映画『決算!忠臣蔵』(11月22日公開)の公開初日舞台挨拶が22日に都内で行われ、堤真一、岡村隆史、濱田岳、横山裕、石原さとみ、橋本良亮(A.B.C-Z)、寺脇康文、中村義洋監督が登場した。

  • 左から中村義洋監督、寺脇康文、横山裕、岡村隆史、堤真一、濱田岳、石原さとみ、橋本良亮

同作は山本博文による『「忠臣蔵」の決算書』をもとに実写化。赤穂藩藩主・浅野内匠頭の切腹とお家断絶により、筆頭家老・大石内蔵助(堤)は、勘定方・矢頭長助(岡村)の力を借り、リストラに励む。さらに、江戸の庶民による討入りの期待を受けるが、討入りするには9,500万の予算が必要だった。

作品タイトルに合わせ「今年中に決算したいこと」を聞かれた岡村は、「契約問題ですね。ずるずる引き延ばしになっておりました。エージェント契約なのか、はたまた専属契約なのか。それとも今まで通りなのか」と、吉本興業の契約問題に切り込む。「先日、チーフマネージャーからペンを渡されて『書け』と言われたので、保留にいたしました」と明かし、客席も騒然とした。

堤は「絶対記事になるなそれ」と感心し、岡村は「若干狙いました」と告白する。横山から「今年中にするんですか?」と聞かれると、岡村は「ちょっと、ずれ込むかなあと言う感じも。まだ周りの方がどれくらいなのかわかってないものですから。どれくらい、加藤浩次が得したのか損したのか」と答え、横山は「リアルな話ですね〜」と苦笑。岡村はさらに「副社長もすぐそこにいましたからね。『初日おめでとうございます』って、手ぶらで来てはりました」と本日の裏の様子まで説明し、会場では拍手が起きていた。

この岡村の話に、石原は「私は給料制なので、そこの部分、マネージャーさんにお願いしたいと思います」とリアルな"決算"の話をたたみかける。岡村はさらに「歩合にすると送り迎えの車とか来ないとか、僕は今、すごい調べてます」と語り、周囲を驚かせていた。