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【この記事のエキスパート】
料理研究家、野菜ソムリエプロ:葉山 ひより

料理研究家、野菜ソムリエプロ:葉山 ひより

都内の自宅サロンで「料理教室ククアターブル!」を主催。旬の食材を大切に、手軽に作れる家庭料理を紹介しています。

生徒さんが自宅へ帰ってからの再現性が高いのが特徴です。調理をしながら、便利なキッチングッズも多数紹介。主婦目線の、使い勝手が良い、時短につながるキッチングッズやおしゃれでモチベーションが上がるキッチングッズなどを使いながら、楽しく、負担なく、効率よく調理ができるコツを伝えています。

ご家庭でも外で食べるような美味しいご馳走が手軽に作れること、それが健康にもお財布にも優しいことで、家庭での台所の自由度を増してもらえればと願います。

メディアでは、読売新聞(栃木版)、世界文化社「家庭画報Home」、「わかさ」、「スキンケア大学」などにレシピ掲載、日本テレビ「ヒルナンデス!」出演。


クッキーやタルトなどのお菓子作りやパン作りに便利なめん棒。生地を均等な厚さに伸ばしたり、ナッツや野菜をたたいて砕いたりするときにも活躍します。長さ、太さ、素材の種類もさまざまあるので、選び方を参考に使いやすいタイプをみつけてみましょう!

タイプや材質をチェック!
めん棒の選び方

出典:Amazon

料理研究家の葉山ひよりさんへの取材をもとに、めんぼうを選ぶときのポイントをご紹介します。

【1】用途や好みに合わせてタイプを選ぶ
【2】作りたい生地に合わせて太さと重量を選ぶ
【3】材質の特徴を知って選ぶ
【4】均等に伸ばすならガイドつきがおすすめ
【5】生地の量に合わせての長さを選ぶ
【6】お手入れ・収納方法もチェック!

上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】用途や好みに合わせてタイプを選ぶ

めん棒は大きくわけると、日本式と西洋式の2種類があります。それぞれの特徴を説明しますので、選ぶときの参考にしてください。

【エキスパートのコメント】

どんな用途でめん棒を使いたいですか? パン作り、お菓子作り、うどん作り、点心作りなど、さまざまな用途がめん棒にはあります。

まずはじめに、作りたいものに適した材質のめん棒を選ぶことが大切です。めん棒の材質も木製、プラスチック製、ステンレス製などさまざまです。いろいろな用途で使いたい場合には万能タイプのめん棒を。

また、一時的に必要で今後使うかどうかわからないような場合であれば、価格を重視して選ぶのもいいでしょう。

微調整ができる「日本式」

出典:Amazon

日本式の特徴は、力を込めて生地を伸ばせること。そばやうどんなどのコシが強い生地を伸ばすのに適しています。また、お手入れがしやすく値段も手頃なので手に入れやすいです。

ただし、西洋式よりも回転させにくいのが難点。日本式のめん棒はシンプルな形状をしているので、収納しやすく、マッサージ用としても使えます。

らくに生地が伸ばせる「西洋式」

西洋式の特徴は、回転させやすいこと。両サイドにハンドルがついているのでローラー式とも呼ばれます。スムーズに回転させられるので、生地を均等に伸ばすことに集中できるのも西洋式の特徴。

手軽に生地を均等に伸ばせるので、クッキーやパイを作るのに適しています。ハンドルがついているので使いやすいですが、力の微調整がむずかしいです。

【2】作りたい生地に合わせて太さと重量を選ぶ

出典:Amazon

めん棒を選ぶときの大切なポイントは、サイズです。作りたい生地によってサイズを選ぶ必要があります。クッキーやパイなどのお菓子作りに適したサイズは、36~45cm前後。

そばやうどんに使うのなら、生地の量によってサイズが変わります。1kgぐらいの生地なら75~90cm前後のサイズ。

まためん棒の重さも重要で、ある程度の重さがあれば体重をかけなくても自然と生地を伸ばせます。

【エキスパートのコメント】

自分の手のサイズに合う太さ、使いやすい重さで選ぶことが大切! めん棒を転がしてみて、手の平にしっくりなじむサイズがあります。太すぎても細すぎても生地を伸ばしづらいです。

一方、重さは軽すぎれば余計な力が必要で、重すぎると扱いづらくなります。ちょうど動かしやすい適度な太さ、扱いやすい適度な重さのめん棒を選びましょう。

【3】材質の特徴を知って選ぶ

めん棒に使われている材質はいろいろです。おもに5種類の材質を取り上げて、それぞれの特徴を解説しますので参考にしてください。

【エキスパートのコメント】

材質は木製、プラスチック製、ステンレス製などさまざまあり、それぞれに特徴があります。

木製は、軽くて手軽に使える点でオールマイティーなめん棒です。菓子作り、パン作り、うどん作り、点心作りなど幅広い用途に使えます。

また、プラスチック製は、生地がくっつきにくいというメリットがあるため、パン作りに向いています。ステンレス製は、適度な冷たさがあるのが特徴で、バターを挟み込むパイ生地、クロワッサン生地作りに向いています。

おもになにをつくりたいかで材質から選ぶことをおすすめします。

幅広く使えて、安くて丈夫な「木製」

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「木製」のめん棒はリーズナブルなので、はじめて購入する方に向いています。丈夫なのが特徴で、クッキー、パン、そば、うどんなどいろいろな生地づくりに使えて便利です。

ただし生地が張りつきやすいので、かなりの量の打ち粉が必要になります。またお手入れも手間がかかり、カビが発生しないように使用後はしっかり乾かして収納してください。

冷やして使うとクッキーやパイ生地がベタつかない「大理石製」

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生地がくっつきにくいのが「大理石製」です。表面がツルツルして、ひんやり冷たいので生地を冷やしながら伸ばせるのが特徴。バターをたくさん使うクッキーやパイ生地などに使えます。

ベタつきがちな生地を伸ばすときに便利なのが大理石製。そのままでも使えますが、冷蔵庫で冷やすと使える幅が広がってより便利になります。

手入れがらくで衛生的な「金属製」

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「金属製」のめん棒も大理石製のような冷たさがあります。やはり冷蔵庫で冷やしてから使用すると、使い勝手がさらに上がるでしょう。バターの量が多い生地はベタつくので、金属製のめん棒を使うとスムーズに伸ばせます。

また金属製はかんたんに洗えるため、使ったあとのお手入れがらくです。しかも衛生的なので、ヘルシーなめん棒を探している方に向いています。

パン生地にもってこいの「プラスチック製」

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「プラスチック製」はパン生地やクッキー生地を伸ばすときに選びます。ただしパン生地の場合は、表面がツルツルのものではなく、小さな凹凸があるものを選んでください。凸凹部分が生地に当たると、空気が抜けて均等に伸ばせます。

ツルツルのめん棒はクッキー生地に向いています。生地にあとがつかないので、きれいなクッキーができあがるでしょう。

お手入れ簡単で初心者に向いている「シリコン製」

初心者に向いているのが「シリコン製」です。シリコン製のめん棒は表面がとてもなめらかで、バターなどのくっつきやすい素材の生地もスムーズに扱えます。めん棒に慣れていない方にも使いやすいのが特徴。

シリコン製のめん棒には食洗機で洗えるものもあり、お手入れのしやすさもポイントです。カラーバリエーションも多いので、好みのデザインを選べます。

【4】均等に伸ばすならガイドつきがおすすめ

出典:Amazon

めん棒で均等に生地を伸ばすのは、ある程度の経験が必要です。慣れていない方や均等に伸ばすのが苦手な方には、ガイドつきのめん棒を選びましょう。めん棒の両端にリングやダイヤルをつけ、一定の厚さに伸ばせます。

生地の厚さを調節できるガイドがあれば、さまざまな生地をかんたんに伸ばすことも可能です。調節可能なガイドがあれば、作る生地の幅も広がります。

【5】生地の量に合わせての長さを選ぶ

どんなものを作りたいか、扱う生地量でめん棒の長さを選びましょう。

食パンやピザ生地などの大きめの生地を扱う場合は、35cm前後の長さが使い勝手がよくおすすめです。あんぱんや餃子、ミニタルトなどの小さめの生地を扱う場合は25cm前後が小回りがきき、おすすめです。

また、うどん、クロワッサンなどで大量の生地を扱いたい場合は40cn以上のめん棒を選びます。作りたいものの生地量に合った長さのめん棒を選ぶことで、使い勝手よくお使いいただけます。

【6】お手入れ・収納方法もチェック!

使った後のお手入れの方法や、収納スペースも考えて選びましょう。

水につけておけるか、食器用洗剤を使えるか、乾燥の仕方、衛生的に使えるか、お手入れがかんたんか、なども選ぶポイントになります。また、あらかじめ収納スペースを決めて、それに合わせて収納できるサイズのものを選びましょう。

自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことで、長く使えるお気に入りのめん棒と出合えますよ。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)