お風呂で読書を楽しんでいたら、湯船に本を落としてしまった……。そんな経験をしたことがありませんか?

濡れた状態で紙をめくろうとすれば破れてしまいますし、そのまま乾かしても波打って、ページ同士が張り付いたり、シワシワになってしまうんですよね。

ディーズさん(@Deeeeese7)が、濡れた本を冷凍庫で凍らせてみたところ、本が美しく復活したとのことで、その様子をツイッターに投稿。多くの反響が寄せられていました。

  • ページが濡れて透けてしまった本。これが…… ※タップで拡大

  • こうです。シワもなく完全に復活しています ※タップで拡大

手順は簡単で、濡れたままの状態で本をジップロックに入れ、封をせずに冷凍庫へ。丸一日凍らせてカチコチになったら、重石を載せ、そのまま解凍するというもの。

ディーズさんは、コツとして「冷凍庫に入れるときは、本を立てて、ジップロックの口が上にくるように入れると、良いみたいです」とコメントしていました。

  • ジップロックに入れられた書籍 ※タップで拡大

  • 冷凍中 ※タップで拡大

  • 可読性もバッチリです。「水を吸って少し膨張するので、もちろん”元通り”にはなりませんが、緊急避難的には良い方法だと思います」とのことでした ※タップで拡大

この投稿を見た読者の皆さんからは、様々な質問が寄せられており、さながらQ&Aコーナーの状態に。一部をこちらでご紹介しましょう。

――重しで挟む際は吸水力のある新聞紙などで包んだほうが良いでしょうか?

「フローリングの床の上にとくに包まないでおいて、重ししましたけど、問題なかったです」。

――重石には何を使いましたか?

「うちにあったソファーのパーツです。4~5kgですかね? 平らなら何でもいいと思います」。

  • 重石に使ったというソファーのパーツ ※タップで拡大

――重しする時はジップロックから出しますか?

「出してからやりました」。

――解凍したときの湿気でバサバサになったりしますか?

「表現しづらいですけど、ほのかに”しっとり”みたいな感じになります」。

もちろん完全に元通りになるわけではないので、実施の際には自己責任でお願いしたいのですが、お風呂だけでなく、雨でかばんごと濡れてしまった本にも使えるこの方法。万が一の際には、試してみてはいかがでしょう?