みんなで大家さん販売はこのほど、「将来への収入不安と解消手段」に関する調査を発表した。調査は2月12日、30歳以上の男女(年収1,500万円以下)1,126名を対象に実施した。
まず現在の年収を質問したところ、「200万円以上~400万円未満」と回答した人が最も多く30.6%だった。次いで「400万円以上~600万円未満」(28.2%)、「600万円以上~800万円未満」(15.1%)、「800万円以上~1,000万円未満」(10.0%)と続いた。
「現在の資産状況(金融資産のみ)を教えてください」との質問には、「100万円未満」という回答が31.1%で最も多く、次いで「1,000万円以上」(23.4%)、「100万円以上~300万円未満」(16.3%)、「300万円以上~500万円未満」(14.2%)だった。100万円未満が最も多い反面、1,000万円以上の金融資産を保有している人も目立つ結果となった。
「昨年に比べて年収は増えましたか? 減りましたか?」と尋ねると、「変わらない」(60.8%)が最多だった。「減った」(22.0%)と合わせると、8割以上の人が前年度と比較して年収が増えていないことがわかる。
「将来についてどう思いますか?」と質問したところ、7割以上が不安を感じていると回答している。具体的な不安については、「病気(生活習慣病・がんなど)」との回答が66.5%で最も多く、次いで「貯金・資産」(57.9%)、「国の保証(年金)」(48.2%)、「親の介護」(37.6%)、「事故・災害」(32.6%)となった。
「将来の収入不安を解消するために、本業以外で取り組んでいることを教えてください」との質問には、「特に何もしていない」を除くと「貯金」という回答が26.7%で最も多かった。以下に「投資」(20.8%)、「副業」(8.5%)、「転職活動」(3.2%)と続き、投資で今の資産を増やすとういうよりは、堅実に蓄えて将来に備えている人が多いことがうかがえる。
「投資をするならどの種類の投資に興味がありますか?」と質問したところ、1位は「株式投資」(39.9%)だった。2位以下は「定期預金」(25.5%)、「FX・仮想通貨」(9.7%)、「金・プラチナ」(8.6%)などが上位に入っている。