Clearは3月5日、「日本酒の飲用に関する消費者動向調査」の結果を発表した。調査は1月28日〜2月11日、日本酒を飲用する成人男女2,215名(男性1,106名、女性1,098名)を対象に、同社運営の日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」によるインターネット調査にて行われた。

  • 日本酒を飲む頻度

    日本酒を飲む頻度

同調査の実施は、2014年、2019年に続いて3回目。はじめに、日本酒を飲む頻度を聞いたところ、「ひと月に1~2日程度」が最も多く41%を占める結果に。昨年と比較すると、「週に4日以上」(前年比-12pt)や「週に2~3日」(同-9pt)飲むという人の割合が減少傾向にあるのに対し、「ひと月に1~2日程度」(同+20pt)と回答した人の割合は、20ptも増加。

ただし、今回(2020年)の回答属性をみると、2019年の男女比は男性7割・女性3割だったのに対し、今回はほぼ同等に。また、2019年はほぼ半数だった若年層(20代~30代)の回答者が今回は64%に増えるなど、回答者の属性の違いによる影響もあるとのこと。

20~30代の傾向としては、7割~8割が「ひと月1~2日程度」または「週に1日程度」とライトに日本酒を楽しむ傾向にあるのに対し、40代は5割が「週に2~3日以上」の頻度で、50代以上では6割近くと、回答者の年代が上がるほど日本酒を日常的に楽しむ傾向が見受けられた。

  • 自宅用に購入する日本酒の予算

    自宅用に購入する日本酒の予算

次に、自宅用に購入する日本酒の予算について尋ねたところ、20~30代の若年層の購入予算は中・高年層と比較して高い傾向にあり、「2,000円~2,999円」、「3,000円~4,999円」もしくは「5,000円以上」を選択した割合は、20代では40pt、30代では38ptで、40代と50代の25ptと比べて10pt以上高かった。

また、自宅用の予算としては、全年代において「1,000円~1,999円」が最多となったが、ギフト用では若年層の方が高く設定しているようで、「3,000円~4,999円」、「5,000円以上」に対する回答割合が、中・高年層よりも10ptほど高かった。

  • 日本酒を選ぶときに重視する点

    日本酒を選ぶときに重視する点

日本酒を選ぶ時に重視する点について聞くと、1位「味わい」(73%)、2位「特定名称酒の種類」(51%)、3位「価格」(49%)という結果に。

男女別にみると、男性は「酒蔵」「原料米の種類」「製法」「お酒独自の特徴」の項目で、女性の回答割合を7pt~12ptほど上回り、一方、女性は「お酒が造られている地域」「ラベルデザイン」「料理との相性」において、男性を6pt~9pほど上回った。男性は日本酒の味わいと特に関連が深いような酒質やスペックを重要視し、女性は地域性やデザインなど、周辺情報を含めた項目も重要視する傾向にあることが伺えた。