俳優の坂上忍が、24日に放送されたフジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:50)で、中居正広の退所・独立報告会見について語った。
21日の会見で、3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所し、個人事務所「のんびりな会」を設立して独立すると発表した中居。会場に「フラッシュの点滅にご注意ください」と書かれた札を持って現れたほか、“NGなし”の質疑応答では記者との笑いあふれるやりとりで会場全体を盛り上げた。
退所のタイミングについて、中居が「ジャニーさんが亡くなり、葬式とかもあり、夏から秋にかけてお話ししようかなと思ったら、誰がグループから抜けるとかバタバタ…そのときに思ったのが、ずっとタイミングみてたら俺、辞められないなって」と事情を説明したことに触れ、坂上は「そこら辺のバランス感覚が天才的」と絶賛。
さらに、東山紀之への報告電話をモノマネを交えて再現したことについては、「あの場所で東くんのやり取り、一人二役の芝居できる? あの勇気はないな。結構似てるしね」と驚き、会見が城島茂の『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)の前日、東山の『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)の前々日だったことに触れ、「事務所さんも当然そういう思いだったんでしょうけど」「それも配慮のうちだったんでしょうね」と推測した。
「モデルケースというか、これをいろんな会見の時に当てはめて失敗する人も出てくる。やっぱり、やる人によるから」と今後の芸能界に与える影響までも想像する坂上。「NG一切なしと言いながら、実はNGのことはあったりするんだけど、それに対しても手前のところまではちゃんと話して笑いに変えて次の質問……というのはなかなかできない」と中居のトーク術に胸を打たれたようで、月曜MCを務めるブラックマヨネーズ・小杉竜一に「絶対にマネするのやめようね。俺たち、身の丈知っておいた方がいいから」とボヤいて笑いを誘っていた。