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【この記事のエキスパート】
フリーエディター&SUV生活研究家:山崎 友貴

フリーエディター&SUV生活研究家:山崎 友貴

自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に。登山やクライミングが趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて連載中。悩みは増え続けるアウトドア用品などの遊び道具の収納場所で、愛車のJeepラングラーもすっかり倉庫代わりに。昨今は車中泊にもハマり、住居をキャンピングカーに変えるか真剣に悩み中。


登山・トレッキング・ハイキング・キャンプといったアウトドア・レジャーの際にクマなどの野生動物から身を守るための道具が「熊鈴」です。モンベルをはじめ消音機能付きやコンパクトタイプ、大音量のものまでさまざまな種類があります。この記事では熊鈴の選び方とおすすめ商品を紹介します。

熊鈴の効果について

結果からお伝えすると、実際に熊に遭遇してからでないとわからない。。。です。

しかし事実として、熊は人工音が苦手です。なので熊鈴を鳴らさないよりは鳴らしたほうが効果的だということです。熊鈴を鳴らすことで自分がどこにいるのかという場所を知らせるためのものです。それ以上近づくと人間がいますよ!という合図でもあるのです。

登山やキャンプに行かれる方は、熊鈴だけに頼らずに、熊よけスプレーや大きな音がでるブザーなども持ち歩くことをおすすめします。

熊鈴の選び方

それでは、熊鈴の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。

【1】使用する場所や環境に合わせて選ぶ
【2】消音機能付きならマナーにも配慮できる
【3】持ち運びしやすいか使い勝手もチェック
【4】好みのデザインを選ぶ

上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】使用する場所や環境に合わせて選ぶ

熊鈴の形状のタイプは一般的に「鈴型」と「ベル型」に分かれます。サイズとしては鈴型は小型で、ベル型が少し大きくなる傾向に。それぞれ音の響き方に特徴があるので、違いを知ることで、より使いやすいものが選べます。

「鈴型」「カウベル」なら登山やアウトドア時に

出典:Amazon

チリンチリンという軽い音を鳴らす「鈴型」です。高音なのでひびき渡るのが特徴です。登山バッグや体に接触した状態でも音が鳴るので、歩きながら熊を警戒することができます。

「カウ型」のベルの音はガランガランという低音ですが、岸壁に囲まれた場所や大きな障害物がある場所でも響くのでおすすめです。

遠くまで響く「ベル型」見通しのよい渓流に

出典:Amazon

カップ状の形をした「ベル型」は、鈴型よりも高音で長く遠くまで聞こえるのが特徴です。共鳴音により、高山の入り組んだ登山道でも聞こえる特性があります。また、ベル型にはストッパーつきで消音できるタイプもあります。

ポイント:高音で音が大きい「真鍮素材」がおすすめ

熊鈴はその素材によって音の質が異なります。たとえば「真鍮」で作られた熊鈴は音色が高く、遠くまで聞こえるのが特徴。そのため広範囲に響く熊鈴を求める人におすすめです。

【2】消音機能付きならマナーにも配慮できる

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熊鈴の音は山の中では効果的ですが、早朝の山小屋や人が集まる場所ではまわりの迷惑になってしまうこともあります。最近では消音機能・あるいは音を抑える便利な機能がついたものが主流になってきているので、いちいちバッグの中にしまう必要がありません。

【3】持ち運びしやすいか使い勝手もチェック

出典:楽天市場

持ち運びのときの携帯性も注目しておきたいところ。サイズに関してはあまりに大型でない限り邪魔にはならないでしょう。ただし、小さいサイズは音も小さくなります。カバンに何個もつけるなら熊鈴としての効果もあるかもしれません。

また、登山の際はリュックサックやバックパックに取り付けて使用することが多いので、その脱着のしやすさも重要です。最近の主流はカラビナ付きのものなら、リュック以外にも簡単に付けることができます。そのほかにもキーリング、紐などいくつかタイプがあるので、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

【4】好みのデザインを選ぶ

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最近では昔ながらの熊鈴の形に加え、おしゃれなデザインも目立っています。大手アウトドアメーカーも種類豊富なデザインで取りそろえています。登山バッグのメーカーと揃えてみたり、お手持ちのアウトドアグッズと色を揃えてみるのも。機能性と合わせて、お好みのデザインを選んでみてくださいね。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)