野球解説者の古田敦也氏が、7日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『川柳居酒屋なつみ』(毎週火曜 25:56~)にゲスト出演し、元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂について語った。
憧れの人物の話題になり、古田氏は「最近テレビ観ていて、50代で『こいつ幸せそうでええなぁ』と思うやつが一人いるんですよ」と切り出すと、「長嶋一茂」と告白。「同期なんですよ。同い年で、大学4年で一緒にオールジャパンに入って、その後ヤクルトでも一緒で」と振り返り、「ブレイクしてるじゃないですか。好きなこと言って好きなことやって。そんなことが許される人生ってすごくないですか?」と問い掛けた。
また、野球選手としての才能については、「力は本当に強い。握力80kgぐらいある」「今でもそうですけど、首も太い。僕らよりも全然すごい体をしていて。才能はすごいんですよ。肩も強いし、足も速い。だからドラフト1位になるのは間違いない」と絶賛しつつ、 「ただ、ボールにあまり当たらないんですよ」「当てる気がないんじゃないかな」と首をかしげて笑いを誘った。
「バットがボールにあまり当たらない」というプロ野球選手にとっては致命的な問題について、古田氏は「僕らは食らいついてでも当たればヒットになるかもしれない。彼は違うんですよ」と説明。「自分の求めてるきれいなスイングをしたい、自分の思い描く打球を打ちたいというのがある」と分析し、「(自分は)球が曲がったと思ったら何とか食らいついて」「そういう感じで生きてきました」と自身と比較していた。