田中圭主演の映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(2020年6月19日公開)の新たな出演者が18日、明らかになった。
同作は1998年長野五輪、スキージャンプ団体の金メダルを陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる感動秘話を映画化する。腰の故障により代表落選となったスキージャンパーの西方仁也(田中)が、競技前にジャンプ台に危険がないかを確かめ、競技中に雪が降った際には何度も飛んでジャンプ台の雪を踏み固めるテストジャンパーとなり、裏方から日本選手団を支えていく。
ケガを負ったことでトラウマを抱えるスキージャンプ選手の南川役は、眞栄田郷敦。大先輩にでも軽口をたたく“イマドキ”の若者だが、テストジャンパーとして長野五輪に参加し、西方らと過ごすことでトラウマを克服すべく前進していくといった役柄となっている。
日向坂46のセンター・小坂菜緒が演じるのは、唯一の女子高校生テストジャンパーの小林賀子。女子スキージャンプがオリンピック種目になかった当時、テストジャンパーとしてでも長野五輪に参加したいという熱い思いを持った実在の選手・葛西賀子をモデルにしたキャラクターとなる。映画出演は本作で2本目。空サッツ(カラサッツ)というスキージャンプの練習シーンでは、ジャンプ指導の山田大起コーチ(ソルトレイクシティ五輪 スキージャンプ日本代表選手)をはじめ、共演の山田裕貴らからも「めちゃくちゃうまい」と絶賛されている。
また個性派俳優・古田新太は、テストジャンパーのコーチ神崎幸一役で出演。自らも日本代表選手に選ばれなかった経歴を持つ神崎は、各々が抱える思いを胸にテストジャンパーとして長野五輪に向き合っている選手たちを時に厳しく、時に温かく熱く支える。さらに、長野五輪日本代表選手・原田雅彦役で、映画『カメラを止めるな!』の濱津隆之、レジェンド・葛西紀明役には、ドラマ『おっさんずラブ』で田中圭と共演した落合モトキが出演する。
この度解禁された特報映像は日本中が歓喜に沸いた1998年の長野オリンピックの実際の映像からスタートし、日本スキージャンプ団体が金メダルを獲った栄光の裏側にいた25人の“名もなき英雄達”として、田中、山田、眞栄田、小坂らがスキージャンプに挑む姿が描かれている。さらに現在撮影中の長野県白馬スキージャンプ競技場から、田中、山田、眞栄田、小坂、そして古田の5人の写真と、今回解禁となった眞栄田、小坂、古田の3人と飯塚監督からのコメントも到着した。
眞栄田郷敦 コメント
長野オリンピックスキージャンプ団体の表舞台と舞台裏。そこには一人一人の個性があり、想いがあり、ドラマがあり、その一つ一つに胸が熱くなりました。今回は自分の性格と少し離れたキャラクターです。実際に長野オリンピックが行われた白馬スキージャンプ場で先輩方やスタッフのみなさんに支えていただきながら日々新しい挑戦をしております。お楽しみに。
小坂菜緒(日向坂46) コメント
1998年に開催された長野オリンピックは、私がまだ生まれる前の出来事で、初めて知ることも沢山ありました。本作はその長野オリンピックでのスキージャンプ団体を題材にした作品です。「栄光に彩られた表舞台の裏側にはこんなドラマがあったんだ」と気付かされ、背中を押されるような力強い脚本でした。当時を知らない私と年齢が近い世代の方にも、「人はどの場にいても輝ける」、そう伝わってくれたらいいなと思います!
古田新太 コメント
おいらの中の「ヒノマル飛行隊」と言えば札幌オリンピックである。
小学生だったおいら達はウケると言うことで、近所の子供全員が笠谷のマネをしていた。
ジャージの横を指で挟み、パタパタして飛ぶマネをしていた。
全員が「笠谷」と言っていた。
そいつを大変な事にしたのがリレハンメルだ。
「ヒノマル飛行隊」がやってきた。
そこで原田が、、、その後は映画で。
監督:飯塚健 コメント
郷敦くんと小坂さん、若い二人はキラキラ眩しいので、話す時はサングラスが必要です。だけど実は、超の付く負けず嫌いで、
見せないけど努力家。より芝居を好きになって貰える現場を共につくれたら、と思いながら撮影しています。
古田さんのラジオはずっと聴いていましたし、連載も読んでいました。つまりはファンでしたから、ご一緒できて光栄です。