久光製薬の全社大運動会が10月18日、福岡県北九州市小倉北区の西日本総合展示場で開催された。今回の大会は東京2020参画プログラム認証事業として行われ、同日に埼玉県さいたま市のさいたまスーパーアリーナでも大会が行われた。両会場とも800名以上の社員が参加し、東と西の社員が一堂に会した。
開会式では台風19号で被害に遭われた方に黙祷が捧げられ、続いて国家斉唱、社歌斉唱が行われた。開会宣言は、中冨一榮社長が埼玉会場からモニターを通じて行われた。代表社員の選手宣誓が行われ、準備体操としてサロンパス体操が行われた。
大会にはゲストとしてプロゴルファーの宮里藍さんが登場し、会場が大いに賑わった。競技は、大玉送りや10名1組で段ボールを身体に挟んで運ぶ引っ越しリレーのほか、段ボール積み競争、大縄跳びなどが行われた。
車椅子リレーにはゲストとして車椅子バスケの福澤翔さんが登場し、リレー競技にも参加した。最終競技の男女混合リレーでは、各チームの代表選手が出場し全力疾走でコースを駆け抜け会場を大いに盛り上げた。
入賞したチームには、大会委員長よりトロフィーが授与され、ゲスト出演した宮里藍さんと福澤翔さんには、中冨博隆会長から記念品が授与された。東西の会場に分かれて参加した全国の久光製薬の社員たちが全力を尽くし、大会は大いに盛り上がった。
今回のような東京2020参画プログラム認証事業は、東京2020大会を一過性のイベントとするのではなく、できるだけ多くの人が参加し、様々な分野で東京2020大会がきっかけとなって社会が変わったと言われるような大会を目指しており、スポーツだけではなく、文化芸術や地域での世代を越えた活動、被災地への支援など、参加者自らが参加・体験し、未来につなぐものとして認証するプログラムとなっている。