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【この記事のエキスパート】
文房具ライター&ブロガー:猪口フミヒロ
文房具好きが集まる朝活コミュニティ:文房具朝食会@名古屋の主催者。
2009年からブログ『本と文房具とスグレモノ』を毎日更新し続ける文房具ライター&ブロガー。
『文房具屋さん大賞』で特別コメンテーターを務める日本でも有数の文房具通。
東海地区を中心に文房具をベースにした活動を精力的に展開するサラリーマン。
愛知県岡崎市に在住。
文房具ライターの猪口フミヒロさん監修のもと、セロハンテープのおすすめ商品と選び方をご紹介します。小学校で使える子供向けの小さいサイズや業務用の大きいサイズ、粘着力の高い強力セロハンテープなどを厳選しました。素材や種類ごとの特徴も比較して選んでみましょう。ユーザーの口コミも要チェック!
文房具ライターに聞いた
セロハンテープの選び方
文房具ライターの猪口フミヒロさん監修のもと、セロハンテープの選び方をご紹介します。ポイントは以下です。
【1】材質(セロハン or OPP)
【2】テープ幅とサイズ
【3】デザインや色
【4】機能性
それぞれ詳しくみていきましょう。
【1】「セロハン」or 「OPP(ポリプロペン)」? 素材の特徴から選ぼう
【エキスパートのコメント】
セロハンテープとは基本はセロハン(最近はセロファンと呼ぶ人が多いです)を使っているので、こう呼びます。セロハンはセルロースを加工して作られる天然(植物)素材の透明で膜状の物質です。最近では、そのほかに石油系のOPP(ポリプロピレン製)のタイプも増えてきました。
セロハンを使ったテープは時間が経過すると黄色く変色し、乾燥してボロボロになってしまうため、これを嫌がる人がOPPに移行しているようです。ただし、分解されにくいOPPは環境への配慮を欠いているということで、最近では敬遠されがちですよね。
セロハンかOPP(ポリプロピレン製)を選ぶかは好みですが、貼りつける時間軸(長期間か短期間か)で検討してはいかがでしょうか?
【2】テープ幅とサイズをチェック
セロハンテープの幅は、15mmがスタンダード。ただ、12mmや18mm、24mmなど極細タイプから極太タイプまで幅広いサイズの商品があります。あらゆる作業に使いまわすなら15mmを、細かい作業には12mm、工作には24mmなど用途に合わせて使い分けるのがおすすめです。
また、セロハンテープ本体のサイズ(巻心経)もチェックしましょう。卓上に置いて普段から使いたいときは、普通サイズの大巻タイプを、持ち運びしたい場合にはコンパクトな小巻タイプがおすすめです。
テープカッターを使う場合は、適合するサイズかどうかもチェックしましょう。
【3】デザインや色を選ぼう
色がついていて目立ちやすく、剥がしやすいセロハンテープです。全部で6色あるのでさまざまな用途に使い分けができます。
【エキスパートのコメント】
セロハンテープは戦後封かん用に使われていたように単純作業をするために生まれたもの。そのため、現代の私たちが求めるような華やかさや美しさなどはまったく加味されていませんでした。
しかし、透明のセロハンテープで封かんされたものが郵送されて届くととても味気ない気分になるのは私だけではないはずです。
さらには「透明」ということが逆に不便に感じるシーンがあるはず。透明で見にくいことを防止するために「色モノ」を使ったり、ちょっと華やかにみせるために「柄モノ」を使ったり、そのものが届く相手に優しく気遣いしてはいかがでしょうか?
【4】機能や用途も加味して選ぼう
透明度が高く、貼ると目立たないため、修繕に向いています。上から直接字が書けるので、とても便利ですね。
便利な機能を備えたセロハンテープなら、用途の幅が広がります。例えば、独特の質感のメンディングテープ。アセテートフィルムで出来たメンディングテープは、表面がマットに仕上げられていて上から文字を書けるのが特徴です。
また、ニチバンが発売している「イージーオープン」も注目の機能的な商品。両サイドに粘着剤がついていないのでつまみやすく剥がしやすいのが特徴です。仮止めや細かい作業が苦手な方におすすめです。
【エキスパートのコメント】
私も私の上司も紙に書いて企画を練るのが大好きです。どんどん紙に書いてアイデアを膨らませていくのですが、そんなときに欠かせないのが「メンディングテープ」。
このテープの特徴は、貼りつけるとほとんど見えなくなって、さらには鉛筆でもボールペンでも直接テープの上から字が書けてしまうという画期的なアイテムです。私の共有文房具入れの中には必ずこれが入っています。
さらにはマスキングテープのように貼って剥がせるタイプも市場に出回っています。用途に応じてセロハンテープも選ぶ時代になっているのです。ぜひ、この記事を参考にしてさまざまなセロハンテープに触れてみてください。