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【この記事のエキスパート】
キャンプ/釣りライター:中山 一弘
青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。
ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。
今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。
キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。
10g以下の軽量リグやルアーをある程度太いラインでも扱えるベイトフィネスは、ブラックバスフィッシングに欠かせないメソッドでトラウトフィッシングでも人気です。専用のベイトフィネスロッドはダイワやシマノなどから多数の種類が販売されています。この記事ではベイトフィネスロッドの選び方とおすすめ商品を紹介します。
ロッドを選ぶ前に
ベイトフィネスのメリットとは
ヤマガブランクス『ブルーカレント 71 ベイトモデル』:
ベイトフィネスは、手返しのよさとパワーが魅力で、実にさまざまな場所で使えるメソッドです。そのため、どのような釣りで利用したいのか目的を明確にしておきましょう。
4lb(ポンド)のスピニングタックルではとても攻めきれないようなハードカバーでも、同じリグを使って8lbラインで攻めることが可能なベイトフィネスはとても強い武器になります。
また、トラウトゲームでのミノーイングでは、スピニングタックルではやりづらいピンポイントキャストなどが決めやすいのもベイトフィネスでの釣りになります。ベイトタックルと軽量ルアーでなにがしたいかを明確にしておくとロッドも選びやすくなりますよ。
釣りライターがおすすめする
ベイトフィネスロッドの選び方
釣りライターの中山一弘さんに、ベイトフィネスロッドを選ぶときのポイントを教えてもらいました。
ベイトフィネスロッドは5~7フィートが一般的
フィールドの状況にあった長さを選ぶ
ベイトフィネスロッドの長さは5~7フィート程度が一般的です。ロッドの長さはよく行くフィールドの環境に合わせて選ぶようにしましょう。
たとえば、飛距離を大事にしたいなら7フィート前後、バーサタイルに狙うなら6フィートクラス、コントロール性を重視するなら5フィートクラスといった具合です。
特にソルトのベイトフィネスをするなら、まずはポイントまで飛ばさないといけないので、ある程度の長さが必要になります。やりたい釣りに合った長さのロッドを選んでください。
扱いやすい軽さを選ぶ
メジャークラフト『弁慶(BENKEI) BIC-65UL/BF』:¥10,405 ( 2020年11月26日時点 )
ベイトフィネスロッドは製品によって重量が異なります。軽いロッドの場合操作性が高く、長時間操作しても疲れにくいのが魅力です。
カーボン製のベイトフィネスロッドは軽量かつ耐久性が高いです。カーボンのグレードが高いと感度が高いため、ルアーの動きを感じやすくアタリを取りやすくなります。ただし、カーボンのグレードが高くなると価格も高くなるので、重視したいポイントで選びましょう。
ルアーにあわせて硬さを選ぶ
ダイワ『ブレイゾン 651LB』:
ベイトフィネスロッドは製品によって硬さが異なります。軽いルアーを使用する場合、ロッドがやわらかいほどルアーの重みを乗せやすく、キャストしやすくなります。モデルによってロッドの硬さが設定されているので、硬さをチェックして選びましょう。
L・M・MLのほか、さらにやわらかいULのロッドもあります。ULロッドは超軽量ルアーの使用にも向いている一方、一般的なルアーでは抵抗に負けて操作性が悪くなるので気をつけましょう。
適合ライン(lb.)で選ぶ
VARIVAS(バリバス) PEライン スーパートラウトエリア マスターリミテッド スーパープレミアム PE 75m 0.15号 4.5lb ネオイエロー:¥3,541 ( 2021年4月2日時点 )
ベイトフィネスロッドに限った話ではないですが、ロッドには適合ライン(lb)があります。
10lb前後まで使えるなら、多少のブッシュの中も攻められるのでブラックバスのカバーゲーム用。6lbぐらいまでならトラウトゲーム用などといったように、ある程度製品を絞ることができます。
使いたいラインの太さを考慮してロッドを選んでいきましょう。
ロッド先端(穂先)のティップを選ぶ
ティップの構造にはソリッドティップとチューブラーティップの2種類があります。それぞれメリットデメリットがあるので、好みで選ぶとよいでしょう。
ソリッドティップのメリットデメリット
シマノ(SHIMANO) 磯竿 ボーダレス 380MLS-T ソリッドティップ仕様:¥33,634 ( 2021年4月2日時点 )
ソリッドティップは穂先にもカーボンやグラスなどの素材が詰まっているものです。
一般的にアジングロッドなどに多く採用されているソリッドティップは、しなやかで強度があるのがメリットです。しかし、仕掛けやルアーを細かく操作するのが苦手というデメリットがあります。
チューブラーティップのメリットデメリット
アブガルシア(Abu Garcia) バスロッド ベイト ホーネットスティンガープラス HSPC-694ML-BF モバイルロッド バス釣り 釣り竿 ベイトロッド パックロッド 4ピース ベイトフィネス:¥14,699 ( 2021年4月2日時点 )
チューブラーティップはロッド本体から先まで中身が中空構造になっているものです。
手元に伝わる感度がダイレクトで、張りが強く細かな操作に向いているのがメリットです。しかし、強度という観点でソリッドティップに劣るのがデメリットです。
そのためショートバイトでも素早くフッキングさせたい方はこちらを選ぶとよいでしょう。
メーカー・ブランドで選ぶ
ベイトフィネスロッド選びに迷ったら、メーカーごとの特徴を知るのもよいでしょう。ベイトフィネスロッドをリリースしているメーカーごとの選び方を解説します。
DAIWA(ダイワ):使い勝手のよいモデルがラインナップ
ダイワ『万能振出ルアーロッド モバイルパック 665TMB』:¥11,162 ( 2020年11月26日時点 )
日本の釣り具メーカーであるDAIWA(ダイワ)は、幅広いジャンルのロッドを取り扱っているのが特徴です。ベイトフィネスロッドも、幅広く使えるもの、レーシングモデルなど重視したいポイントに合わせた製品がそろっています。
超弾性チタン合金や高密度カーボンなど、操作性や使い勝手のよさが光る素材を採用しています。また、折りたたみ可能で持ち運びしやすいなど、使い勝手のよい機能もそなわっています。
SHIMANO(シマノ):専門性の高いモデルが豊富
シマノ『ゾディアス 164L-BFS』:¥20,790 ( 2020年11月26日時点 )
SHIMANO(シマノ)もダイワと肩を並べる日本の釣り具メーカーです。ベイトフィネスロッドはバス、トラウト、フライフィッシング別に専門的なロッドがそろっているので、自分の釣りシーンや狙いたいものに合わせたぴったりのロッドが選べます。
3層構造のカーボン素材のスパイラルXコアや、リールのねじれを防ぐハイパワーXなど、高いテクノロジーが搭載されています。
AbuGarcia(アブガルシア):レベルに合わせて選べる
AbuGarcia(アブガルシア)はスウェーデンのフィッシングツールブランドです。ベイトフィネスロッドは、専用のものから幅広く使えるものまでそろっています。また、手にしやすい価格でいろいろなシーンにも使えるロッドも多く、価格で選びたい人にも向いています。 初心者から上級者まで、自分のレベルに合わせたロッドも選びやすいです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)