京阪電気鉄道は18日、鴨東線開通と8000系誕生から30周年を迎えることを記念し、8000系に30周年記念ヘッドマークを掲出するほか、30周年記念クイズラリー、記念グッズの販売会、30周年記念スタンプラリーなど記念イベントを行うと発表した。

  • 鴨東線開通当時の様子

1989(平成元)年に開通した鴨東線は三条~出町柳間を結ぶ約2.3kmの路線。鴨東線の開通に合わせて8000系が新造され、1997~1998年にダブルデッカーを増結し、2017年8月から座席指定特別車両「プレミアムカー」を連結するなど、現在も京阪電車を代表する車両のひとつとして活躍している。京阪電気鉄道は今回の記念イベントをはじめ、30周年を迎える鴨東線と8000系の魅力を発信していく。

8000系に掲出される30周年記念ヘッドマークは、京阪線を走る8000系と鴨東線開通30周年の記念デザインをあしらった。京阪線にて9月21日から10月6日まで運転される。

  • 8000系に掲出される30周年記念ヘッドマーク

記念グッズの販売会は10月5~6日10~16時、出町柳駅の叡電口改札口連絡通路にて開催。鴨東線開通と8000系誕生30周年を記念した新商品をはじめ、京阪電車オリジナルグッズを販売する。販売品目は駅名マグネット2種類(1枚300円)、キラ鉄ファイル2種類(1枚400円)、8000系誕生30周年記念パスケース(1,000円)、鴨東線開通&8000系誕生30周年記念手ぬぐい(1,700円)など。それぞれ数量限定販売となる。

30周年記念クイズラリーは10月5~6日に開催。鴨東線・叡山電車の4駅(三条駅・神宮丸太町駅・出町柳駅・叡山電車 八瀬比叡山口駅)で9~15時にクイズを掲出し、全問正解した人に先着で「京阪電車オリジナルキーホルダー」を進呈する(なくなり次第、配布終了)。ラリーシートは9月28日以降、京阪線各駅(鋼索線を除く)で配布される。

  • 鴨東線開通&8000系誕生30周年記念手ぬぐいと、京阪電車オリジナルマスキングテープ

30周年記念スタンプラリーは前期(2019年10月5日から2020年1月10日まで)・後期(2020年1月11日から2020年3月29日まで)に分けて開催。京阪線の4駅(淀屋橋駅・三条駅・神宮丸太町駅・出町柳駅)にスタンプを設置し、すべてのスタンプを集めた人に「京阪電車オリジナルマスキングテープ」を進呈する(なくなり次第、配布終了)。マスキングテープのデザインは前期・後期で異なるとのこと。スタンプシートは9月28日以降、京阪線各駅(鋼索線を除く)で配布する。