俳優の高橋光臣、元ラグビー日本代表の齊藤祐也、大西将太郎が13日、都内で開催された「WOWOW×iTSCOM presents ラグビーイベント」にてスペシャルトークショーに登場。高橋は出演した日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』が、ラグビー人気の盛り上がりを助けたことについて「少なからず何か貢献できた部分はあるのかな」と語った。

  • 左から、大西将太郎、高橋光臣、齊藤祐也

    左から、大西将太郎、高橋光臣、齊藤祐也

WOWOWでは、ラグビーの国際大会の中で最も古い歴史を持つ欧州6カ国対抗戦『シックス・ネーションズ』全15試合を、2月1日~3月14日にかけて生中継する(開幕戦無料放送)。大学生までラガーマンとして活動していた高橋は、昨年に開催され日本がベスト8に進出した「ラグビーワールドカップ2019」について「日本が快進撃を続けて、勝ち上がるっていうのは、ラガーマンながらも思っていなかったんですよ、実際」と回想した。

さらに、「『アメフトとラグビー、何が違うの?』っていう質問ばっかり、今まで受けていたんですけど、それがなくなるんじゃないかと。『ラグビーはこういうものだ』っていうことを、示せた大会だったんじゃなかったかな」とも話した。

トークショー後の囲み取材で、改めて『ノーサイド・ゲーム』の反響を聞かれると「周りの方が"『ノーサイドゲーム』というドラマがあったから、ワールドカップもすごく見やすかった。ルールも分かりやすかった"ということを言ってくださったので、少なからず何か貢献できた部分はあるのかな」と満足げな表情を見せた高橋。齊藤は同作の撮影現場での高橋の様子について「ドラマの中で、キャプテン役だったんですけども、グラウンドの外でもキャプテンでした。過ごす時間も長かったですし、ラグビーシーンは本気でぶつかって、本気でみんなやっていたんです。その中で、どんどんキャプテンシーが出てきて、本当のキャプテンだなという風に、頼ってました」と高橋を称賛した。

一方、高橋の高校の先輩である大西は「以前、高橋くんと一緒に出たイベントとか、お客さんがすごく少ない時とかもあった」としつつ「彼の知名度というところもあると思うんですけど、これだけたくさんの人が集まってくれて本当にうれしく思います」と、大勢の人が詰めかけた会場の盛り上がりに笑顔を見せる。これを受けた高橋は「あの時、10人いなかったですよね? そんなときがあったんですよね」と感慨深げに頷いていた。