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【この記事のエキスパート】
空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希

空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希

「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。

予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。

幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。


安全帯は高所からの墜落時に処激緩和してくれたり、姿勢保持のサポートをしてくれる必須となるアイテム。本記事では、安全帯の選び方、おすすめ商品をご紹介。一本吊り、U字吊り、フルハーネスタイプなど特徴を交えて商品を紹介しています。

安全帯の必要性

安全帯はおもに、工事現場などの高所作業で使われるアイテムです。安全帯の装着をおすすめする理由について詳しく解説します。

■高さ2m以上の場所での作業は装着が義務

前提として、2m以上の高さがある場所で作業をおこなう場合、安全帯の装着が義務付けられています。くわしくは、厚生労働省の労働安全衛生法に記載されています。2m以上の高所作業をおこなう予定の方は、一度確認しておきましょう。

■万が一のケガの予防対策

もっとも大切な理由は安全面です。高所作業で万が一墜落してしまったら、ケガにつながります。家の屋根やビルの作業では周囲に人がいる可能性があるため、安全帯を装着しなければ、自分だけでなくまわりにも被害が及ぶ可能性もあります。

落下を防いでくれるのはもちろん、落下時の衝撃を緩和してくれる役割があるので、自身のケガやまわりの人への被害を抑えるためにも安全帯を装着しましょう。

(★)ポイント:手軽に購入できるからこそ、1本持っておこう!

専門性の高い商品ではありますが、昨今ではネット通販など手軽に購入できるようになりました。Amazonや楽天などで、一般の人でもカンタンに購入することができます。屋根の修理などを自分でおこなう方は、1本買っておくと安心ですよ。

安全帯の選び方

それでは、安全帯の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。

【1】安全帯の種類・タイプ
【2】ランヤード
【3】適切なサイズ・耐荷重

上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】安全帯の種類・タイプをチェック

安全帯には、大きく分けて、胴ベルトで支える「一本吊りタイプ」「U字吊りタイプ」、体全体で支える「フルハーネス」の3種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

▼一本吊りタイプ

出典:Amazon

一般家庭でもよく使われるのが一本吊り専用の安全帯。ロープ一本で体をつなげてくれるタイプで、墜落防止のために使われます。建築工事などの高所作業でも使われているもので、家の屋根に上ったりするときにおすすめです。

ただし、ロープ自体に体重をかけて支えるような用途には使用できません。あくまで落下防止用と考えてください。

▼U字吊りタイプ

出典:楽天市場

安全帯に体重をかけて作業をおこないたいのであれば、U字吊り専用の安全帯を使用しましょう。柱上安全帯とも呼ばれていて、柱などにロープを回し、U字になった状態で使用します。電柱での作業など、不安定な場所でも姿勢を保持しやすいのが特徴です。

しっかりと体重を支えてくれるので、木の上の作業でも安定した作業がおこなえるでしょう。

▼フルハーネス

出典:Amazon

安全帯には、より安全で長時間の作業でも負担になりにくいフルハーネスタイプもあります。フルハーネスは何点かで体重を支えることになるので、一部にだけ負荷がかかるのを回避できるのが特徴です。

フルハーネスタイプの腿(もも)ベルトはおもに2種類に分けられ、それぞれ装着感が異なります。安全帯に慣れているか否か、また自分が使いやすいと感じるものかどうかで選びましょう。

■腿(もも)ベルトごとの特徴

【腿ベルト水平型】
腿ベルト水平型は、作業性と快適性が高いタイプです。太ももの部分で水平に体を支えてくれる形をしていて、動きやすく拘束感が少ないのが特徴です。安全帯の拘束感が苦手だと感じる人はこちらを選びましょう。
ただし、しっかりと適切な位置で装着しないと、宙吊りになった際に強い衝撃がかかり危険です。必ず使用方法を確認し、正確に着用してください。

【腿ベルトV字型】
しっかりと固定され、安全性が高いタイプが腿ベルトV字型。骨盤を包み込むような形をしているのが特徴です。
とくに危険な現場や高所などではこちらのほうがおすすめです。水平型とくらべると窮屈に感じるので、慣れないうちは安全帯が気になり作業がしづらく感じることもあります。

【2】ランヤードをチェック

次に注目したいのがランヤードのタイプです。ランヤードとは、安全帯のフックつきロープなどの「命綱」となる部分のことです。動きやすさや軽さなど、タイプごとの特徴をご紹介します。

▼ロープ式

出典:Amazon

ロープ式は複雑な機構がないため軽いのが特徴です。ロープの種類としては、滑りにくく強度の高い三つ打ちロープや、やわらかくて扱いやすい八つ打ちロープがあります。

価格も安価なものが多く、気軽に使うことができるでしょう。ただし、ロープそのものが障害物に引っかかってしまうことがあるので、注意しながら作業する必要があります。

▼巻き取り式

出典:Amazon

動きやすさを重視する方は、巻き取り式の安全帯を選びましょう。ストラップを必要な分だけ引っ張り出せるので、自分の好みの長さに調節することもカンタンです。一定の力が加わるとストラップが止まる「ロック機構」がついたものなら、落下した際も少ない衝撃で済みます。

腰まわりがすっきりしているので、腰に道具を多くつけるような職人の方も使いやすいでしょう。ロープ式と巻き取り式のいいとこどりをした蛇腹式もあります。

▼ダブルランヤード式

出典:Amazon

ダブルランヤードタイプとは、二丁掛けタイプとも呼ばれるランヤードがふたつある安全帯です。ランヤードが一本の場合、かけ替えをする際に安全帯がつながれていない瞬間が生まれてしまい、落下の危険性があります。ダブルランヤード式であれば、どちらか片方はつながっているので安全です。

安全性を重視したいなら、ダブルランヤード式がおすすめです。

【3】適切なサイズ・耐荷重をチェック

出典:Amazon

安全帯は、体格に合ったサイズを選びましょう。ある程度サイズを調整できますが、商品ごとに対応する長さや幅は異なります。事前に自分の体を採寸しておくとよいでしょう。

また、同時に確認しておきたいのが耐荷重です。日本の安全帯は、体重85kgを基準に安全試験をおこない、装備を入れて100kgまで耐えられるよう設計されています。装備込みで重さが100kgを超えてしまう方は、耐荷重の大きいランヤードを用意する必要があるためご注意ください。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

使用場所に合わせて商品を選ぼう

安全帯とは、ハーネスとも呼ばれる命綱です。高所での作業で万が一のとき、命を守るものになります。使用場所に合わせた安全帯を選択する必要があります。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)