女優の真矢ミキとアイドルグループ・SixTONESの高地優吾が、フジテレビ系バラエティ番組『奇跡体験!アンビリバボー 誰ひとり信じてくれない! 現代日本で本当にあった恐怖2時間SP』(4月2日19:57~21:54)で、同番組に初出演する。

  • 真矢ミキ(左)と高地優吾=フジテレビ提供

今回取り上げるのは、小さな街で平穏に過ごしていた男性。この日も変わらず勤務先に出社したが突然、車で現れた刑事たちに取り囲まれ、何の事件かも知らされず容疑者として署に連行されてしまった。

取り調べを担当した刑事は詳細を明かさず「お前がやったんだろ!」と繰り返すだけで、なぜ自分がこんな仕打ちに合っているのかすら分からない。罪になるようなことをした覚えのない男性は無実を訴えたが、犯人に似ている、というだけでまったく取り合ってもらえず、2回目の取り調べでようやく暴行事件の容疑者となっていることを知らされた。

もちろん男性はやっていないのだが、過酷な取り調べは朝から晩まで何度も続き、肉体的にも精神的にも疲れ果て、耐えかねた男性は、ついに犯していない罪を自白。事件現場の場所も、証拠となるものの所在も何も知らないにもかかわらず、あれよあれよと言う間に男性は逮捕・起訴されてしまった。

警察・検察はもちろん、実名報道され起訴されてしまったことで、担当の弁護士、家族まで、誰ひとり自分の無実を信じてくれない。絶望のあまり「自分は罪を犯したんだ」と思い込まなければ、生きることもできないほどの過酷な日々…を送ることになった。

収録を終えた真矢は「よく家で拝見させていただいている時からVTRに見入ってしまっていたのですが、今回はそれ以上に見入ってしまいました」、高地は「子どもの頃から見ていた番組に出させていただくというのはすごくうれしかったです。事件性の濃い内容に、とても引き込まれましたし、このような現実を知ることができて貴重な機会をいただきました」と感想をコメント。

今回のVTRを見て、真矢は「黒か白しかないはずなのに、グレーには見てしまうだろうなという自分の感覚も怖いなと思いました」、高地は「こうして日常生活を送っていますけど、明日は我が身というか、人生何が起こるか分からないなと思いました。ある日、自分の人生が闇に閉ざされることもある。もしくは、人生の頂点に達することもある。1日1日の大切さがすごく身に染みました」と述べた。

また、自身の“アンビリバボー”な体験を聞くと、真矢は「すごくくだらないんですけどいいですか(笑)。家でアスパラと卵を炒めていたんですけど、ピョーンってアスパラが飛んで、パッて見たら床に立っていたんです(笑)」と発表。

「それすごいですね(笑)!」と驚いた高地は「僕の場合は、(ジャニーズ)事務所に入ったことです。自分から入ろうと思ったわけではなくて、中学生の時に友達が勝手に応募して、オーディションに強引に連れて行かれたんです。最初はダンスも歌も嫌いで、家に帰ったら『いやだ!いやだ!いつ辞めていいの?』って駄々をこねていました。でも今年デビューすることができたり、YouTubeで公開したMVが1,000万回再生されたり、自分の思い描いていなかった人生を歩んでいることが自分の“アンビリバボー”ですね。そのきっかけを作ってくれた友達にも感謝しなきゃいけないし、自分の人生がそこから180度変わったというのが、今でも不思議です」と振り返る。

そして、番組の注目点について、真矢は「私たちと一緒に“そこであなたは何をする?”まで考えていただけたらうれしいです」、高地は「自分の身にも起こるかもしれないと、自分に置き換えることでVTRの見方が変わるのではないでしょうか。自分だったらこういうときどうするだろうって、一緒に考えながら見ていただけたらと思います」と呼びかけた。

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