アイドルグループ・TOKIOの松岡昌宏が10日、都内で行われた主演のテレビ東京系新ドラマ『死役所』(10月16日スタート 毎週水曜 24:12〜)の製作発表に、黒島結菜、清原翔、松本まりか、でんでんと共に登場した。

  • 前列左から黒島結菜、松岡昌宏、でんでん。後列左から清原翔、松本まりか

同作はあずみきしによる同名人気漫画の実写化作品。この世を去った者たちが最初に訪れる、あの世の市役所ならぬ「死役所」で、次から次へと現れる死者に「お客様は仏様です」 と慇懃無礼な態度で対応する職員シ村(松岡)が、訪れる死者と対話していく。

「今回、今までバラエティだった枠をドラマの枠にしようということを聞きまして、第1弾のお話をいただきました」と振り返った松岡。これまでにあまり演じてこなかった役柄だが「やったことのないものだからこそ何やってもいいだろうみたいなところがあった」と語る。自分の死が受け入れられず死役所に居座る女子大生を演じる黒島は「お芝居をする中でも私自身がいろいろ考えたような役だったので、すごく良い経験になった。お芝居は難しかったですけど、それでも楽しく頑張って演じました」と同作への印象を表した。

役作りにこだわったという松本は「絶対に笑ってはいけない役なので、今日もなるべく笑顔が出ないように。すぐ笑ってしまうので、笑顔の写真を撮られないように」と言いつつも、そのせいで笑いが止まらなくなってしまった様子。顔を覆って自分を保つ松本に、松岡は「別にいいんじゃないの?」とつっこんでいた。

作品にちなんで「これまでの人生で出会った、仏のような人」について聞かれると、松岡は「こないだお仕事で瀬戸内寂聴さんとお会いして、仏様みたいでした。うちのジャニーさんは仏様になっちゃいましたから」とブラックジョークで応じる。さらに「清原は、飲むと尾崎豊を歌います」と暴露。清原は「ちょっとそれは秘密かもしれないですね」と動揺しつつ、「ふだんはローですけど、そういうときに内に秘めた思いが溢れてしまう」と明かした。

また「生まれ変わったら何になりたいか」という質問には、松岡が「テレビ東京のプロデューサーですね。楽しそう」と意外な回答で、スタッフらもざわめく。「社風ですよ、社風。普通だったら、会見ならピシッとした格好してくるんですよ。これがテレ東なんですよ。ラフでいいなと思って」と、プロデューサーの格好をいじっていた。