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【この記事のエキスパート】
フリーライター、小物王:納富 廉邦(のうとみ やすくに)
文化、飲食、メディア、ガジェット、雑貨、伝統芸能など、娯楽全般をフィールドに雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、講演などで活動する。
文具系、カバンなどの装身具、お茶、やかん、ガジェット、小説、落語などに関する著書もある。テレビ「マツコの知らない世界」ではボールペンの人、「嵐にしやがれ」ではシステム手帳の人として出演。
この記事では、小さな文字や近くが見えにくくなってきたら必要になる老眼鏡(リーディンググラス、シニアグラス)の選び方とおすすめ商品を紹介します。ブルーライトカット、軽量、遠近両用などを厳選。男性向けのかっこいい商品、女性向けのかわいい・おしゃれな商品も!
近くが見えにくいなら要注意!
老眼鏡を選ぶ前に確認しておきたいこと
老眼は、加齢によって目のピントを調整する力が衰えてくることから起こります。一般的には40歳前後から進行しやすいといわれていて、進行のスピードには個人差があります。
老眼を放っておくと眼精疲労が原因で、頭痛や肩こり、食欲不振といった体調にも悪影響を及ぼすことがあります。目に異変を感じたら早めに眼科で診断を受けましょう。
また、自分で老眼かもしれないと思っていても、他の病気が原因で視力が低下している可能性はゼロではありません。自己判断せず、まずは眼科専門医で検査をしてもらいましょう。
ぼやけて見えないなら老眼鏡を!
老眼鏡とルーペ、どっちがいい?
細かい文字が見にくいと、ルーペ(拡大鏡)を使用する人も多いようです。ただ、加齢に伴いピントが合わなくなった老眼には、ピントの調節を補助する老眼鏡を使うようにしましょう。
ルーペは、ものを拡大して見るアイテムです。手先を使う細かい作業や小さな文字を読むときには便利ですが、老眼のままつかっても、ピントが合わない限りいくらズームしても見づらさは改善されません。
ポイントをおさえよう!
老眼鏡の選び方
フリーライターで小物王の納富廉邦さんに、老眼鏡を選ぶときのポイントを詳しく教えてもらいました。
ポイントは下記の通り。
【1】度数
【2】レンズの種類
【3】サイズ感
【4】フレームデザイン
【5】眼鏡の形状
【6】レンズの機能
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】自分に合った度数をチェック
老眼鏡も近眼鏡などと同じく、本来は眼科やメガネ店に行って、度数を測定して調整してもらい、それに合ったレンズを作ってもらう方が、よりクリアに見えます。
ただ、初期の老眼は度が進みやすく、また近眼鏡ほど厳密でなくても実際の使用にはさほど問題ないので、ネットで購入することも可能。度は+0.5から+4.0くらいの幅で、0.5度刻みで販売されていることが多いです。
自分に合う度数については、メガネ店に相談するか、度数調整可能なメガネを選ぶのがいいでしょう。
※年齢ごとの大まかな度数の目安は、40歳~45歳で+1.0、45歳~50歳で+1.5、・・・75歳~で+4.5と、5歳刻みで度数が+0.5ずつ上がっていきます。
【2】レンズの種類から選ぶ
老眼鏡には4つのレンズの種類があります。どんなときにかけるのかを想像して選ぶようにしましょう。
近くを見るのに適した「単焦点レンズ」
単焦点レンズは、本や新聞など、手に持ったものを近くで見たいときに役立つレンズです。30センチほどの距離を見るのに適しています。
老眼鏡レンズの中でも比較的お値段が安いため、近くのものが見えにくくなったら、まずは単焦点レンズを選ぶようにしましょう。目への負担も少ないので、普段の生活にひとつあると便利です。
手元と1m離れた距離の両方見やすい「近近両用レンズ」
近近両用レンズは見えにくい手元だけでなく、1mほど離れた距離も見やすいレンズになっています。デスクワークでパソコンを見ることが多い人におすすめのレンズです。
単焦点レンズのようにひとつの距離だけでなく、もう少し遠いところまで見えるので、使い勝手はいいでしょう。あくまでも一定の距離しか見えないので、テレビや景色など遠くのものを見たいときにはおすすめできません。
5mほどの距離まで見える「中近両用レンズ」
中近両用レンズは、手元に近い距離と5mほど離れた距離まで見ることができます。部屋で過ごすときに、新聞も読みたい、テレビも観たいという人におすすめのレンズです。
手元の視野が広くなるので、初めて老眼鏡を買おうか悩んでいる人に人気のレンズです。しかし、遠くを見ることには不向きのため、運転などにはかけないようにしましょう。
遠くも近くも見える「遠近両用レンズ」
遠近両用レンズは、近くも遠くも見えやすいレンズのため1本あれば普通のメガネは必要ありません。近くから遠くまで見えるので、車を運転する人におすすめのレンズです。
遠近両用レンズには2種類あり、遠近のピントがずれない「累進レンズ」と見える範囲が少しせばまる「二重焦点レンズ」があります。どちらにもメリットデメリットがあるため、不安な方はメガネ屋さんに問い合わせてみましょう。
【3】かけ心地の良いサイズ感を選ぶ
顔とメガネの大きさとのバランスがとても大切です。顔と同じか少し小さなヨコ幅で、眉から顎までの長さのおおよそ3分の1程度のタテ幅のメガネフレームがバランスのよいサイズといわれています。
そしてメガネのサイズは、テンプル(つる)に「48□16-132」と書かれた数字で確認できます。この場合、48がレンズ幅、16がブリッジ幅(左右のレンズ間の長さ)、132がテンプルの長さになります。すでに別のメガネをお持ちの方は、サイズを確認してみましょう。お持ちでない場合には、店舗で試着してみるとよいでしょう。
【4】顔の形にあったフレームデザインを選ぶ
眼鏡のフレームデザインは「スクエア」「ボストン」「オーバル」「ウェリントン」の4種類があります。輪郭に合わせてフレームを選んでみましょう。
【顔タイプ別に似合う眼鏡の形】
・丸顔:スクエア型、フォックス型(角があるシャープなタイプ)
・逆三角顔:ボストン型、オーバル型(丸みのあるタイプ)
・四角顔(ベース顔):オーバル型、ボストン型(曲線的なタイプ)
・面長顔:ウェリントン型、ティアドロップ型(縦幅があるタイプ)
【5】眼鏡の形状にも注目
老眼鏡は、見えづらいときにだけ使いたいという人もいるでしょう。そんなときに便利なのが、「折りたたみ式」老眼鏡がおすすめです。コンパクトにカバンにしまっておき、必要な時だけ取り出して使うことができます。また、「マグネット式」なら首から掛けておけるので、失くす心配もありません。
さらに、老眼鏡とは別に眼鏡を使用している人に便利なのが「跳ね上げ式」。用途の異なる2つのレンズを組み合わせて使うことができるので、眼鏡を付け替える手間が無くなります。
【6】レンズの機能にも注目して選ぶ
老眼鏡のレンズには、商品によってブルーライトカット、UVカット、くもり止め、撥水コード、花粉カット、反射防止などいろいろな機能がついています。
パソコン仕事をしている人はブルーライトカットが入っていると、目が疲れにくく疲れ目予防にもなります。また、花粉やハウスダストなどのアレルギーを持っている人は、花粉カットを搭載したレンズにするといいでしょう。
レンズの品質を決める要素には、レンズの軽さ、薄さ、視界の鮮明さなどもあるため、自分が使う頻度や、優先する機能を決めて選ぶようにしましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)