大きな節目となるお正月。古くより日本では、家々を守り一年の幸福を授けるため年神様が朝日と共に天から降り各家にやって来るとされています。今回は、2020年最強のサポートが得られる元日の過ごし方をご紹介します。
大福茶で邪気を祓い一年の幸運を
元日と元旦の違いをご存知でしょうか。元日とは1月1日のこと。元旦とは1月1日の初日の出の時間を指します。
元日の朝一番に汲んだその年の初めての水を若水と呼び、邪気を祓うパワーがあるとされています。若水で手を洗った後、神棚がある場合はまず神様にお水をお供えして感謝しましょう。その後は若水でお湯を沸かし、挨拶を済ませたらお茶を家族全員で飲みましょう。若水でいただくお茶は、「大福茶」(おおふくちゃ)といい、邪気を祓い幸せを呼び込むパワーがあるとされています。
栗きんとんは2020年のツキを呼ぶパワーフード
「大福茶」を飲んだ後は、お節料理を楽しみましょう。節句の料理はもともと年神様にお供えするもの。ご利益のある神様のおさがりですから、ありがたくいただきます。
お節料理にはそれぞれ意味があり、縁起がいい食べ物です。田作りは「五穀豊穣」、昆布巻きは「喜びと不老不死の願い」、黒豆は「まめに働く」、数の子は「子孫繁栄」、栗きんとんは「財運」を表します。この中で2020年に最も食べておきたいお節料理は栗きんとんです。2020年は、色と甘いものとの相性がよく、幸運が授かりやすくなります。栗きんとんは、最強のパワーフードです。
初詣には白の下着で
多くの人で賑わう初詣。初詣に行くのでしたら、ホワイトの下着をつけて出かけましょう。浄化作用が強く、サポート運がアップする2020年のラッキーカラーはホワイト。お風呂に入り身を清めてから出かけるのがGOOD。お祈りをするときは具体的なお願い事はできるだけ避け、日ごろの感謝を述べるといいでしょう。感謝の想いが広がり、巡り巡って自分の方へも幸福がやってきます。
2020年は楽しむことで運気がアップする年。境内で屋台が出ているようでしたら甘酒などをいただき、楽しい雰囲気も味わうと福力が厚くなります。名物をいただくのもいいですね。
いかかでしょうか。お正月にしてはいけないとされているのがお掃除です。お正月に掃除をすると年神様もゴミや埃と一緒に出ていってしまうと考えられています。神様が見守る中、ゆとりの時間を使って一年の計画を立てましょう。