俳優の桐谷健太と東出昌大が14日、都内で行われたテレビ朝日系新ドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(16日スタート、毎週木曜 21:00~)の完成披露試写会&トークイベントに出席した。

  • 左から桐谷健太、東出昌大

昔ながらの気質で走り出したら止まらない“元体育教師の異色な刑事”仲井戸豪太(桐谷)と、頭脳明晰すぎて逆にズレている“東大卒の頭でっかちな超エリート検事”真島修平(東出)が、仲良く衝突しながら事件に挑んでいく本作。

桐谷は「僕も昨日見させていただきました。スタッフ、キャストが一丸となって全力でやっていて、それが出ていました。回を増すごとにストーリーもみんなの魅力も増していくと実感しています」と力強く語る。

東出が「昨日撮影後に帰って見たんですが、夜中興奮して、キャストとスタッフさんに長文のLINEを送りつけた」と明かすと、桐谷は「巻物みたいでした」とツッコミ。続けて東出は「自分が出ているものを手放しで褒めるというのはちょっと気持ち悪いなと普段思うんですけど、今回1話を見たときに、面白いなと。ぜひ続きも楽しみにしてください」と呼びかけた。

また、ヒロイン役の比嘉愛未が「役柄では、会うとずっとにらみ合って言い合う犬猿の仲なんですけど、実は合間もお話してますよね。ずっと本番のギリギリまでしゃべっているんですよ」と2人の仲を良さを明かすと、東出は「でも昨日も、(演技について)熱をもったお話を一生懸命してるときに、比嘉さんがこっちを見てくれてたんですよ。俺ら、そうとうカッコよく映ってるんだろうなって」と反応。

これに対して、桐谷は「何を言うてんねん、お前、急に(笑)。ホンマに真島みたいになってる」とツッコんでいた。

過去には2015年公開の映画『GONIN サーガ』で共演した桐谷と東出。桐谷は「東出はまだ2年ぐらいで、まだ右も左も分かっていない部分もあったんですが、すごく心根の優しい子で。すごい心づかい、気配りができます」とし、「身長さえ僕より低かったら、ずっと頭をなでなでしてると思います」と笑顔。

そして東出が「僕が撮影現場に赴いていないシーンを見たときに、桐谷さんはこういう幅のあるお芝居をなさっていて、こうやって物語に説得力を持たせてくださったんだ。やっぱりすげえな、この先輩って。W主演とは言われつつも、桐谷さんに頼りつつ、向こうを張れるように頑張りたいです」と言うと、桐谷は「うれしいです」と喜んでいた。

完成披露試写会にはその他、磯村勇斗、今田美桜、柳葉敏郎、風間杜夫、脚本の福田靖氏も出席した。

  • 桐谷健太
  • 東出昌大
  • 比嘉愛未
  • 磯村勇斗
  • 今田美桜
  • 柳葉敏郎
  • 風間杜夫
  • 福田靖
  • 左から今田美桜、柳葉敏郎、比嘉愛未、桐谷健太、東出昌大、風間杜夫、磯村勇斗、福田靖