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【この記事のエキスパート】
キャンプ/釣りライター:中山 一弘

キャンプ/釣りライター:中山 一弘

青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。
ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。

今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。
キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。


この記事では、タープを設営する際の支柱となるポールの選び方、ユーザーのイチオシ、エキスパート、編集部が厳選したおすすめ商品を紹介します。DODやスノーピークといった人気メーカーの商品をメインに、伸縮式やキャノピー式、ジョイント式の商品を厳選。メイン・サブ用で長さや太さが異なり、強度や軽さも変わってきます。

タープポールの選び方

それでは、タープポールの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。

【1】メインポールかサブポールかで選ぶ
【2】材質や重さをチェック
【3】ポールの接続方式と収納時のサイズをチェック
【4】先端の形状と抜け止め加工などにも注目

上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】メインポールかサブポールかで選ぶ

タープポールには、一番負荷がかかりタープの支柱となる「メインポール」と、布地を広げるために外側を支える「サブポール」があります。それぞれどのような目安で選べばよいのでしょうか。

メインポール:230~270cm程度

タープは高く張りすぎると風にあおられやすくなり、低すぎるとなかで立ちにくいので居住性が悪くなります。このあたりのバランスで、4m×4m以上くらいのタープのメインポール用にするなら230~270cm程度の長さで、太めのしっかりしたものがいいでしょう。長さ調節可能なタイプなら、寝るときはタープを低くし、就寝中の突風などに備えるのもかんたんです。

ただ、小型タープを張りたいのに、大型タープ用のやたら頑丈なメインポールを使うのはバランスがよくありません。大型タープ用・小型タープ用それぞれに適したメインポールを用意するとよいでしょう。

サブポール:少し短め・細目でOK

サブポール用途なら、少し短め・細目で大丈夫です。サブポールは左右の張り出しの高さ調整や、雨の際にタープに傾斜をつけ、雨水がうまく流れるようにするためにも使います。サブには扱いやすいものを数本用意しておきましょう。

【2】材質や重さをチェック

タープポールの材質は、スチール製かアルミ製、木製が一般的です。

スチール製:価格と丈夫さを求めるなら

出典:Amazon

スチール製は丈夫で安価なものが多いものの、重くなりがちです。また、鉄であることから、錆にも注意が必要です。

デメリットを理解したうえで、とにかく価格と丈夫さを重視という方はスチール製でも問題ないでしょう。

アルミ製:軽量で丈夫、迷ったらこれ一択

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現在は軽量でじゅうぶんな強度を持つアルミ製ポールが主流です。ただ、同じ太さの場合ならスチール製の方が強度が上ですが、強度としてはまったく問題なくメンテナンスも楽です。

また、カラーが豊富なのも魅力のひとつ。テントやタープの色を気にしながらサイト全体をコーディネートしたい方にもおすすめ。

ただ、値段はスチール製と比べ少し高くなりがちですが、迷ったらアルミ製のポールを選ぶとよいでしょう。

木製:デザイン重視派なら

出典:Amazon

木製のタープポールはおしゃれさを演出してくれるデザイン重視のギアととらえるのがよいでしょう。タンカラーのタープやテントを利用している方は、馴染むこと間違いなし。

また、「テーブルやチェアなども木製派」という方にもぴったり。

重量もあり高価なので、その点を考慮したうえで選ぶとよいでしょう。

【3】ポールの接続方式と収納時のサイズをチェック

ポールには大きく分けてジョイント式と伸縮式があります。

ジョイント式

出典:Amazon

ジョイント式は複数のシャフトを継いでいくタイプで、強度が高く直径も均一なので見た目がすっきりします。また、シャフトを継ぐ本数で長さが調節できるタイプもあります。

また、収納するにはいくつかのシャフトを束ねてしまうことができるため、持ち運びサイズが小さくなり、ツーリングキャンプなど収納を重視する方にぴったりです。

伸縮式

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伸縮式は一本のシャフトに何本かのシャフトをしまいこめるように作られていてるため、元のシャフトが太く重くなる傾向があります。

また、プッシュボタンを使うことで先端のシャフトの長さを調節できる機能などを持たせているものもあります。

ただ、伸縮式で長さ調節できるタイプでも、仕舞寸法が1m以上になることもあります。購入時には、自分の車や物置に収まるかどうかも考えておきましょう。

【4】先端の形状と抜け止め加工などにも注目

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普段はあまり意識することがないと思いますが、タープについているハトメの直径は製品によってマチマチです。一般的に大型タープにはしっかりしたポールを接続するためハトメの直径が大きく、小型タープでは細いポールを使うことが多いので、ハトメも直径が小さいのものが使われます。このため、組み合わせによっては、せっかく買ったポールの先端径が合わずに目的のタープで使えないということもありえます。

小型タープだと6mmくらいまでしか入らないこともあるので、細かい点ですが購入時にはしっかり確認しておきましょう。また、ポールの先端形状も同じように見えますが、滑り止めに金属を凸凹に刻むローレット加工が施されていると安心です。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)