に『一度家に連れて帰りますね。私がいるので大丈夫です』と言ってくれたこと。本当に心強かったよ。ありがとう」と感謝も述べた。
母も「麻耶を置き去りにしてしまった。麻央の闘病があってそっちにかかってしまった自分がいるから、麻耶を置いてきてしまったんだなっていう後悔がすごくある」と涙ながらに後悔を告白。麻耶が「そんなことないよ。麻央ちゃんのことで大変な中で私までだったので、本当に後悔してて、反省してて、本当にごめんね」と再び謝ると、母は「麻耶が謝ることではないから」と優しく言葉をかけた。
お互いに3年間抱えていた後悔を打ち明けた娘と母。最後は「産んでくれてありがとう」「選んでくれてありがとう」と感謝の言葉をかけ合った。