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【この記事のエキスパート】
料理研究家/料理講師/ケータリングプランナー：指宿 さゆり
神戸出身。アメリカなどでパーティ料理やオーガニックを学び、2002年に「菜々食CookingClass」を主宰。卒業生による教室開設やカフェ開業実績も多数。
企業向けのオリジナルレシピ開発を行う「レシピ制作専門スタジオ」では料理部門の代表として、料理動画のメニュー監修、タイアップ企画レシピ、連載レシピコンテンツ、飲食店のメニュー開発などに従事。また、大の蕎麦好きでもあり、蕎麦に関するグループも運営中。
爪楊枝（つまようじ）は、素材だけでも竹、木、チタンなど多彩な種類があります。この記事では、料理研究家で料理講師でもある指宿さゆりさんに聞いた、爪楊枝の選び方とおすすめの商品を紹介します。本記事を参考に使い勝手のよい爪楊枝を見つけてくださいね。
用途や形状、素材などに注目！
爪楊枝の選び方
料理研究家の指宿さゆりさんへの取材をもとに、爪楊枝を選ぶときのポイントを紹介します。ポイントは以下の5つです。
【1】用途に合わせて使い分ける
【2】爪楊枝の太さ、形状、長さにも注目
【3】おもてなし用なら天然素材を
【4】個包装のタイプなら清潔感がある
【5】先端の形状も確認しよう
上記のポイントをおさえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。ぜひ参考にしてみてください。
【1】用途に合わせて使い分ける
1本1本ていねいに作られた爪楊枝。太くて丈夫なので、かためのおかずなどに刺しても折れにくいです。
【エキスパートのコメント】
ひとくちに爪楊枝と言っても、長さや強度など意外といろんな種類が発売されています。固めの食べ物に爪楊枝を使うのであれば、ある程度強度のあるタイプが望ましいです。
料理に使う場合も折れにくいほうがいいですし、爪楊枝をしっかりと刺すためには長さも必要になります。とくに爪楊枝を刺して煮込むようなロールキャベツなどの料理の場合、水分で爪楊枝が折れてしまわないタイプを選ぶようにしましょう。
【2】爪楊枝の太さ、形状、長さにも注目
爪楊枝にはさまざまな太さ、形状、長さのものがあります。
太い爪楊枝は持ったときに安定しやすく、折れにくいので強度もあります。また、長さのある爪楊枝は持ちやすいので便利です。
形状には「丸」「平」「角型」など種類があります。一般的な爪楊枝は丸型で、幅広い用途に使うことができます。平型は和菓子などを切るときに便利で、角型は食材などを刺すときに安定しやすいなど、それぞれ特徴があります。
【3】おもてなし用なら天然素材を
【エキスパートのコメント】
爪楊枝の素材も、白樺や竹などの天然素材やポリプロピレン、チタンなど、さまざまなものがあります。
友人や知り合いを自宅に招いてホームパーティをしたり、季節のイベントで来客があったりするときなどのおもてなし用には、白樺など天然素材の爪楊枝がおすすめです。天然素材の爪楊枝は一般的なものと比較すると、素材本来の香りを楽しむことができます。
普段は使わないような爪楊枝があると、おもてなしの気持ちが伝わるはず。ワンランク上の爪楊枝を提供すれば、特別な時間をより一層演出できるでしょう。
【4】個包装のタイプなら清潔感がある
【エキスパートのコメント】
飲食店などで個包装になった爪楊枝を使ったことがある方も多いのではないでしょうか。個包装になっているタイプだと少々お高いですが、清潔な状態で手軽に保管することができます。
お弁当などに爪楊枝を入れておく場合も便利ですし、お花見などのイベントに持っていき、人数分の爪楊枝を配るときにも重宝するでしょう。
【5】先端の形状も確認しよう
子どもも利用する場合は、先端の形状をチェックするとよいでしょう。先がとがっているものだと、口に入れるときに思わぬけがをしてしまう可能性があります。
そのため、子どもが使ったり口に入れるものに使ったりするときは、先端が丸いものを選ぶとよいでしょう。
料理研究家からのアドバイス
シーンに合わせて爪楊枝を使い分けよう
【エキスパートのコメント】
爪楊枝はリーズナブルなものから天然素材の高価なものまで幅広い商品があります。シーンに合わせていろんな爪楊枝を使い分けてみてください。
とくに国産素材の爪楊枝や天然素材の商品を使ったことがないという方は、おもてなし用などに購入して一度試してみてはいかがでしょうか。きっと今まで知らなかった爪楊枝の魅力を発見できるでしょう。
