国連が発表している「世界幸福度ランキング」。日本は経済的に豊かであるにも関わらず幸福度が低い国として、毎年報道されていますよね。

インド在住のKohさん(@Koh_in_india)が、そんな日本に関して「幸福度低い意味がマジで分からない」と感じたことをツイート。それを見た多くの日本人から、たくさんのリプライ(返信)が寄せられ話題になっていました。

  • 「日本の幸福度、低い意味がマジで分からない」その理由は…… ※写真はイメージ

日本凄すぎませんか?
フラッと立寄って適当に選んで100円くらい出して買ったコンビニ肉まんのクオリティがもはやインドの5スターホテルの料理級
何もかもが時間、予定通り
責任感持って働く国民性
清潔綺麗そして超絶安全
わざわざ不愉快な事してこない人々
幸福度低い意味がマジで分からない
(@Koh_in_indiaのツイートより引用)

確かに、電車は1分の遅れもなく、ゴミが道に散乱していることもほとんどありません。ちょっとした食事も安全安心で美味しいですし、犯罪に常に怯えるような治安の悪さもありません。「幸福度低い意味がマジで分からない」と思ってしまうのも、分かる気がします。

しかし、多くの日本人からは違う日本が見えているようです。

「その快適性を維持するために、労働者の多大な犠牲があり、少しのミスも許さない傾向があるからでは」
「沢山の自己犠牲の上に成り立ってるんだと思います」
「ホスピタリティは素晴らしいですが、完璧主義の国と言っても良いと思います」
「日本はいいですよ。お客としてくるならば。中で働くと……」

返信の中で多く見られた“犠牲”という言葉が心に刺さります。幸福とは何なのか。Kohさんのツイートを機会に、今一度、日本全体の問題として考える必要がありそうです。