近畿日本鉄道は26日、「幸せを運ぶ、きんてつの吊り革」企画を実施し、桜模様を施した五角形の合格祈願吊り革やハート型の恋愛成就吊り革など、特別な吊り革を設置した列車を12月1日から運行すると発表した。

  • 「幸せを運ぶ吊り革」は昨年も設置された

特別な吊り革は、桜模様を施した五角形の合格祈願吊り革(99本)、ハート型の恋愛成就吊り革(3本)、ゴールドの輪の金運招福吊り革(1本)、クローバー型の開運招福吊り革(4本)の4種類を用意。約430編成ある車両のうち、107編成に1編成あたり1本ずつ設置する。目印として、設置車両には窓にシールが貼り付けられる。

沿線の10社寺、安倍文殊院(奈良県)・宇賀多神社(三重県)・金峯山寺吉野脳天大神(奈良県)・西大寺(奈良県)・信貴山朝護孫子寺(奈良県)・総本山長谷寺(奈良県)・達磨寺(奈良県)・東寺(京都府)・道明寺天満宮(大阪府)・結城神社(三重県)の協力により、大阪府・京都府・奈良県のほか、三重県・愛知県の路線にも実施エリアを拡大。難波線・奈良線・京都線・橿原線・天理線・生駒線・大阪線・南大阪線・吉野線・長野線・名古屋線・山田線・鳥羽線・志摩線で運行されるが、車両運用の都合上、その他の線区を運行する場合もある。設置期間は12月1日から来年3月14日までとなっている。

  • 設置車両の窓に貼られるシールのイメージ

  • 「台紙付記念入場券」イメージ

沿線10社寺の最寄り駅では、「台紙付記念入場券」(160円。各駅300枚限定)と特別な吊り革を模した成就を後押する「後押しダルマキーホルダー」(500円。各駅50個限定)を12月1日から3月14日まで販売。「台紙付記念入場券」を台紙に記載の社寺に提示すると、各社寺にて台紙への社寺記念印の押印と縁起の良い参拝特典がもらえる。