日本オリンピック委員会(JOC)はこのほど、9月14日に東京都新宿区にオープンする「日本オリンピックミュージアム」を公開した。

  • 9月14日にオープンする日本オリンピックミュージアム

    9月14日にオープンする日本オリンピックミュージアム

ミュージアムは2階建てで、1階は「ウェルカム・エリア」としてワークショップや企画展を行うスペースで、大型ビジョンや展示スペースを備える。ウェルカムボードには、小中学生がワークショップで作ったオブジェが壁面に並び、天井や家具には1964年の東京大会で記念に植えられた木材が使用されている。

  • g,ワークショップで製作されたオブジェが並ぶ

    ワークショップで製作されたオブジェが並ぶ

  • ワークショップなどの企画が行われるスペース

    ワークショップなどの企画が行われるスペース

2階は、「エキジビション・エリア」でオリンピックを学び、体感できるスペースとなっており、過去に使われた歴代の聖火リレートーチや、1964年の東京大会で日本代表が着用したブレザーなどが展示され、競技を体験できるコーナーも備える。

  • 歴代の聖火リレートーチが展示されている

    歴代の聖火リレートーチが展示されている

  • 1964年の東京大会の赤いブレザーが展示されているスペース

    1964年の東京大会の赤いブレザーが展示されているスペース

  • オリンピック競技の体験コーナー

    オリンピック競技の体験コーナー

この日は、1階のウェルカムボード製作のワークショップに参加した小学校の生徒が見学に訪れ、オリンピアンの陸上競技の澤野大地選手、リュージュの小口貴久氏、新体操の田中琴乃氏がミュージアムの説明や体験コーナーのサポートを行った。

  • ワークショップに参加した小学生を迎え入れるオリンピアン

  • 競技の体験コーナーにチャレンジ

    競技の体験コーナーにチャレンジ

また、ミュージアムのユニフォームをデザインしたデザイナーのコシノヒロコ氏が会見に登場し、コンセプトなどを説明。「今回のイメージはグレーで、周りの色に対して邪魔にならない色を選んだ。アクセントにオリンピックカラーを使っている」と話した。

  • ミュージアムのユニフォームとデザインしたコシノヒロコ氏

    ミュージアムのユニフォームとデザインしたコシノヒロコ氏

オープンの9月14日から12月25日までは、1階のウェルカムサロンで「日本のオリンピックを創る~東京2020オリンピック・パラリンピック~」の企画展が開催され、9月20日まではグランドオープンスペシャルウィークとして、東京2020大会の入賞メダルが展示される予定となっている。

  • 9月20日まで展示される東京2020大会の入賞メダル

    9月20日まで展示される東京2020大会の入賞メダル

  • 東京2020オリンピック・パラリンピックの聖火リレートーチ

    東京2020オリンピック・パラリンピックの聖火リレートーチ

ミュージアムの営業時間は10時~17時(最終受付は16時30分)で、休館日は月曜日。2階エリアは有料で、一般が500円、65歳以上が400円、高校生以下は無料となる。