ポイント還元事業終了まで残り5カ月! 節約アドバイザーが選ぶスマホ決済3選

「○○ペイ」ですっかりおなじみのQRコード決済。ここ1年で大型店、小型店問わず、QRコード決済を導入する店舗が飛躍的に増えています。しかし、キャッシュレスに不安を感じる人や、なんだか難しそう……と二の足を踏んでいる人がいるのも実状。

現在、経済産業省が実施する「キャッシュレス・ポイント(消費者)還元事業」も2020年6月までと、残すところあと5カ月。各サービス業者が独自に打ち出すお得なポイント還元キャンペーンも含め、「ニコニコ現金払いが一番!」と思ってぼやぼやしていたら、損するばかりなんです!

ということで、「数あるQRコード決済の中で、自分にぴったりのものはどれなのか?」について、“節約のことなら”のエキスパート・和田由貴さんに、うかがいました。

• スマホ決済どれを選べばいい?

初心者が始めやすいものを3つ挙げるなら

1 : PayPay(ペイペイ)
2 : LINE Pay(ラインペイ)
3 : メルペイ

です。

1 : ポイント還元率の高さが魅力「PayPay」

登録ユーザー数が2,300万人を超え、利用可能店舗数も185万カ所を突破した(2019年12月発表)、国内No.1使用頻度のQRコード決済が「PayPay」。「ペイペイ使えます。」と書かれた赤いのぼりが目印で、次から次へとど派手なキャンペーンが打ち出されています。

2月1日～29日の期間中は、「サンマルクカフェ」「すき家」「日高屋」「はなまるうどん」「サーティワン アイスクリーム」「松屋」「吉野家」などの大手チェーン飲食店とコカ・コーラの自動販売機で、「全国6,500店舗以上の有名飲食チェーンで『40%戻ってくる』キャンペーン」を実施(PayPay残高による支払いが対象となり、上限は1回につき500円相当。期間中の合計額は上限1,500円相当)。

さらに、ソフトバンクとワイモバイルのスマホユーザー、Yahoo! プレミアム会員はこの還元率が50%に。ソフトバンク系列のスマホを使っている人は、利用価値がとても高いサービスです。

2 : LINEを使っているなら手軽に始めやすい「LINE Pay」

QRコード決済は初心者だけど、LINEでのやりとりは日常茶飯事という人なら、「LINE Pay」がおすすめ。LINEのユーザーであれば、登録がスピーディです。

「LINE Pay」の特徴は、前月の「LINE Pay」による支払金額に応じて翌月の還元率が変わる「マイカラー」というランク付けがあること。これによって、毎月のポイント還元率が0.5～2%の間で変動。つまり、「LINE Pay」での支払金額が多いほど、お得にポイントを稼げるというわけ。

前月に「LINE Pay」で合計1万円の買い物をすれば、今月の還元率は0.8%。同様に今月も1万円の買い物をすれば、80円分のポイントが戻ってくる計算です。たかが80円? いえいえ、この先、毎月ずっと繰り返されることを考えれば使わない手はありません!

3 : フリマアプリ「メルカリ」ユーザーは「メルペイ」

不用品を手頃な価格で売買できると人気の「メルカリ」ユーザーなら、迷わず「メルペイ」の登録を。

メルカリでの取引を通じて得た売上金をメルペイ残高として、街のお店での支払いに使用可能。もちろん、銀行口座からチャージして利用することもできます。

今月の購入代金を翌月にまとめて支払う「メルペイスマート払い」を選べば、支払いを翌月に繰り越すことも。さらに、1月24日～1月31日までは店舗での「メルペイスマート払い」によって、支払い額の50%相当がポイント還元されるお得なキャンペーンを実施していました。

「メルカリ」でお得に取引をしながら、「メルペイ」によるポイント還元を受けられると一石二鳥のQRコード決済です。

2020年、さらに高まるキャッシュレス社会で損をしないために、ここで紹介した3つのQRコード決済の特徴を参考にして、お得に賢く節約生活を始めませんか。

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