シンガーソングライターの米津玄師が作詞・作曲し、アイドルグループの嵐が歌うNHK2020ソング「カイト」の制作風景が、『第70回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:15~23:45)内で放送されることが30日、明らかになった。

  • 嵐、米津玄師

    「カイト」制作風景(phot by 山田智和)

同曲は、「東京2020オリンピック・パラリンピックが開催される2020年」「未来に向けてアスリートやこれからの時代を担っていく若い世代」を応援する楽曲。嵐と米津の6人による対話を経て、レコーディングは米津のディレクションで行われた。

今年の『紅白歌合戦』では、嵐が同曲を初披露するほか、制作風景や対話の模様もVTRで紹介される。前日リハの囲み取材で、嵐メンバーも「めっちゃいい曲ですよ。まだどこにも流れてないので、僕らしか聞いてないと思いますけど、すごく米津君らしい曲になってます」(松本潤)、「NHKさんの本気度を見た」(櫻井翔)と感想を述べていた。

『第70回NHK紅白歌合戦』の3日目リハーサルが30日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、加藤英明チーフプロデューサー(CP)が報道陣の取材に応じた。そこで同曲の話題になり、「立ち上げからご一緒してきて」「昨日も嵐のメンバーがお話されていましたけど、嵐のために、あの楽曲を作り上げるまでに相当な思いを込めて2020年のNHKテーマソングを作って頂いたことは、僕自身としてはすごく感謝しています」とコメント。「来年以降も米津さんと嵐と一緒に『カイト』という曲を盛り上げていきたい」と同曲に込めた思いを語っていた。