クリエイティブエデュケーションは9月10日、子どものいる40代以上の保護者を対象とした「子育て・教育での後悔」に関する意識調査の結果を発表した。同調査では、子育てで後悔したことややり直したいことなどを尋ねた。
子育ての中で後悔をしたことはあるか尋ねると、70.5%が「はい」と回答。具体的には、「コミュニケーション」が33.0%と最も多く、次いで「勉強」が24.7%、「過保護にしすぎた」が20.2%、「周囲環境」が8.2%、「食事」が5.9%となった。同調査では「(子どもの)将来に大きく関わってくるコミュニケーションといった社会的スキルや勉強面、しつけなどに後悔している人が多い」と分析している。
後悔したきっかけを聞くと、「熱中する趣味がない」が29.4%でトップ。以下、「受験失敗」が15.5%、「引きこもった」が7.1%、「定職に就かない」が6.9%と続いた。
一方、やり直したいことは、「様々なことに挑戦させる」が最も多く43.3%。次いで「家族の時間を多くとる」が20.8%、「熱中できる習い事を一緒に探す」が9.4%、「塾に通わせる」が7.2%、「外で遊ばせる」が6.3%となった。
子どもへの希望として、資格取得や手に職をつけてほしいと答えた保護者は93.5%。理由としては、「自分の力で生きていける」が62.9%と圧倒的に多く、次いで「将来安定する」が21.0%、「資格によっては重宝される」が12.0%、「収入が良い」が2.6%と続いた。
子どもを専門的な道に進ませるため必要だと思うサポートは、1位「学習環境の整備」(32.3%)、2位「保護者のサポート」(25.5%)、3位「金銭」(24.0%)、4位「塾・スクール」(14.1%)となった。